ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

YouTubeを聴きながら

2024年01月08日 | 介護
YouTubeで島倉千代子さん歌を聴いています。
先月特養に入れた母のことを思っています。
母は歌が嫌いな母でした。
自宅でも歌いません。
一度だけカラオケに連れていったら無理やり伍代夏子さんの何かを歌いました。
私が子供の頃から歌手の島倉千代子さんのことが大好きだったことは母は嫌だったのかも知れませんね。
小遣いをコンサートやイベントなどに使う。
レコードやCDを買う。
それらを嫌がりました。
一度押し入れにしまってあった紙袋2つ分の集めたものやタンスの上に置いていたものを母に処分されたことがありました。
あれはショックでしたね。
そもそも推し活にお金を使う。
母には理解しがたいことだったのですね。
お金は貯金するものだと!
その私が両親の反対を押しきって二十歳の頃に家を出ました。
ところが行った先は話とは違い、私は毎日ホームシックになって夜は泣いていました。
こっそりその頃の友達に電話して泣きました。
他人の飯を食う。
二十歳の私には辛かったのです。
ましてや1日8時間労働では無かったのです。
休みも1日しかありませんでした。
私は週1で休めると思い込んでました。
たった1日の休みは実家に帰りました。
実家に1泊して次の日戻りました。
結局私が失態をしてわずか1ヶ月と1週間で自らやめたのです。
希望と違う仕事をさせられ、朝から寝ていいと言われるまで働いていたような?
それも最後にもらった給料が手取りで8万円でした。
一月8万円のはずがほぼ5日分はタダ働きでしたね。
1日14時間くらいの時間は働いていたかも?
32歳で結婚して、50歳の手前で更年期になりました。
そして更年期から別の病気にもなりました。
その頃たまたまテレビで見たシャンソン歌手のクミコさんの歌にこれだ!と、思いコンサートやライブなどに行くようになったら、少しずつ私も元気になりました。
母にはクミコさんのことはバレました。
その後母は認知症になり、私が浪曲師の五代目天中軒雲月師匠のファンになったことは知りません。
もしも母が認知症でなかったらわかってしまったかも知れませんね。
芸能人は憧れです。
子供の頃からの私の寂しい心を埋めてくれるのです。


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