まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

過ぎた日の価値を決めるのは。

2019-08-24 07:09:39 | 日記


第四金曜日は珈琲文明ライブに集まる
というのが
この3月以来のアコギ仲間の習慣
みんな仕事を頑張って終えて
あるいは一旦放置して
白楽まで遠路やってくる
近所のわたしとしては
そんなみんなのために
開場と同時に席を取り
オーダーを済ませるくらいは
やらないとね

今月のライブでは
赤澤マスターの青春の思い出に
まつわる歌や
人生の大きな転機となった事件を
題材にした新曲を聴いた

終わってからサイゼに流れ
高校生みたいにわあわあと
ギターの話や音楽の話を
するのも習慣になってるんだけど

昨夜はそんなラインナップのせいか
いつもとちょっと違う話題も

40年、50年と生きてると
そりゃあまあいろんなことが
起きているわけで
当然のことながらいつも
バラ色の毎日を過ごしてはいない

ただ、楽しいことは発信できても
「どん底」時代を他人に開示するのは
ちょっと勇気がいる

でも、現在の自分が真っ当であれば
過去に起きたことにも価値を見出せる
事件そのものが最悪だとしても
それを経験することが良かったのだ、と
現在や未来から照らして
考えることが出来る

友達がそう話すのを聞いて
尊敬する佐治先生と同じ事を言うので
なんだかとても嬉しくなった

「みんなそれぞれのどん底を歌にするか」
なんてアイディアも出て
わたしならどんな歌になるかなと
ちょっと想像してみたんだけど
ブラック過ぎて聞く人がドン引きな
気もしなくはないな

耐えきれないような悲しみは
小さくちぎって日々の淡々とした流れに
紛れさせて飛ばしてしまうのがいいんだよ
と教えてくれた人がいたけど

その一つ一つを音符にのせて
新しい流れを作ってやるのも
いいかもしれない

そんなわけで
わたしがもらった素敵なギターを
練習する理由がまた増えたんだった

赤澤マスター、
ご一緒したアコギクラブの皆さん
楽しい金曜日の夜をありがとうございました。