62歳の私は認知症の母から門限17時を言い渡されて、それ以降表に出られません。
おまけに消灯時間か19時と決められてしまいました。
寝た振りをする。
一旦寝て夜中に起きる。
そんな暮らしを強いられています。
ましてや朝も速く起きないと怒られるのです。
母の口癖が昨夜から10何時間何も食べていないんだよ‼️
です。
1日3食ご飯が食べたい!
ご飯でいい。ご飯が一番安い!
と、言っておきながら、時々うどんや蕎麦やパンを食べたいと言います。
わがままです。
入れ歯なのでうどんも蕎麦も普通の倍の時間をかけて茹でます。
カップヌードルが食べたいと言うので作ったら、麺が固いと3分のところを6分待って食べたらしょっぱいと言いました。
なぜ?こんなしょっぱいのを作るのかね?
と、製造元の日清食品にさも文句を言いたそうでした。
すっかり汁を吸って延びきった麺しょっぱいはずです。
薄めるようにすすめたら、怒ってもう食べないと!
そんなとはしょっちゅうです。
作ったおかずがしょっぱい!辛いは常です。
何でも固いと言います。
好き嫌いが多いのです。
食べるものなど無いに等しいのです。
クリーニング屋に11時までに持っていくとその日の5時過ぎに出来ているのに取りに行けない!
そうなんです。
門限5時だからです。
お腹空いたが口癖がなのでこのところ夕食が17時半までに!
私はその後後片付けをして、明日のお米を磨いで、旦那の布団を敷いて、自室に戻り寝た振りをしたり
うたた寝をします。
お風呂は真夜中に
10分だ!
顔を洗い、髪の毛を洗い、身体を洗ったら10分だ。湯船に浸かる時間は無いのだ。
母がトイレに起きてくるから10分なのだ。
起きてこない時間を見計らって10分なのだ。
ご飯が足りないと怒るので多めに炊いたら残った。
残りご飯が増えたら怒られるのです。
矛盾だらけの生活を強いられています。
何時だったか夕方散歩に行ったらスゴい勢いで怒られました。
最早散歩も禁止です。
用事があって市役所に行ったら怒られました。
市役所も自由に行かれません。
買ってきたものはことごとく文句を言われます。
何を買ってきたか聞かれて文句を言われます。
赤い服、赤い靴、赤い傘、赤いバックは文句を言われます。
雨上がりに表に赤い傘干したら怒られました。
若い女性が居ると思われるから干さないで‼️
3本以上表に傘は出さないで‼️
3人家族なので雨の日は表に3本傘があってもおかしくないのに、笑われるからとか?大家族の家だとか思われるからと!
信じられませんね。
これが母の実態です。
どこへ行く?誰と行く?
何しに行く?何時に帰る?
こんなの普通に聞いきます。
作ったおかずは残ったら次の日は食べません。
少ししか作らなくてもこんなにたくさん作ってさ!
と、言います。
天ぷらはかき揚げ3つでいいらしいです。
あれもこれも天ぷらは残るからしないで欲しいらしいのです。
小さなかき揚げ3つです。62歳は毎日ファッションチェックをされます。
ショートカットのヘアースタイルが嫌らしく、文句を言います。
ましてやベリーショートは大変です。
私は癖毛だし、毎朝寝癖で大変なので、出来ればベリーショートにしたいのに!
男は家には二人は要らないと!
派手な化粧や装飾品も嫌がります。
目立たない地味な格好を好みます。
持っていくリュックに文句を言われて、小さなリュックを買ったら何も入らなくて大変でした。
これが認知症の母の実態です。
例を上げればきりがありません。
今日も体調悪いと言いながら洗濯物は自分で干しました。
私にも洗濯物をいじられるのが嫌なんです。
物干し竿3本も母には与えているのに足りないようです。
全部袖を通して干すからです。角ハンガーも7連ハンガーもダメなんです。
昔はそんなもの無かったよ!
もう、天気のいい日に布団干して、タオルケット干してシーツ干したら洗濯物は干せません。
皆さんの家ではどうですか?
家族に認知症の人はいませんか?
明日は我が身です。