ま、こんな感じで@Hanoi⇒にっぽん⇒フィリピンへ

ハノイの思い出を引きずりつつ、
日本の生活とベトナム後遺症をつづってきましたが、
ちょっと浮気して、アジアの島国へ♪

スタバ@BKKにて……

2007-03-26 04:09:13 | 旅@東南アジア

BKKから戻り、やはり忙殺されてました。
ちこぞう@ハノイです。

今年は、後厄。
何かと、厄年っぽいことがふりかかる。
本厄の去年よりも、今年のほうが、絶対多い。
お祓い、行ったほうがいいのかな。
そんなことを、真剣に考えてしまう。

厄年ネタは、また、どこかでまとめるとして、
まずは、BKKのスタバでの事件を。

3月18日(日)。

エンポリアム近くのイタリアンで友人とランチ。
どうしても、メールで送らなければいけないデータがあって、
PCを持ち歩いていたワタクシ。
Wi-fiが使えるカフェを探して、
スクンビットを歩いておりました。

で、スタバ発見。

Wi-fiの文字発見。

ということで、ドリンクを買い、
ネットカードを買い、
接続。
作業をしておりました。

オフィスビルの1階と見られる場所のスタバは、
店内ガラス張りで、光がふり注ぐ気持ちいい空間。
とってもこぢんまりしていて、
ボサノバが心地よく、
客も多すぎず少なすぎず、
ゆったりとした時が過ぎていきました。

データ送信作業も終わり、
そろそろ接続切断しようかなと思ったそのとき。


ガシャン


何かが割れる音がした。


あ。
だれか、コップ落としたな。



と思って、顔を上げたそのとき。






目の前で、ガラスの壁が弾丸でぶち抜かれたように
粉々になって、崩れ落ちてくる光景が目に入りました。



なんていうのかな。

氷が大量に入ったボウルを空に向かってぶちまけたような。
そう。
氷が空からキラキラ光りながら降ってくるような、そんな感じ。


たぶん、一瞬だったと思う。
でも、ものすごく、スローモーションの映像が、
深く脳裏に刻み込まれてる。



本当に、何が起きてるのか、分からなかった。



最初は、弾丸をぶち込まれたのかと思った。
爆発テロかと思った。
ガラスの壁が全部打ち抜かれるんじゃないかと思った。


この壁も崩れるかも !?
店の外に向かって走り出したとのとき。



音が止まった。

そして、ガラス壁の崩れも止まった。



しばし、みな、呆然。
静まり返る店内。



そして、周りの状況を見る余裕が生まれる。


崩れ落ちた壁のところに座っていた日本人男性3人。
頭上からガラスをかぶって、けっこうな流血。
頭がざっくり切れていた。
店の人が救急道具を取りに走り、
ビルの警備員が警察に通報。
救急車を呼ぶより、タクシーで行ったほうが早いと、
日本人男性はタクシーで病院へ。

わたしと友人は、
怪我した日本人がタクシーに乗り込むのを見届けて、
とりあえず、その場から退散。


冷静に見ていた欧米人や、流血していた本人が言うには、
中が冷えすぎていたんだ、とか
天井に埋め込まれているクーラーから、何か電線のようなものが出ていたとか、
そこからガラスに通電したんだろうとか、
そんなことを言っていた。

だけど。
そんなことで、ガラスの壁が粉々に崩れ落ちるものなの???


店で、ガラスの壁が崩れ落ちてくるなんて、想像します?
頭上からガラスが降ってくるなんて、想像します?



わたしにとっては、今まで、それは画面の中の世界でした。
爆発テロ。
撃ち合い。
こういうことも、これに近いようなことも、
いつ、どこで自分にふりかかってくるかなんて、
わかんないんだな、ということを、改めて痛感しました。


今回、スタバに入ったとき、
最初に座るか迷ったのが、そのガラスがもろにふってきた
その席でした。
結局、ほかの席に座ったのですが、
そこは同じく、ガラス壁に面した席で、
事件の起きた場所から2メートルと離れていないところ。

わたしが流血していてもおかしくなかったんだなー。

けがをされた方が、無事に回復されていることを祈りつつ。
自分の身のことも案じつつ。

やっぱり、部屋の掃除と洗濯はこまめにしようと、
心に誓った次第です。