週末に月を跨ぎましたが、9月その5 とすることにします。
『今週のベストテン』1961年9月30日
①峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
②コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
③悲しき街角 デル・シャノン
④ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑤小さな悪魔 ニール・セダカ
⑥黒い傷あとのブルース アンリ・ド・パリ楽団
⑦月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑧太陽がいっぱい サウンドドラック
⑨栄光への脱出 パット・ブーン
⑩トラベリン・マン リッキー・ネルソン
『今週のヒットレコード』1961年10月1日
①ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
②峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
③悲しき街角 デル・シャノン
④コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
⑤トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑥今夜二人で ポール・アンカ
⑦荒野の七人 アル・カイオラ楽団
⑧栄光への脱出 パット・ブーン
⑨九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑩涙のムーディ・リバー パット・ブーン
『今週のベストテン』にながらく君臨していました『太陽がいっぱい』が今週限りで圏外に去ることになります。
初登場は1960年の5月でしたから一年五ヶ月の長期間ランクインしていたことになります。
『太陽がいっぱい』といえば一般的にはフィルムシンフォニックオーケストラの演奏又はニーノ・ロータ指揮の
オリジナルサウンドトラック盤でしたが、『今週のベストテン』のサウンドトラックは一味違っていました。
間奏に激しい波の音、そしてTom(アランドロン)の‘Philippe、Philippe’という叫び声。
まさに、これぞサウンドトラックでした。
しかしながら、このサントラ盤はレコード店では販売されておりませんでした。
番組では朝日ソノラマ(1960年5月号)のソノシート盤を使用していたのでありましょう。
残念ながら今となってはそれを聞くことすらできません。
↓YOUTUBEより 『太陽がいっぱい』ニーノ・ロータ楽団
また、ベストテンには入らなかったものの1961年9月に流行した曲としては
ミッチ・ミラー楽団と合唱団の映画『ナバロンの要塞』の主題歌 (発売元の東芝ヒットパレードでは第1位)
そして映画『ガンファイター』からマイク・クリフォードが唄う『黄色いドレスの可愛い娘』も忘れられない一曲です。
YOUTUBEに、カーク・ダグラスがこの曲を唄うシーンがUPされていましたので、それを紹介します。
↓マイク・クリフォードの『黄色いドレスの可愛い娘』YOUTUBEより