怖かった。
本当に怖かった。
月曜夜。
ハノイは雹(ひょう)が降りました。
しかも、特大の。
夕方6時ごろから、雷が鳴り始め、
ザザザーーーーーー
と降り始め、これはタクシーをつかまえるのが難しいかなーと思っていたところに、
電話で呼んだタクシー到着。
バラバラバラ
とものすごい雨音の中、ベトナム人が何かを拾っている。
ねえねえ。それ、何?
あ!氷!!
っということは・・・。雹???
すごいね。
なんて、軽く考えてタクシーに乗ったことを後悔しました……。
特大の雹が車を打ちつける。
道は停電。もちろん洪水。
前後左右、全く見えず。
ぼやけた車のライトだけが数台見えるのみ。
避難するにも避難場所も見えない。
恐る恐る前に進むしかない世界。
でも、今にも屋根やらフロントガラスを突き破ってきそうな勢い。
体をまるめ、体をこわばらせ、ぐったり。
一番、申し訳なかったのは、タクシードライバーさん。
目的地のホテルに着いたところで、
「おおーーーー。やっと着いたよーーーーー。
怖かった。本当に怖かった。」
と、心の底から言っていた。
こんなときに、運転させてごめんね、の気持ちで、
タクシー代を倍額支払い、ホテルへ。
別の友人が同じく車で移動中、あまりにも雹がすごいので、
車の修理工場で避難していたら、
トタン屋根を雹が突き破ってきたそうな。
うーん。
自分が無事だったのは、本当にラッキーだったんだ。
APECが終わったとたん、雹やら雨やらが降り始めたハノイ。
これ、1日ずれてたら、大変なことになっただろうと思うと、
ベトナムって、本当に、つくづくラッキーな国。
いや、逆に、すぐに陥没する道路事情を見て、
何らかの投資が入り込んだかな?
この日の雹を境に、一気に冷え始めました。ハノイ。
晩秋を感じます。
これからまた、あの、曇り空の季節になるかと思うと、
ちょっぴり憂鬱だったりします……。