ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

元気になったら映画が見たい

2022年09月27日 | 介護
主人が言った。
「少しでも元気になったら映画が見たい」
この間のお彼岸に主人の実家に行ったときは思うようにしゃべれなかった主人は少しづつ言葉を取り戻し、地元のショッピングモールで映画が見たいとまで言い出しました。
「大丈夫だよ。焦らずゆっくりとね」と、私が言った。
少しでも元気になれば「浪曲だってシャンソンだって聴きに行けるぞ!」
これは私のことでしたね。
外出出来たらいいな。
電車に乗れたらいいな。
夫婦で浪曲やシャンソン聴きに行けたらいいな。
こんなにひどくなる以前に夫婦で出かけたことが懐かしいですね。
街で見かける障がい者はいつでも前向きそうに見えます。
私が知っている地元の障がい者は前向きです。
私の母の父は(祖父)は障がい者でした。
知り合いの亡くなったおばあちゃんも全盲でした。
祖父もおばあちゃんも私は大好きでした。
落ち込まない。前向きな人生を歩みたいですね。

体調を崩す

2022年09月27日 | 介護
結局一晩中寝れなかった。
不眠症ではない。
早朝あれやこれや家事をやりだしたら午前7時前に体調が悪くなった。
どうにもこうにも気持ちが悪い。
吐き気を催し、風呂場の洗面器を持ってきてうずくまったり、横になったりした。
子供を産んだことはないが、つわりのようだった。
脂汗をかき、体温を測ると平熱よりも低かった。
主人に気分が悪いことを告げ、朝食は勝手に食べるように言う。
母にも体調が良くないことを言い、吐き気があるので、背中をさすってくれるように頼む。
頼んだはいいが、あまりの下手さに洗面器を持って母の部屋を退散した。
主人に頼むもこれまた下手で、あきらめた。
かかりつけ医に行くのもつらいので市販の薬を飲んで横になった。
ひたすら横になり4時間が過ぎた。
お昼は残っていたうどんを調理して主人と食べた。
その後も体調がすぐれないので横になっていた。
介護疲れだと思われる。
睡眠不足と介護疲れだと…。
夕方主人に食べたいものを聞いてコープにお使いに行った。
レトルトのカレーがいいと言うので、中辛のレトルトカレーを買い、他のものも買って自宅に戻った。
自宅に戻り、夕食にレトルトのカレーとサラダと買ってきたお惣菜を並べて夕食にした。
いくらか朝より体調は良くなったが、それでもまだ本調子ではなかった。
その後、主人のシャワーの見守りをし、介助もし、テレビを見ています。
もしやコロナ?
と、疑いましたが熱は35度台でした。
冷や汗かいていましたが、熱が無い。
喉も痛くない。
咳も出ない。
味覚も嗅覚もあります。
とにかく少しは回復しました。
自宅で介護と言うのは休日がありませんね。
介護をなさっている方がおりましたらどうぞご自愛くださいね。

ある日突然心の糸がほどけたら(続き)

2022年09月27日 | 介護
私がキッチンでガチャガチャしていたら主人が起きてきた。
夜中だった。
履いていた紙パンツと尿漏れパッドを取り替えると言う。
何気に洗面所に行き、手伝う。
数年前からトイレが近いので紙パンツ愛用の主人です。
男性と言うものは間に合わずに漏らすこともあるようです。
忘れたころにトイレから出てきた男性のズボンの前が濡れている他人を見かけたことがあります。
一人は知り合いでなおかつ奥さんも知っています。
かなり広範囲で濡れたズボンを見つけた私はそれとなく彼に言いました。
「大丈夫!大丈夫!すぐ乾いちゃうから!」
これには私も幻滅しました。
「彼の奥さんでなくて良かったわ」と、思ったものです。
それから数年し別の知り合いの男性もトイレから出てきてズボンの前が濡れていました。
失礼ながら「この人の奥さんでなくて良かったわ!」と、思いました。
この日は主人が「ありがとう!」と私に言った。
私は笑顔で答えた。
ここ何か月と自分の睡眠時間を削って介護をしている。
夫婦だから出来るのです。
少しの愛があれば出来るのです。
とぎれとぎれの睡眠でまともに布団で寝ていません。
2時間おきに主人を起こしてトイレに行ってもらいます。
私は座りにくいパソコンの前の椅子に座り、パソコンを開いて主人を見守ります。
もう座り方が悪いので身体のあっちこっちが痛いです。
キッチンの椅子に座ったら背もたれが痛いのです。
そもそも私の背中の肉が介護でそげたようです。
あっちこっち具合の悪い身体をおしての介護です。
長時間の外出が出来ないので自分の病院は後回しになります。
私もすっかり病気のデパートのようになりました。
それでも自分のことは後回しです。
優先順位が主人→母→私の順です。
あっちこっち不具合な身体をおしての介護です。
仕方がありませんね。
どうしても介護が優先になるので、家事は手抜きです。
すっかり片付けと掃除が苦手になりました。
少しでも部屋をきれいにし、住みやすい環境を作るべきだと思うのですが、洗濯機を回し、干し、取り込んでたたんで箪笥にしまうだけで疲れてしまいます。
食事も主人は以前のように食べなくなり、おかゆとおかずを少しだけになりました。
おかずも出来るだけ一口大にして出します。
少量のおかずとおかゆのような柔らかいご飯を好むようになったのです。
おかずは作っても残ります。
少量作るのですが残ります。
92歳の母は小食になり、母も入れ歯が合わなくあり噛めないものが増えておかゆのような柔らかなご飯を好みます。
この柔らかなご飯は炊飯器で炊いても思うように炊けません。
そもそも炊飯器でおかゆはどうも炊飯器の上に出る湯気で炊飯器の蓋がべちょべちょになるのです。
いちいち炊き上がったら蓋を拭く。
それで炊飯器でのおかゆはやめました。
おかゆ用の鍋でも買おうかと思います。
キッチンの背もたれの痛い椅子に座りながらブログを更新していたら白々と夜が明けてきた。
食べなくなったホームベーカリーで焼いたパンはオーブンレンジでパンプティングにしている。
炊飯器が音を立てている。
このところ私も食欲が無く少しだけ痩せた。
何もかも一人で背負う。
相談に行きたくてもその間に何かが起こったらと思うと長時間家を空けるのは難しい。
整形外科も行きたいが混んでいる。
長時間待たされる。
歯医者も行きたいが予約制で予約時間に行っても前の患者が押して待たされる。
そんなこんなで整形外科と歯医者はお預けを食らっている。
眼科も行きたい。
母が通っていた眼科は予約時間に行っても待たされるのだ。
とにかく遠出が出来ない。
長時間の外出も出来ないでいる。