母は認知症がひどくなったら再三私の過去の話をしてきた。
それも主人の前で言うのだ。
誰にも言わなかったことを言うのだ。
そういうことは覚えているのだ。
過去の失態だった。
些細な出来事を言うのだ。
他のことは忘れていてもそのことは覚えていたようです。
とんちんかんなわけのわからない話と一緒に突然その話をして来るのだ。
そのたびに私は嫌な気持ちになる。
誰にも話したことのない過去の失態を主人の前で言うのだ。
脳の病気をした主人は右から左で聴いてはいない。
誰にだって他人に言えないことはあるのだ。
触れて欲しくないことはあるのだ。
そもそも楽しいことはほぼなかった。
望み通りのことでは無かった。
希望通りのことでも無かった。
まるで重箱の隅をつつく他人のようだ。
その母もまもなく入院して1か月になるのだ。
次なる行き先を決めなければならない。
それも主人の前で言うのだ。
誰にも言わなかったことを言うのだ。
そういうことは覚えているのだ。
過去の失態だった。
些細な出来事を言うのだ。
他のことは忘れていてもそのことは覚えていたようです。
とんちんかんなわけのわからない話と一緒に突然その話をして来るのだ。
そのたびに私は嫌な気持ちになる。
誰にも話したことのない過去の失態を主人の前で言うのだ。
脳の病気をした主人は右から左で聴いてはいない。
誰にだって他人に言えないことはあるのだ。
触れて欲しくないことはあるのだ。
そもそも楽しいことはほぼなかった。
望み通りのことでは無かった。
希望通りのことでも無かった。
まるで重箱の隅をつつく他人のようだ。
その母もまもなく入院して1か月になるのだ。
次なる行き先を決めなければならない。