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旅の友・ポップス編 (428) 『タミー』

2018-05-03 02:10:32 | 旅の友・ポップス編

『タミー』 デビー・レイノルズ
”Tammy” Debbie Reynolds 【YOUTUBEより】


1957年制作のジョゼフ・ヘヴニー監督によるアメリカ映画『タミーと独身者』の主題歌です。
映画は事故で傷ついたパイロットとそれを看護するタミーの恋物語なのですが、残念ながら日本では未公開です。
本国ではこの作品のヒットによって続編のタミー・シリーズが主演をサンドラ・ディーに代えて制作されましたが、
二本目の『タミーよ真実を語れ』も未公開で三作目の『タミーとドクター』がやっと本邦初公開となりました。
主題歌の『タミー』はジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスの共作で、主演のデビー・レイノルズが唄って
全米No.1に輝いた楽曲です。
歌詞は、恋に芽生えた純粋な田舎娘が友達である森の木や動物たちそして自らにその胸の内を語り掛けるという
内容で、「彼に分かってほしい、私が夢見ていることを。タミーは恋してる」と結んでいて素朴でメルヘンチックな
歌曲となっています。

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旅の友・ポップス編 (427) 『自由を我等に』

2018-05-02 23:43:51 | 旅の友・ポップス編

『自由を我等に』 サウンド・トラック
”A Nous La Liberte” Sound-track 【YOUTUBEより】


1931年制作のルネ・クレール監督による同名のフランス映画の主題歌です。
映画は、資本主義文明社会における人間の自由に対しての風刺コメディをミュージカル風に描写した傑作です。
主題歌の『自由を我等に』はルネ・クレール作詞、ジョルジュ・オーリック作曲でこれをアルマン・ベルナールが
編曲したもので、サウンド・トラックでは主演のレーモン・コルディとアンリ・マルシャンが唄っています。
あまり馴染みのない戦前の曲ですが、旅の友としてどうしても携えたい一曲です。

 人生は素晴らしい
 だから自由に向かって突き進もう
 我等に、我等に自由を!

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旅の友・ポップス編 (426) 『カチューシャ』

2018-05-01 23:07:22 | 旅の友・ポップス編

『カチューシャ』 アル・カイオラ楽団
”Katusha” Al Caioka & His Orchestra 【YOUTUBEより】


原曲は1938年にミハイル・イサコフスキーが作詞、マトヴェイ・ブランテルが作曲したロシアを代表する一曲で
フォーク歌手リディヤ・ルスラノヴァによって初演されたものです。
歌詞の内容は、カチューシャという名の娘が川の岸辺で出征した恋人を思う切ない姿を描いておりながら、
「彼は愛すべき祖国の地を守り抜き、カチューシャは愛を強く守り抜く」と綴られており、第二次大戦の風雲急な
ヨーロッパにおけるソ連軍の戦意高揚に一役買ったプロパガンダ・ソングでもありました。
これを1962年にギタリストのアル・カイオラがアレンジ、日本の【今週のベストテン】において、1963年の年初に
ベストテンにランクイン、6週連続ベストテン入りを果たすヒットになりました。(最高7位)


旅の友・ポップス編 (425) 『グラナダ』

2018-04-30 23:45:24 | 旅の友・ポップス編

『グラナダ』 パーシー・フェイス楽団
”Granada” Percy Faith & His Orchestra 【YOUTUBEより】


メキシコのアグスティン・ララが作詞・作曲したラテンの名曲で、『スペイン幻想曲』という副題がついています。
タイトルのグラナダはスペインの古い都で、いかにもスペインらしい情緒豊かな楽曲です。

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疲れました…

旅の友・ポップス編 (424) 『恋をして』

2018-04-29 17:09:00 | 旅の友・ポップス編

『恋をして』 パーシー・フェイス楽団
”In Love” Percy Faith & His Orchestra 【YOUTUBEより】


1954年10月にスタートした薗礼子さんによるコロンビア・レコードの”L盤アワー”のテーマ曲です。
この曲は1953年にリリースされたアルバム「ヨーロッパの名曲」”Percy Faith Plays Continental Music”に収録されています。
作曲はイタリアのクラシック作曲家であったアンジェロ・マスケローニです。

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いよいよゴールデン・ウィークですね。
この間はまたまた手抜き記事が連続しそうです。