ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

母より先に死ぬと言うこと

2020年05月16日 | 介護
母より先に死ぬと言うことで母を困らせたいと…。
認知症の母のことは本当にことごとく大変なのだ。
母の言動は全てにおいて嫌なのだ。
家に食べるものがあっても母の好みのものが無いと文句を言ってくる。
食事のおかずのあれほど好きだった納豆を食べなくなった。
少し前までは納豆は大粒と言っていた母が、入れ歯が悪くなると納豆はひき割りにしてくれと言うようになった。
ひき割りを母のために買い、私たちは小粒を買った。
少ししたらひき割りが無くなったので母は小粒を食べていた。
それがここ最近納豆は飽きたから食べないと言う。
もう、好き嫌いが激しくなり出した食事の中に自分の嫌いな物が並ぶとあからさまに文句は言う。
食べたいものが無いと文句を言う。
昨日の昼食に母の好みの物が並ばなかった。
出したカレイのえんがわの醤油煮の缶詰めがもう世界一不味い缶詰めだと言った。
さんざんこんな不味い缶詰め買ってきて!と、文句を言った。
私的には不味くはなかった。
むしろ高級品です。
食べるものがもうありません。
母は梅干しでご飯を食べました。
私たちがお使いから帰ってきたら母はお腹が空いて死にそうだと、キッチンの椅子に倒れ込むように座り、うつ伏せになり泣きかけました。
梅干しでしかご飯を食べていないと!
食べるものが無いと!
お菓子はあったんですよ。
でもお菓子にも好みがあるんです。
固い煎餅は入れ歯なので食べません。
チョコレートが嫌い。
そのくせ柔らかい甘いのばかりだと文句を言います。
一六タルトがあったんですが食べては悪いと思ったようです。
箱入りだったので!
箱を空けて一六タルトを出すと切れていないと文句を言いました。
一六タルトはきちんと一切れづつ切れています。
それを渡すと皿に入れてくれないと文句を言いました。
皿に入れて渡すと2切れ食べたらもう要らないと!
最近の口癖は「死にたいよ!」「死ねば良かった!」ですからね。
そして昨日は「死にそうだ!」ですからね。
本当に死ぬことなんて出来ないんですよ。
お昼を食べてからまだ3時間半しかたっていないのにです。
夕食にお寿司を買ってきたらこれまたお寿司は食べないと!
残りご飯を卵で混ぜて炒めたらそれが食べたいと!
味噌汁と卵で炒めたご飯だけ食べて夕食は終わりました。
そもそもお寿司は鮪と鉄火巻きしか食べません。
その鮪も鉄火巻きも食べませんでした。
連日好き嫌いが激しく食べるものはありません。
私の方がこのところの死にたいくらいです。
私は午前中に眼科に行ったら飛蚊症だと!
それから眼球と網膜の間が狭いので緑内障になりやすい目だそうです。
水の通るところが狭いそうです。
もっとひどくなったらそこの眼科では無理なので他の大きな眼科に行くと思います。
母の話に戻すと自分の目の前に嫌いなものが並ぶとあからさまに文句を言うのは常になりました。
前出の缶詰め美味しかったんですよ。
もう母には世界一不味い缶詰めになりました。
このところの何を作っても口に合わないらしく不味いようです。
食べるものがありませんね。
魚も鯖などは嫌がります。
鯵も干物の鯵は大きな干物は嫌がります。
あからさまに不味いと言います。
そのくせ出来合いのおかずは喜びません。
買ってきた天ぷらのかきが不味いらしいです。
自宅で天ぷら揚げたらかき揚げ1つでいいと言います。
家族3人でかき揚げ3個でいいと言います。
他の天ぷらはいならいと!
私たちは他の天ぷらも食べたいんです。
怒られます。
じゃがいも1個でポテトサラダ作ったら多いと言われたこともありました。
365日朝昼
晩とご飯が一番安いからご飯がいいといいながら、時々うどんやそばやパンを食べたいと言います。
パンにも好みがあるので大変です。
もう母のことを挙げたら枚挙に暇がないです。
今日も文句は言われると思います。
文句を言わない日はないのです。
食事に関してから掃除や洗濯に至るまで文句は言います。
認知症の母のことでは1冊の本は書けそうですね。
私のすることは全てにおいて気に入らないのですから!
母は連日具合が悪いと言っては寝てばかりいます。
みんなが暑いのにたくさん着こんでいます。
私たちが薄着でいることを嫌がります。
たくさん着込むことが母にとってはいいようです。
たくさん着込んでおきながら「今日は暑いね」と、言います。
そりゃあそうですよね。
気温が30度近くあるのに長袖のシャツを2枚着て毛糸のカーディガン着てましたからね。
それ以前にはその上にブラウスも着てチョッキも着てましたからね。