臥龍殿

三国志と自転車・キャンプが好きな”りてん”がお送りします

大三国志展

2008-11-15 23:55:37 | 中国歴史小説・武侠小説等
 駆け込みでしたが以前から行きたかった、福岡アジア美術館で行われてた、「大三国志展」に行って来ました。
 映画「レッドクリフ」公開で私の三国志熱もこのところ上がってるのですが、この映画のおかげで三国志に興味を持った方も多いようです。
 最終日間近という事で混雑覚悟でしたが、開場前だったので入り口に少しは並んでましたが、そんなに大した事もありませんでした。

 客層も様々。
 私のような野郎一人きりで来てるのが意外に少なかったように思います。
 旦那や彼氏の趣味なのか?カップル率が結構高かったですね。
 三国志はゲームの人気も高いせいか、小学生の友達同士なんて組み合わせも。
 お年寄りのグループがとっても多かったのに驚きでした。
 考えてみれば娯楽という点で見れば現代は多様化してる分だけ、熟年以上の先輩方の三国志認知率はそれ以下の世代と比べれば、比較にならないくらい高いのかもしれないですね。
 女性が一人なんてのも結構居られましたよ。

 内容は物語としての三国志の展示と発掘物から見る三国時代の二部構成です。
 前半は色んなメディアの三国志が楽しめて楽しかったです。
 特に目に付くのがこのblog臥龍殿からもリンクが張られている、絵巻作家「正子公也」さんの迫力満点でありながら妖艶な作品達。
 大三国志展ではメインのイラストとして起用されたようですね。

 関羽の実物大の像が特に人気が高かったように思います。
 物語の中でも2mを越える偉丈夫として描かれる関羽ですが、多くの人がその巨大さと神々しさに心を打たれたようです。

 発掘物の方も中国の国宝級のものが多く集められたようです。
 特に呉の名将、朱然の名刺に興味深々でした。

 第一部の展示物がもう少し充実してたらと思うのですが、それでもこういった間口の広い三国志関連の展示会は今までになかったと思うので、とっても満足しました。
 コースターと転写シートを自分へのお土産に博多を後にしました。