ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

ついせき

2014-01-09 18:29:27 | ハマアルキ

 大気が不安定、海は時化。


 ビーチコーミングを、したくなるコンディション。



 しかし、いつもの浜にはこれといっためぼしいものもなく、ごみを少々拾って、帰りました。


 ごみの中に、飴玉の個包装がありました。


 「みぞれ玉」

 松屋製菓株式会社、三重県、と、あります。


 先ほど調べて、確かに、三重県に、松屋製菓株式会社さんという、あめ玉のメーカーさんがありました。


 海流の方向からして、三重県から流れ着いた可能性は少ないと思います。それ以外の可能性の方が、高いように思います。


 さて、そんな、松屋製菓さんのホームページで、気になる商品を、発見してしまいました。


 『みえックスキャンディ』



 三重県の特産品を使って、3種類のあめにして、一袋にまとめてあります。


 注目なのが、そのなかの、『ジビエ飴』。


 ジビエとは、フランスで、野生動物(ウサギとか、ハトとか)の料理なんかをそういいますね。


 三重のジビエ飴?


 これ、鹿を使っているそうです。


  おもしろい!!


  
 拾ったごみから、またまた面白い発見ができました。


 あとで、三重の知人に、ジビエ飴送ってもらうように連絡したいと思います。



 

腐敗防止剤の不思議

2014-01-07 19:35:13 | かんがえるあし

 これまでにも、旧ブログなどで、腐敗防止剤のことを取り上げてきました。

 
 昨日も、農協へ出荷している農家さんが、腐敗防止剤を、伊予柑畑で散布しているのを見かけました。



 腐敗防止剤が、必要なのかどうかは、以前書きましたので、今日は、別の視点から、考察してみましょう。


 
 国内で一般的に出回っているかんきつ類は、ほぼすべて、腐敗防止剤が使用されています。

 収穫前に、散布されます。


 海外からやって来る柑橘が、収穫後に農薬を散布されるの(ポストハーベスト)と、少し違いますね。


 で、思ったのですが、なぜ、収穫前に散布するのでしょう?


 効率や、経済性から言えば、収穫後に散布した方が、良いといえますね。なぜなら、畑で散布するということは、広大な面積を、いちいち歩いて移動しながら、大量に散布することになるからです。

 腐敗を止めたいのは、果実だけでしょうが、園地内で散布する、ということは、樹木全体にかけることになるわけです。

 樹木の半分以下の体積しか、果実がないとすれば、農薬半分を、捨てているようなものと言えると思います。

 
 収穫後に散布するのであれば、倉庫内で散布することも可能で、上手に管理すれば、余計な飛散(ドリフティング)の心配もないのでは、と思います。


 不思議に思うのは、農協の、指導。

 腐敗防止剤は、収穫の数日前まで(品種により、差があります)に、使用せよ、とのこと。


 直前や、当日じゃ、だめらしいのです。


 なぜ?


残留農薬の程度が心配だから、という人がいるかもしれませんが、現実に即してないように思います。

 例えば、伊予柑などは、収穫2日前までに、散布せよ、とありますが、伊予柑は、収穫後長期保存してから、出荷するのが一般的です。消費者のもとへ届くのは、腐敗防止剤散布から1週間以上後になることの方が、多いと思います。

 

 
 このことに気が付いている農家さんは、どれくらいいるのかな?

 
 無農薬であろうと、農薬使用であろうと、はさみで傷のついた果実や、選果中、輸送中に傷のついた果実は、いずれ腐ります。

 
 腐敗防止剤の散布は、旧態依然の何かの儀式みたいに思えます。得をするのは、農薬を製造、販売している人だけですな。


 
  
 もちろん、ご存知の通り、私の農園では、腐敗防止剤は使用しておりません。

なぞはとけた

2014-01-06 16:35:29 | ハマアルキ

 ここ数日はわりと穏やかな日和。


 さすがにもう、面白いものは漂着してないだろうと思ったのですが、そんな時こそ、意外なものに出くわしたりするものですね。

 犬も歩けば何とやら。


 こまめに観察することが、成果につながります。みかん畑もおんなじです。(もう少し本業のみかん栽培も頑張ろう…)


 さて、冒頭の写真は、以前拾った何かの骨。今日、この骨の正体が、わかりました。



  皆さんは、どんな生き物のものだと思われますか?


  正解は・・・




 猫。


 のようです。




 浜に行くと、赤い首輪が目に留まりました。

 見ると、割と最近死んだような、ネコの死体。一部、骨が露出していました。


 その骨の中に、上の写真と同じ形のものを、発見。


  謎が、解けました。



 
 そういえば、今年の夏、久万高原町にある面河山岳博物館では、特別展として、ホネをテーマに企画しているそうです。学芸員のYさんから、年賀状をいただきました。行きたいなあ。



 



万年

2014-01-05 07:12:03 | ハマアルキ

 ビーチコーミングネタばかりですいません。


 年末年始は、ちょうど大潮の時期で、しかも、お昼とか、夕方とか、仕事の合間に干潮が重なったりしたので、タイミングよく、浜歩きができたものでして。


 写真はなんだかわかりますか?



 はい、例の、アカウミガメの骨の一部です。今年も拾ってます。


 このような形の骨が、一体のウミガメには、四つ、あります。私はそのうち3つを、拾ってます。


 うれしくて、海にお礼を言いたくなったので、ついでにごみも拾って帰りました。


 


 そもそも、ビーチコーミングの始まりは、サーファーたちが、海で楽しい時間を過ごした後に、海への感謝をこめて、手に持てるほどのごみを拾って帰ったとこが、きっかけとか。


 満ち足りた、日々。あらためて、みんなに感謝。

収穫ばさみ カスタマイズ計画

2014-01-04 07:39:43 | かんがえるあし

 ポンカン収穫、真っ最中。


 ポンカン収穫には、ポンカン専用の収穫ばさみ(アルス社製)を、いつも使用しています。


 しかし、いつも思っていたのですが、アルス社製の収穫ばさみは、バネ部分の反発力が、強すぎ。


 これが、収穫時の肩こりを助長する可能性が、高いと感じています。


 40歳を過ぎ、肩こりがつらくて冬場はなかなか寝付けないこともあります。


  バネを外したらどうか、と、思われるかもしれません。しかし、このアルス社のはさみの場合、バネがなくなると、今度は使いづらくなります。


 そこで、いろいろ考えた末、いいアイデアを思いつきました。今日は時間を作って、はさみ改造をしようと思います。

 こんなことをしてる時は、楽しいですね~。


 あ、先日の記事のウミウシは、クモガタウミウシと、判明。

 ウミウシの世界も、奥深い。


 いつか、ダイビングしよう。

 ウミガメと、泳ぎながら。