港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『小さい悪魔』 ニール・セダカ

2016-09-30 15:37:30 | 名曲セレクション

”Little Devil” Neil Sedaka



1961年にハワード・グリーンフィールド作詞、ニール・セダカ作曲によるちょっとキュートなナンバーです。
好きになった小悪魔のような彼女を天使にするんだというような内容で、この時代に見受けられる他愛のない
歌詞でしたが、全米では11位のヒットになっています。
日本では【今週のベスト・テン】において、1961年7月から10月にかけてランクインしています。(最高位は4位)

Woh woh woh woh yeah yeah yeah Hey, little devil
Hey, little devil
You're always runnin' around
It's time that someone started
Taming you down
There'll be some changes made
Your rovin' days are through
Hey, little devil
I'm gonna make an angel out of you

↓はニール・セダカの『小さい悪魔』  YOUTUBEより



『カレンダー・ガール』 ニール・セダカ

2016-09-29 12:32:13 | 名曲セレクション

”Calendar Girl” Neil Sedaka



作詞・作曲はハワード・グリーンフィールドとニール・セダカの名コンビで1960年に発表された陽気なハッピー・ソングです。
カレンダーの月ごとのピンナップ・ガールとの妄想の愛を願望的に歌った明るい楽曲で全米第4位の大ヒットになりました。
日本では【今週のベスト・テン】において、1961年4月から8月にかけてランクイン、5月にベスト・ワンに輝くと8週連続トップ
に輝きニール・セダカとしては『恋の片道切符』以来の爆発的な大ヒットになりました。

I love, I love, I love my calender girl
Yeah, sweet calender girl
I love, I love, I love my calender girl
Each and every day of the year
(January) You start the year off fine
(February) You're my little valentine
(March) I'm gonna march you down the aisle
(April) You're the Easter Bunny when you smile
Yeah, yeah, my heart's in a whirl
I love, I love, I love my little calender girl
Every day (every day), every day (every day) of the year

↓はニール・セダカの『カレンダー・ガール』  YOUTUBEより


こまでのシナトラやドリス・デイなどの大人のスンダード的なポップスに対してニール・セダカやコニー・フランシスの
登場により、どちらかといえばローティーン向けの能天気な楽曲が多くなって、ポップスのターゲットが低年齢とへ
進んでいくことになります。 (悪く言えば幼稚化)
カレンダーのピンナップ・ガールといえばちょっとセクシーなモデルを想像してしまいますが、歌詞にもありますように
16歳の可憐な女の子のようで、これもまさに低年齢狙いなのでしょう。


『きみこそすべて』 ニール・セダカ

2016-09-28 11:38:56 | 名曲セレクション

”You Mean Everything To Me” Neil Sedaka



1960年にハワード・グリーンフィールドが作詞、ニール・セダカが作曲したロッカ・バラードで、”Run Samson Run”との
ダブルA面シングルとしてリリースされましたが『きみこそすべて』のほうが好評で全米10位のヒットになりました。
日本では【今週のベスト・テン】において、1960年12月から翌年4月にかけてランクインしています。(最高位は3位)
しかしながら、この曲は1958年に大ヒットしたポール・アンカの ”You Are My Destiny” と3連のリズム・パターン及び
コード進行も同じで、ポル・アンカ作詞・作曲の『君は我運命・第二章』かと思わせる仕上がりですね。

You are the answer to my lonely prayer
You are an angel from above
I was so lonely till you came to me
With the wonder of your love
I don't know how I ever lived before
You are my life, my destiny
Oh my darling, I love you so
You mean everything to me

↓はニール・セダカの『きみこそすべて』  YOUTUBEより

『恋の片道切符』 ニール・セダカ

2016-09-27 14:19:11 | 名曲セレクション

”One Way Ticket” Neil Sedaka



私が60年代ポップスの黄金期の到来と位置付ける1960年、その年明けに『恋の片道切符』が登場しました。
作詞・作曲はハンク・ハンター とジャック・ケラーの共同によるもので、当初は日本でも『おゝ!キャロル』のB面だった
のですが、『恋の片道切符』が爆発的な人気となったため急拠AB面を逆にしてリリースされました。
この曲は元々『おゝ!キャロル』のカップリングの穴埋め策として作られた楽曲で本国のアメリカでは殆ど話題にもならない
程度だったので、当然全米のヒット・チャートには影も形もありません。
また、この曲の歌詞には 出だしの Choo choo train から始まって Bye Bye Love、Lonely Teardrop、Lonesome Town、
Heartbreak Hotel、A Fool Such As I など『恋の片道切符』の歌詞全体が全米ヒット曲の題名や歌詞などををつなぎ
合わせたパロディ的なものだっので仕方がありません。
しかしながら、日本ではちょっと哀愁をにじませたメロディー・ラインが受け入れられて、【今週のベスト・テン】でも
1960年1月から5月にかけててランクインしています。勿論最高位はベスト・ワンでした。

Choo choo train a-chuggin' down the track
Gatta travel on,never comin' back woo ooo
Got a one way ticket to the blues
Bye bye love my baby's leavin' me
Now lonely teardrops all that I can see woo ooo
Got a one way ticket to the blues

↓はニール・セダカの『恋の片道切符』  YOUTUBEより




『おゝ!キャロル』 ニール・セダカ

2016-09-26 13:32:36 | 名曲セレクション

”Oh! Carol” Neil Sedaka



1959年にハワード・グリーンフィールドが作詞、ニール・セダカが作曲したロックンロールで、『恋の片道切符』のA面
としてリリースされ、全米9位の大ヒットとなりました。
タイトルの『キャロル』とはシンガーソングライターのキャロル・キングで、ニールの当時のガール・フレンドのことです。
キャロル・キングも『おゝ!ニール』というアンサー・ソングを唄っています。
日本では1960年の年初にB面の『恋の片道切符』が爆発的にヒットし、『おゝ!キャロル』も【今週のベスト・テン】では
『恋の片道切符』の後を追うように1960年4月から5月にかけてランクイン(最高位は3位)しています。

Oh, Carol, I am but a fool
Darling, I love you tho' you treat me cruel
You hurt me and you made me cry
But if you leave me I will surely die
Darling, there will never be another
Cause I love you so Don't ever leave me Say you'll never go
I will always want you for my sweetheart
No matter what you do
Oh, Carol, I'm so in love with you

↓はニール・セダカの『おゝ!キャロル』  YOUTUBEより

しかしながら何度聞いても、ダイアモンズの『リトル・ダーリン』と酷似している気がしてなりません。