直営教室で使うための新採択教科書注文が
やっと解禁になった。
ネットでオーダーすれば代引きで届けてくれる
なんて素敵な時代だろう。
ちょっと前はわざわざ有隣堂に予約しに行ったりしたのに。
子供の頃、新学期が始まる時に
一番楽しみだったのは国語の教科書だった。
活字中毒気味だったのでとにかく文字を、文章を
貪り読むのが常だったからだ。
「天まで届け、いち、に、さーん」のくじらぐも。
今も1年生の教科書に健在だと知って嬉しかった。
でも記憶に残る題材のナンバーワンは
草木染めの話。
書き手が取材に行ったのは
桜を使って布を染める職人のところで
てっきり、花を集めて染めるのかと思ったら
木枝を砕いて煮るのだという。
花が咲く直前の、渾身の力で桜色を吹きこぼれさせようとしている木枝からこそ
美しく濃い色が取り出せるのだ、という意味の事が書いてあり
とても衝撃的だった。
まさにここからがクライマックス!というタイミングで
切り刻まれ煮込まれる木がなんだか哀れにも感じられ
人間って身勝手だなあとも思った。
昨日、道明寺を作った時に余った
桜の葉と花を思いつきで小鍋に入れ
水を入れて煮立たせ、桜茶にしてみた。
濃いピンク色に染まったお湯に
ふうわりと漂う真っ白な花びら。
飲むと緩やかに鼻腔を満たしてゆく春の香り。
一年の始まりが春でよかった、と思った日。
やっと解禁になった。
ネットでオーダーすれば代引きで届けてくれる
なんて素敵な時代だろう。
ちょっと前はわざわざ有隣堂に予約しに行ったりしたのに。
子供の頃、新学期が始まる時に
一番楽しみだったのは国語の教科書だった。
活字中毒気味だったのでとにかく文字を、文章を
貪り読むのが常だったからだ。
「天まで届け、いち、に、さーん」のくじらぐも。
今も1年生の教科書に健在だと知って嬉しかった。
でも記憶に残る題材のナンバーワンは
草木染めの話。
書き手が取材に行ったのは
桜を使って布を染める職人のところで
てっきり、花を集めて染めるのかと思ったら
木枝を砕いて煮るのだという。
花が咲く直前の、渾身の力で桜色を吹きこぼれさせようとしている木枝からこそ
美しく濃い色が取り出せるのだ、という意味の事が書いてあり
とても衝撃的だった。
まさにここからがクライマックス!というタイミングで
切り刻まれ煮込まれる木がなんだか哀れにも感じられ
人間って身勝手だなあとも思った。
昨日、道明寺を作った時に余った
桜の葉と花を思いつきで小鍋に入れ
水を入れて煮立たせ、桜茶にしてみた。
濃いピンク色に染まったお湯に
ふうわりと漂う真っ白な花びら。
飲むと緩やかに鼻腔を満たしてゆく春の香り。
一年の始まりが春でよかった、と思った日。
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