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『2001年宇宙の旅』 2001: A Space Odyssey (米) 1968年制作
監督 スタンリー・カブリック
音楽 不在
主演 ボーマン … ケア・ダレー
プール … ゲイリー・ロックウッド
フロイド … ウィリアム・シルヴェスター
主題歌 『ツァラトウストラはかく語りき』 ( Also sprach Zarathustra ) 演奏・サウンド・トラック
NASAをはじめとする科学研究所などの協力を得て当時としては破格の90億円を投じて制作されたSF作品。
太古の昔、石柱モノリスは、猿がそれにふれることにより知恵を得て人類への進化に大きな影響を与えた。時代は現代
に移り、月に着陸した宇宙船オリオン号は石柱モノリスを発見、その磁気が木星に向いていることがわかる。そこで人工
知能を持つコンピューターのハルを搭載した探査船ディスカバリーが木星の探査に当たる。しかしハルは異常をきたして
船長のボーマン以外の乗組員の命を奪ってしまう。ボーマンはハルの機能を停止させて木星に到着したがそこには石柱
が待ち受けていた。ボーマンはその影響を受けて超越した進化をして胎児に逆行していく。
まず、この映像の製作に巨額の資金を投入したため音楽に対しては予算が回らなかったようで音楽監督は不在となり、
映画に流れる音楽はすべて既存の以下のレコードがサウンドトラックに貼り付けられています。
『ツァラトウストラはかく語りき』…作曲・リヒアルト・シュトラウス、演奏・カール・ベーム指揮ベルリンフィルハーモニー。
『ソプラノ、メゾソプラノ、二つの混声合唱』…作曲・ギョルギー・リゲッティ、演奏・フランシス・トラビス指揮バイエルン放送交響楽団。
『美しき青木ドナウ』…作曲・ヨハン・シュトラウス、演奏・ヘルベルト・フォン・カラヤント指揮ベルリンフィルハーモニー。
『無限の宇宙』…作曲・ギョルギー・リゲッティ、演奏・エルネスト・ブール指揮南西ドイツ放送管弦楽団。
ほかにも『永遠の光を』『舞踏組曲ガイーヌ』など。
この映画の主題歌としては冒頭とエンディングに使われた『ツァラトウストラはかく語りき』ということになっているようです。
↓はサウンド・トラックによる『ツァラトウストラはかく語りき』 YOUTUBEより
監督名の表記ですが、映画公開時のポスターは‘カブリック’となっています。その後、クブリックなどと表記されていましたが
現在ではキューブリックになっているようです。
この曲はエルヴィス・プレスリーの
LIVE、「エルヴィス・オン・ステージ」
だったか「アロハ・フロム・ハワイ」
だったか失念しましたが、彼がステ
ージに上がる時にダイナミックに
奏でられましたね。
「エルヴィス・オン・ステージ」は一見しただけでしたので
すっかり記憶が飛んでいるようです(汗)
「ツァラトウストラはかく語りき」は1970年の
『いちご白書』でも使われていたのは
覚えているのですが…
YouTubeは、
Elvis, Aloha from Hawaii Concert.
January 14, 1973 です。
「アロハ・フロム・ハワイ」
先ほどまで拝見していました。
『マイ・ウエイ』『愛さずにはいられない』~
締めくくりの『好きにならずにいられない』
貴重なフィルムでした !!