『今週のベストテン』1961年11月4日
①コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
②悲しき街角 デル・シャノン
③峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
④月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団と合唱団
⑤悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑥トラベリン・マン リッキー・ネルソン
⑦ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑧太陽の誘惑 ファウスト・パペッティ楽団
⑨九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑩小さな悪魔 ニール・セダカ
『今週のヒットレコード』1961年11月5日
①悲しき街角 デル・シャノン
②トラベリン・マン リッキー・ネルソン
③九月になれば ボビー・ダーリン楽団
④涙のムーディ・リバー パット・ブーン
⑤ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
⑥あなたと二人で コニー・フランシス
⑦峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
⑧コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
⑨電話でキッス ポール・アンカ
⑩ダムダム ブレンダ・リー
月が変わりましたが、『今週のベストテン』は順位に大きな変動はありませんでした。
『今週のヒットレコード』において、『荒野の七人』に代わってポール・アンカの『電話でキッス』がベストテン入りしました。
このレコードのB面の『シンデレラ』も当時によく流れていましたね。
前に、『今週のベストテン』がベストテンの王道で、『今週のヒットレコード』はかなりユニークである、と記述しました。
【一姫四天王】の中でもパット・ブーンとポール・アンカのファンが特に多かったように感じています。
『涙のムーディ・リバー』もそうですが、この『電話でキッス』の順位もかなり極端な推移を始めることになります。
話は変わりますが、
この頃、どこのベストテン番組にも登場していない大ヒット曲が神戸に誕生しました。
それが、ロベルト・デルガード楽団の『祈り』です。
神戸っ子にとってヒット曲の認識は、何と言ってもラジオ関西の『モナ電話リクエスト』で流れている曲。
電リクは、ヒット曲だけでなく幅広いジャンルの洋楽を取り上げていましたし、もちろん順位も付いていません。
しかし、この頃から毎週流れているうちに一大ヒット曲となり、電リクの伝説的な名曲となっていきました。
神戸のオールドファンに、ラジ関における電リクの名曲といえば? と問えば、きっと『祈り』と答えてくれるでしょう。
↓はロベルト・デルガード楽団の『祈り』 YOUTUBEより