2/17 誰かんちの門の前を通ったらワンワンの声、私もワンワンと言いながら
探したら門の中にプードルかしら?がいた。
尾っぽを振りながら、手を門の柵の間から出して
あれはまさしく遊ぼうの招き。
時間がなくて止まれなかったら、
何しているのよっておかあさんの声。
そしてその子は中に連れていかれてしまった。
近所の犬とはこうやって、例え相手は門の中でも
知りあいになれるのだ。
いつだったか、門の中で吠えているから
止まったら、うれしそうな顔をして私を見た大きな犬がいた。
止まってひと時遊んだ。
これは数年前の話だけど、
まだ小学校のころ、坂道の中腹の家で外から見ると
とても高いところにある家。
そこの庭に大きなシェパードがいた。
やがてその子は私がまだ坂の下のほうにいるのにワンワン言って私を待っていた。
その家の前を通過する10秒かそこらの間を
私たちは戯れながら塀をはさんで歩くのだった。
楽しかった。
まだうちに犬が来る前のことだ。
犬がほしいとは一度も言ったことないけど、
知りあいが大きな秋田犬の子、まだ3か月を持ってきてくれたのは
それから間もなくのことだった。
それがべたべた触っていいうちの最初の犬だった。
最近の秋田犬は小さい。
あの子は本当に大きかった。