ベトコン帽デビュー♪

午後2時。
いっちばん暑い時間。

車、出払い中。

タクシー。呼ぶのに時間がかかる。

よって、選択肢。

セオム（バイクタクシー）。




　ちこぞう：おっちゃーん。Daewoo Hotelまで、いくら？

おじちゃん：1万ドン。

　ちこぞう：OK！Let's go！

おじちゃん：ちょっと待った！
　　　　　　　帽子、ないのか？

　ちこぞう：うん。ない。
　　　　　　　平気だよ。平気。近いし。

おじちゃん：いや、だめだ。
　　　　　　　お前、これ、かぶっときな。

　　　　　　　

ちこぞう：おいちゃん。おいちゃん。これ、わたし、かぶるの？

おじちゃん；おう。

ちこぞう：そやけど、そんなんしたら、おっちゃん、頭、焼けるやん。

おじちゃん：いんや、大丈夫。
　　　　　　　俺は、サングラスがある。




最後の、「サングラス」に、「頭と関係ないやん！」と脳内で突っ込みを入れつつ、
おじちゃんの行為を無駄にすることなく、
ベトコン帽かぶって、Daewoo Hotelまでまいりました★

ハノイの4度目の夏にして、初めてのベトコン帽デビュー★
記念すべき夏★