
隣町に来てるという友達に誘われ
まずはこないだ訪れた和菓子屋さんへ。
うーんと酸っぱい、と聞いていた
プラムのかき氷、爽やかで素敵。
明日からおやすみだから、と
氷小豆もちょっとずつサービスしてくれた。
わたしたちが氷をしょりしょり食べてると、
常連さんとおもわれる女性がやってきて
保冷バッグにかき氷をテイクアウトするという。
いや、さすがにそれは無理じゃないか?
とおもいながらも
きっとこのひとはここのお店の
大ファンなんだなぁと考える。
これからお店をはじめようとする友達へ
30年お店をやってる大先輩からの
アドバイスは
いかにリピーターを掴むか、
ということについてだったそう。
ほったらかしといても
新規のお客さんがばんばん来るなんて
ことはなくて
一度来てくれたお客さんに
二度、三度、足を運んでもらえる
仕掛けが大事と。
しろーとのわたしが思うに
それはやっぱりモノとヒトの
魅力しかないんじゃないか。
この和菓子屋さんにしても
お菓子のおいしいことはもちろんだけど
訪れるといつも顔いっぱいに
ニコニコして迎えてくれて
そういえばこないだおじょうさんも
来てくれて、などとこちらのことにも
興味と関心を持って接してくれる
チャーミングな女性の店主がいること、
ついでにいえばお店のつくりも
とても個性的で居心地よいこと
という、何度も行きたい理由がある。
お菓子作りの師匠ともよく話すのだけど、
美味しいお菓子、素材にこだわりのお菓子、っていうのはもう巷に溢れてて
それだけでは差別化にならない。
ちょっと遠いところに、
衝撃的に美味しいエスプレッソの
有名店があるんだけど
そこの店主は無愛想だし
映画では尊大な態度だったし
そのくせ金髪の若い白人女子には
でれでれしてて感じ悪いので
いいこととわるいことを比べると
わるいことのほうが多く
2年に一度くらいどうしても飲みたくならないと行かない。
だからってもしどこかに
とても魅力的な店主がいる
なんだかまずい珈琲の店とか
あったりしてもやっぱり
リピートはしない。
おおいそぎで氷を持ち帰る
お客さんの姿を見ながら
来月でまる2年という
このお店がずっと元気だといいなと思う。
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