みかんには、表年と、裏年があります。
これが、自然なんです。
ではなぜ、表と裏があるのか?
先日、ラジオで、大変わかりやすい説を、聞きました。
樹木にとって、果実は、いわば、子孫を残すための種、であります。
(温州みかんは種がないですが、ここはスルーしてください)
樹木が、毎年、100個の実をつけたとします。
毎年安定して果実が成れば、当然、それを餌にする野生生物が繁殖して、すべての実を食べてしまうことになります。これでは、樹木の、『子孫を残す』目的が、達成されなくなる恐れがあります。
仮に、裏年で50個の果実がなったとします。それを餌にする野生生物は、その実を食べて、暮らします。
翌年、200個の果実がなるとしましょう。前年50個で暮らしていた生物は、多すぎた実りを、食べきれずに、残すことになります。
その残った実がやがて発芽し、新しい樹木が成長して、子孫が残されます。
いかがですか?私の説明では、ちょっとわかりにくいかもしれませんが。
ともあれ、表と裏があるのには、何かしらの理由があって、それが自然である、ということだけは、確かだといえます。
今年は裏年で、みかんは少ないです。うちの場合。来年はたくさんありそうな気配だけど、果たしてどうかな…。
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