にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

食事への嫌悪感(-_-メ)

2005-03-27 | 脳幹出血
9月13日(月) 朝8時、とても大きな地震!

先週目一杯お休みしたので、休み癖がついて今日はちょっと疲れました。
病室へ入ると、食事の時間で、ちょうどきゅうちゃんが食べ始めたところ。
私が横へ坐ったとたん、「ぷっ」と噴出して、口の中に入っていたお粥が一気に飛び散ったぁ~ きゅうちゃん苦笑い・・・
どうも、しょっちゅう気管支の方へ食べ物が入ってしまうらしいのです。
でも、もしかしたら先生がおっしゃったように、胃に穴を開けてそこから栄養を入れていたかもしれないのだから、それを考えたら非常に嬉しいいことだと思います。(いくらでもふいていいよ。)
とは言っても、本人はかなり苦痛です・・・

話によると、一般病棟へ移ってからというもの、かなり一日のスケジュールがハードらしいのです
まず、朝食が朝8時、必死で食べ終わると息つく暇もなく、午前中のリハビリへのお迎えが待っているのだそうです。(普通の人より食べるのが倍以上時間がかかるからなおさらです)
(午後だけかと思ったら、午前中もリハビリだなんて、随分厳しいなあ・・・
で、なんだかんだでお風呂がある日は慌しくしているうちにすぐお昼・・・
それがまたやっとのことで食べ終わると、今度は午後のリハビリだそうで、もたもたしていると夕食・・・
しかも、思うように食事が出来ないので、いつも途中でいやになって食べるのを止めてしまうそうなのです。(看護師さんの話)
朝食の時も、リハビリの時間までほんの少しでも食休みをしたいので、焦って食べるとむせる。
かなり派手なむせ方なので、まわりの人がみんな見る・・・そのうち面倒になって
「や~めた」となるようです。
全粥、きざみ食もその対策として出ているそうですが、問題は果てしなく発生するのだそうです。
デザートの果物や水分の多いものを食べると、口の左下からタラ~リと滴り落ちてしまう・・・
そして、食後も、喋っているうちに、知らず知らずに左頬と歯の間に残ってしまった食べ物が、口の周りに出没してくるのです。自分では噛んでいるつもりでも、そのまま飲み込んでしまったり、口の中で食べ物がどこに行ってしまったかわからなくなるそうです。飲み込んだ薬もとんでもない時に口からポロッと零れ落ちる事も・・・

思うように物が食べれないことに対してのつらさ、じれったさ、嫌悪感・・・
まだ私は経験したことがないのでとうてい理解できませんが、きゅうちゃんの姿を見ているだけでも、その大変さが伝わってきます。
それでもきゅうちゃんは、こぼしても、むせて咳き込んでも一所懸命前向きに闘っているのです

これから、もっともっといろいろな課題が待っているのだと実感しました