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レースを二週間後に控え
山中湖へ遠征するムスメのために
(と、書くとなんだかえらく仰々しいが)
早朝から珈琲を落とす父親。
昨日、たくさんの方に美味しいと
おっしゃっていただいて
すっかり気分はバリスタ?
いや、それよりも
かいがいしくアシストしていたムスメへの
感謝の気持ちなのかもしれない。
対するわたしは眠気に朦朧としつつ
お相伴にあずかり、
ムスメを送り出し、
しばしうつらうつらしたのち
ふらふら起き出す。
さあ、今日はなにしよう?
の時点で、朝9時。
ミンカ、いこうか!
マリアちゃん連れてってあげるのの
下見ね!
と、だんなさま。
・・・だいぶ言い訳っぽいが。
勇んで出掛ける。
北鎌倉まで一時間はかからない。
あとひと駅、というところで
「ざんねんなお知らせです。
到着時間が早すぎました。」
というわけで、
本日のスタートは
石かわ珈琲さんから。
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中深入りのあじさいブレンド。
軽やかさもある酸味、
そうはいっても土台はしっかり。
きたかまロールはふんわりしっとり
卵と粉の味わいがあたたかい。
居心地のよいお店に
少し未練のこしつつ
本命の開店にあわせて退出。
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今度はゆっくり来ます。
線路の反対に出て、しばし歩く。
相変わらず、隠れるように
佇む目印。
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お目当ては、お弁当箱。
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少し時間かかりますよ、と
お店のひと。
あのおいしさのためになら、待てます。
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夏野菜をふんだんに使ったおかず。
焼きナスときゅうりのサラダには
クミンが入って香りよい。
ぱりぱりの春巻き。エリンギがおいしい。
カウンターで、お店の人が
くるくる働いているのを
見ているのが楽しい。
ついたてのむこうで、
店主(華奢な女性)が操るフライパンの
先の方だけ見えるのもおもしろい。
途中、道に迷ったとおぼしき客から
電話があったが、
えーっと、なんていったらいいかしら、
などとのんびりしてる応対。
隠れ家的というより
隠れたがり屋なのかもしれない。
食後にお茶も飲んで、ゆっくりしてから
鎌倉まで歩く。
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線路わきの花はもう、秋の風情。
八幡さまの界隈までくると
さすがに人が多くなる。
小町通は相変わらず
ひとにぶつからないで歩くのは
とても難しい。
5月に焙煎豆をわけていただいた
カフェBeeさんは
とても長い夏休み中だった。
せっかくなので
さらにカフェ梯子。
ヴィヴモン・ディモンシュ
舌を噛みそう。
そして、何回きいても
意味を忘れるので
今回は日記のタイトルにしてみた。
日曜日が、待ち遠しい。
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本日最初の、行列。
前の二つは、開店同時だったので。
パナマを注文。南国フルーツみたいな
甘い香り。すごいなぁ、ほんとに。
お店のなかには、小さな子を連れた
若い家族も目立つ。
すぐとなりには、ボーネルンドもあるしね。
和菓子好きなムスメに、うさぎまんじゅうを買って帰路につく。
この週末もよく遊びよく食べた。
また一週間がんばって働こう。