消灯時間を母が勝手に夜の7時から9時の間と決めつけた。
決めつけたら9時過ぎには自室に戻る。
一旦寝た振りをしたら
うっかり寝てしまうこともあるのだ。
そうなるとこんな時間に目が覚める。
こっそりとお風呂に入る。
入ると言ってもバレたら大変なので、湯船に浸かると言うことはほぼ出来ない。
顔をあわてて洗って髪の毛をあわてて洗って身体をあわてて洗ったら出てくるのだ。
10分ほどのお風呂である。
それから再び寝るのかと思えば寝れなくなり2時間ほど過ごす。
その後眠りについたら起きなければならない。
母は認知症になってからはますます言動がひどくなった。
定時に朝食を食べないと怒るのだ。
昼食もやたらと速い時間になった。
夕食に至っては5時過ぎか5時半には食べるのだ。
門限が5時です。
母曰く女性の門限は5時です。
私は出来るだけ5時半までに夕食の仕度をする。
それまでに買い物も済ませて仕度をする。
面倒なのが母がこのところ入れ歯が合わないのが硬いものが食べられなくなったのだ。
ましてや認知症になってからは好き嫌いが激しいのだ。
あからさまに作ったものに文句を言うのは当たり前だ。
心から美味しいと言ったことは無い。
お腹が空いているから美味しいと言うのは常です。
とうとう並んだおかずを見て食べるものが無いとなると、ふりかけでご飯を食べます。
並んだおかずが嫌いなものばかりや、噛めないものばかりだとふりかけでご飯を食べます。
ふりかけさえも無いとなると、かつお節に醤油で食べます。
あれほど納豆は大粒と言っていた母が入れ歯で噛めなくなったらひき割りと言いました。
ひき割りは今まで不味いと言っていた母です。
小粒も中粒も嫌だと言っていた母がひき割りがいいと!
肉に至ってはしゃぶしゃぶ用の薄い肉さえ噛めなくなりました。
魚も好き嫌いがあるので、大変です。
鯖は好みません。
どうもアニサキスを心配しているようです。
生では食べないのに、アニサキスを心配しています。
鮭も好みがあるらしく、塩鮭のしょっぱいのは好みではありません。
鯵の干物も小ぶりの物を好み、干物系は大ぶりは喜びません。
不味いと思っているのです。
食卓に嫌いな物が並ぶのをあからさまに嫌がります。
目の前に嫌いな物が並ぶのをあからさまに嫌がります。
食べなければいいだけです。
普段から食べ付けていないものはあからさま嫌がります。
子供の頃や若い頃に食べたことの無いものは嫌がります。
365日朝昼晩とご飯を食べたがるのに、時々蕎麦やうどんやパンを食べたいと言います。
もう、矛盾だらけです。
私がうどんや蕎麦やパン等の食事にしょうものならあからさま文句は言います。
「米が一番安いんだよ!ご飯がいいんだよ!」
そのくせ、時々蕎麦やうどんやパンを食べたがります。
入れ歯が合わなくなって噛めないので、うどんも蕎麦も柔らかいのを好みます。
私たちより倍の時間をかけて茹でたのを好みます。
パンはその時によって食パンだったり、あんパンやクリームパンだったりします。
おやつは好まないので、昼食を食べたら3時過ぎにはお腹が空くらしく、何かが食べたいと言います。
そのくせおやつは好みません。
お煎餅類が嫌いです。
入れ歯だから噛めないのです。
スナック菓子が嫌いです。
あんこ系も毎日では嫌らしく、
私の作ったパウンドケーキ類も一切れ食べたらもう、食べません。
3時過ぎにはお腹が空いたと言うので、あわてて4時過ぎにはキッチンに立ち、夕食の仕度をします。
残り物は食べないので、同じものは2回と食べません。
夕べの残り物を朝に食べると言うことはほぼしません。
食卓に残り物が並ぶのを嫌がります。
お粥の一歩手前のようなご飯を好みます。
無理です。
私は老人向けのましてや入れ歯の人向けの食事は作れません。
刻み食も流動食も作れません。
ましてや少量を作るのは無理です。
味覚が変わったのがか薄味を好みます。
何でもしょっぱいとか辛いとか言います。
良くバナナを買って来るように言われてバナナを買って来るのですが、真っ黒くなったバナナを私たちに食べろと言ってきます。
そしてその真っ黒くなったバナナを冷蔵庫に入れるのです。
余計に真っ黒くなるだけです。
黒くなる前に持ってきて欲しいのです。
バナナは一旦父に供えて、数日経ったら持ってくるので何時も真っ黒毛のバナナを持ってきます。
そのバナナを皮が付いたままに冷蔵庫に入れるんですよ。
皮を剥いてラップにくるんで冷凍庫ならまだしも冷蔵庫に皮付きです。
食事に関して上げればきりがありませんね。
掃除に至っても私がした掃除は気に入らないようで、そのあと嫌みのように自分でやります。
自分なりのやり方があるようで、最近の文明の力は使いたがりません。
掃除機も私たちの掃除機は嫌なようで、広告で見たニトリの安価な掃除機を買ってきたら文句を言われました。
母はもっと安い掃除機があるはずだと言い張りました。
買ってきた掃除機が高いと言うのです。
掃除機は1000円台で買えると言い張りました。
とうとう我が家に掃除機が2台も!
