最近のコンビニってイートインコーナーがあって店内でも食べられる所が増えて来てますね?
そんな訳で仕事の日はカップ麺を購入してズルズルと食すことがダイエットをサボり始めた今日此の頃は多いのですが、、、
ここで問題になるのが
「残り汁問題」 である。
対応がされているコンビニははザル付きの手洗所があったりして残った食べカスも安心です。
ザルがない場合は(ほとんどですが)その場合
「残り汁はどうしましょう??」 とお聞きします。
すると
「食べ終わったら容器は処分しますよ♪ 食べ終わったら渡して下さい🎶」 という所が9割以上で。。。
「みなさん勝手に処分してます」 と言ったコンビニも1割程度あったが、、、、
お湯のポッドについては、よくよく考えてみるとイートインコーナー無くてもあるよね?
まぁ、店先でしゃがんで食べたり、車の中で食べたりするのでしょうが、、、、、
「残り汁」 はどうするのだらう??
頑張って飲み干すのだろうか?(体に悪そう) 道路の側溝やコンビニの影にジョロッと捨てるのでしょうか(環境に悪そう)
イートインコーナーで食すのは汁物は厳禁という不文律があるのだろうか・・・・?
深夜にイートインコーナーで食する食べ物はパスタじゃなくカップ麺の方が哀愁漂い、しみじみ食せるのだが、、、、、。
え~っと、今回は本の読後感想文ですね。
船を編む 三浦しをん
背表紙のあらすじ
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。
新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。
定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。
そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!
まず、この画面では解りにくいかもしれませんが文庫版の表紙、背表紙の
カバー絵洒落てる!
色合いが良いし、作中に頻繁に出てくる
『用例作集カード』ってなんだよ!! って疑問にも答えてくれてます。
結構長いです。347ページ! ガチの長編です!!
あらすじにも、ある様に辞書の新刊を作るのですが、、、、正直辞書作るのが、それほどまで時間が掛るものとは思わなかった。
と言うより辞書に対して思いを馳せるということは無かったが勿論、誰かが作って居るのだ!
単語を短く的確に意味を伝える仕事があるのだ、、
ましてや辞書のページをめくる際の
「ぬめり感」 に付いて考えた事も無かったけど、確かに辞書をめくる時の
吸い付きやすさ離れやすさは言われてみれば他の本には無い感覚! 目からウロコです。
物語は進むにして加速度を付けて面白くなって行きます! 読むペースも前半4日、後半2日位のペースでした。
後半は早く次へ次へとページをめくりたい衝動に駆られました。
辞書の完成に近づくにつれて盛り上がっていく文章の勢いが気持ちい!!
文中の辞書制作アルバイトになりたい位に物語に入ってしまった♡
何ヶ月か前にTBSラジオ『Session22』でヘルマン・ヘッセの「車輪の下で」を読まずに
どんな内容か推測してみる企画があった時があったが三浦しをんとサンキュータツオ氏が共演していていると、、、
馬締はサンキュータツオか!? と言うくらい既視感が、、、、
東京ポッド許可局~三浦しをん局員が登場!「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」
映画化されてるがサンキュータツオに役者キャリアがあれば案外行けたかも案件です!
(私的には惜しい!!)
あまりホメホメだけで終わるのは何でもイチャモン付ける当ブログらしく無いので一応、、、。
最初の辺りで主人公馬締(まじめ)さんが何故言葉に精通して居るのかのプロフィール的表現が欲しかったのと
2章の終わりに馬締さんが童貞を卒業するシーンではヒロイン香具矢さんが、ついさっきまで手紙を恋文と知って
顔を赤らめていたのに数ページ後には馬締の童貞奪いに部屋に乗り込んで来るのだが、、、、。
ここの心理描写がこの章は馬締視点だが想像させる表現があっても良かったかも?
後、馬締の一人称の「俺」は最後まで違和感、、、「私」「僕」「自分」のイメージ。
過去記事
2015.11.07
木暮荘物語 三浦しをん
追伸
GW始まりました。私の住む浜松市では「浜松まつり」なるものが行われるのだが、、、、、
調子に乗った酔っぱらいを相手にするのが非常に憂鬱。。。
本当に人に迷惑を掛けない祭りに改善していって欲しい