大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

峨眉山から成都へ

2020年11月17日 | 中国の旅

五顕崗から峨眉山バスセンター(峨眉山旅遊客運中心)
へは20分程だった。
售票処(切符売場)に入ると次の成都行きは10分後の13:00。
窓口で切符を買おうとすると自販機で買えと
促されてしまった。
パスポートじゃ買えない、と言おうとしたところに

成都行き居ないか!! とおじさんが入って来た。

成都便の客引きか? と思いながら、

はいっ!!成都行きます、と手を上げた。

切符持ってるか?

これから買います!

おじさんに手招きされて、自販機の前へ。

早く買え!もう直ぐ出るぞ!!

いや、外人だから自販機じゃ買えない!

と窓口の女性に向かってパスポートを掲げ
やっと切符を売ってもらえた。

峨眉山旅遊客運中心→新南門客運站は
46元 (736円/2018年は1元16円で計算)。

驚いたことに、私を急かしていたおじさんは
成都行きバスの運ちゃんだった。

▼成都行きバスの切符

ここからのバスは新南門バスターミナル行きで
新南門バスターミナルは錦江の南側に有る。
交通飯店の隣と言う方が分かりやすいかな。
最近錦江のことを南河というみたい…。

13:03、乗客3人を乗せたバスは
3分遅れで峨眉山バスセンター発車した。

乗客が3人でも時間が来ると発車するのか。
中国も変わったなぁ…。

と、感心していると、20分程走って停まった。
見れば城北バスターミナル(城北客運站)。
ここで峨眉山発成都行きは満席になった。

▼城北バスターミナル

城北バスターミナルを13:40に発車したバスは
一路新南門へ。
高速に乗って14:05青衣河を渡った。
青衣河は楽山大仏に向かって流れ込む
大渡河の支流だ。

何故、初めての地で青衣河と判ったのかと言えば
運転席の後ろに陣取ったおじいちゃんが
ずっと運ちゃんに話しかけ、あれはなんだ、
この川の名前はなんだと聞きまくっていたから。
気のいい運ちゃんはずっと観光案内しながら
運転していた(笑)。

▼青衣河

城北バスターミナルから新南門バスターミナルまでは
ノンストップで約2時間20分だった。
峨嵋山バスターミナルからだと待ち時間含めて3時間。
やっぱり高鉄の方が早くて便利だ。