今時、中古でも1000円台で掃除機は買えませんよね。
メルカリですかね?
まあ、掃除に関しても洗濯に関しても自分なりのやり方があるらしく、
自宅にある洗濯機が気に入らないらしく、自分の洗濯機が欲しいと言い出しました。
それも簡単に使える洗濯機をです。
何でもかんでも洗濯物を入れて洗剤を入れたら回すだけの洗濯機を!
今時無理です。
どうもそう言う洗濯機が売っていると思っているのです。
それも安価な値段で!
色の付いたものも、下着もセーターもレースの物も一緒に洗える洗濯機が売っていると!
いちいち分けて洗わなくていい洗濯機が売っていると思っているのです。
スイッチ一つで動く洗濯機が売っていると思っています。
今時無理です‼️
そもそも複雑な物は覚えようとしません。
いゃあ、母の愚痴を言ったらきりがありませんね。
お風呂も前の日に一人しか入らなくても新しい湯にしなければなりません。
湯船にバイ菌があるそうです。
そのためにたてっかえしや追い焚きは嫌がります。
我が家の水道代は他所の家より高いんです。
なぜならお風呂以外にも母は少量でも洗濯をして欲しいと言ってくるからです。
ましてや少量の洗濯物を物干し竿に袖を通して干すものだから、母に与えた物干し竿は3本では足らない始末です。
天気のいい日に洗ったタオルケット2枚とシーツを干したら物干し竿はいっぱいです。
ましてや布団まで干してほしいと!
仕方なしに私の自転車に布団を干す羽目に!
物干し竿は下着の長袖シャツ2枚とズボン下2枚とパンツ2枚と靴下2足とタオルとバスタオルと手拭いを1本干したらいっぱいに!
それも私が干したのでは気に入らないらしく自分で干すんですよ。
もう、認知症になった母の話はきりがありませんね。
ブログに認知症の母のことを書くとどこからともなく苦情がきます。
しかし、私はどこにも母のことは言えずにいるので、ブログに書いているのです。
自宅での電話はすべて母に聞かれてしまいます。
耳が遠くなったと言えども、そう言う時は耳がダンボになるらしいのです。
自宅の固定電話はすべてかかってくると誰からなの?何なの?は当たり前のように聞かれます。
夫婦の会話にも口出しをしてくる始末です。
私たちは家では夫婦の会話にも気を遣う始末です。
どうせ入れ歯だから食べられないだろうと夫婦で食べたら文句を言われます。
バレたら文句を言われます。
たまりませんね。
もう、母のことを話したら枚挙に暇がないくらいです。
そもそもコロナ騒ぎになる以前から我が家の私は不要不急で外出自粛の生活を強いられていましたからね。
門限5時で消灯時間が7時から9時の間じゃあ無理だよ!
ましてや昼間の外出に市役所に用事があって行っただけなのに怒られましたから!
散歩しただけで散歩禁止と言われましたからね。