ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

お彼岸なので

2022年09月22日 | 介護
お彼岸なので主人を連れて主人の実家に行く。
病気のせいで身体が傾き、杖を突いても思うように歩けない。
旦那を支え、転ばないように倒れないように歩く。
左慢性硬膜下血腫で入院しているときリハビリの様子を見学に行ったときは、杖を突いて多少おぼつかない足取りで、身体は傾いていたが、今よりしっかりとした足取りだった。
その後14日にかかりつけ医に行き、あれこれほかの病名が判明し、16日には総合病院の脳外科の診察でMRIを撮ったら再び頭の中に出血していると言う。
漢方薬を処方され、また転んで頭をぶつけたらすぐにでも来てくださいと言われて帰ってきた。
21日は消化器外科の先生の説明を受けて、新しい薬を処方された。
タクシーを呼ぼうかと言うと「大丈夫」だと、言うので歩いて行った。
おぼつかない足取りに杖を突き、私が支えて病院に行ったのだ。
今日はお彼岸もかねての主人の兄夫婦に病状の報告だった。
タクシーを呼ぼうかと言うと、歩くと言う。
おぼつかないふらふらする身体で私が支えながら杖を突き実家に行った。
仏壇に手を合わせ病状を説明し、帰りにかかりつけ医の前の調剤薬局に行き、大量の薬の一包化と要らない飲まない薬の処分をお願いした。
自宅に帰ってくるまでが大変だった。
帰ってきたら帰ってきたで大変だった。
椅子にきちんと座れない。
食事をする30分前に飲む顆粒の漢方薬をこぼす。
飲み方は教えてあるのに、袋オブラートに入れずに飲もうとした。
夕食を作ったらやたらと食べこぼしが多かった。
おかゆを上手くスプーンで口に運べない。
おかずも上手く箸でつまめない。
まるで幼い子供のようにこぼす。
椅子を前に出し、口も顔も前に出すように言うも食べこぼす。
介助をしようとするも、自分でやりたがる。
どうしたこことだろう?
急にどうしたことか?
総合病院の脳外科の先生は「また自宅で転倒したらすぐにでも病院に来るように!」と、言われていた。
倒れるのと身体が傾くのは左慢性硬膜下血腫からです。
夕食を済ませて、本人がシャワーをすると言うので、私が「手伝おうか?」と、言うと「大丈夫だよ」と、言う。
その前に主人はトイレに行く。
主人の後に母がトイレに入ろうとしたらトイレがびしょびしょだと言ってきた。
駆けつけていくと本当にトイレはびしょびしょだった。
慌ててトイレを掃除する。
掃除を終えたことを母に告げて部屋に戻る。
そのうち何か大きな音がしたので、お風呂場に行くと、主人はタイルの床に倒れていた。
痩せたと言ってもまだ50キロちょっとある体重です。
主人の肩にバスタオルをかけ一生懸命起こそうとするも、なかなか思うように動かない。
それどころか主人はシャワーをつかもうとする。
シャワーのホースである。
やっと身体を起こし、お風呂場の浴槽に取り付けられた手すりをつかんでもらい主人を起こした。
その間に救急車を呼ぼうかと何度も言って説得もした。
相変わらず救急車を拒否し、明日タクシーで総合病院に診察に行くと…。
着替えを済ませて、部屋に戻り、再び救急車の話をするも、小声で明日病院に行くと言う。
タクシーで行くことを私が告げる。
あまりにもかわいそうなので、冷蔵庫の棒のアイスを見せたら食べると言う。
アイスを食べた主人は床に就きました。
明日は何としても主人を総合病院の脳外科に連れていきます。
車もない免許もない私なので、タクシーで行きいますね。
毎日ハラハラドキドキの生活と介護は私の体調にも良くないので、きちんと診てもらいます。
胃の腫瘍のこともあります。
少しでも回復し、少しでも寿命が延びますように…。
とにかく退院して数日はいいんですよ。
その後、具合が悪くなるのです。
髄膜種の時も、退院して少しは良かったのに、たびたび部屋で転ぶようになり、総合病院に連れていくも、左慢性硬膜下血腫と、言われ、その日のうちに入院しました。
まさかこんなに病気のデパートになるとは思ってもいませんでした。