五顕崗から峨眉山バスセンター(峨眉山旅遊客運中心)
へは20分程だった。
售票処(切符売場)に入ると次の成都行きは10分後の13:00。
窓口で切符を買おうとすると自販機で買えと
促されてしまった。
パスポートじゃ買えない、と言おうとしたところに
成都行き居ないか!! とおじさんが入って来た。
成都便の客引きか? と思いながら、
はいっ!!成都行きます、と手を上げた。
切符持ってるか?
これから買います!
おじさんに手招きされて、自販機の前へ。
早く買え!もう直ぐ出るぞ!!
いや、外人だから自販機じゃ買えない!
と窓口の女性に向かってパスポートを掲げ
やっと切符を売ってもらえた。
峨眉山旅遊客運中心→新南門客運站は
46元 (736円/2018年は1元16円で計算)。
驚いたことに、私を急かしていたおじさんは
成都行きバスの運ちゃんだった。
▼成都行きバスの切符
ここからのバスは新南門バスターミナル行きで
新南門バスターミナルは錦江の南側に有る。
交通飯店の隣と言う方が分かりやすいかな。
最近錦江のことを南河というみたい…。
13:03、乗客3人を乗せたバスは
3分遅れで峨眉山バスセンター発車した。
乗客が3人でも時間が来ると発車するのか。
中国も変わったなぁ…。
と、感心していると、20分程走って停まった。
見れば城北バスターミナル(城北客運站)。
ここで峨眉山発成都行きは満席になった。
▼城北バスターミナル
城北バスターミナルを13:40に発車したバスは
一路新南門へ。
高速に乗って14:05青衣河を渡った。
青衣河は楽山大仏に向かって流れ込む
大渡河の支流だ。
何故、初めての地で青衣河と判ったのかと言えば
運転席の後ろに陣取ったおじいちゃんが
ずっと運ちゃんに話しかけ、あれはなんだ、
この川の名前はなんだと聞きまくっていたから。
気のいい運ちゃんはずっと観光案内しながら
運転していた(笑)。
▼青衣河
城北バスターミナルから新南門バスターミナルまでは
ノンストップで約2時間20分だった。
峨嵋山バスターミナルからだと待ち時間含めて3時間。
やっぱり高鉄の方が早くて便利だ。