”If You Go Away” Dusty Springfield
原曲は1959年にベルギー出身のジャック・ブレルが作詞・作曲したシャンソンで、彼として最大のヒット曲です。
これにロッド・マッケンが英詩を付けてダスティー・スプリングフィールドがカヴァーしました。
日本では1968年の春ごろから長く静かにヒットしていました。
If you go away
On this summer day
Then you might as well
Take the sun away
All the birds that flew
In the summer sky
When our love was new
And our hearts were high
And the day was young
And the night was long
And the moon stood still
For the night bird's song
If you go away …
↓はダスティー・スプリングフィールドの『行かないで』 YOUTUBEより
また、この曲は数多くの歌手がそれぞれのお国の言葉でレコーディングしています。
フランク・シナトラ、スコット・ウォーカー、ブレンダ・リー、バーバラ・ストライザンド、オルネラ・ヴァノーニ、
ニーナ・シモン、ナナ・ムスクーリ、そして…
その中からディートリッヒのドイツ語盤を貼っておきます。
↓はマレーネ・ディートリッヒの『行かないで』 YOUTUBEより
しかしながら、何と言っても本家本元を挙げないわけにはいきません。
ジャック・ブレル盤
”Ne me quitte pas” Jacques Brel
Ne me quitte pas
Il faut oublier
Tout peut s'oublier
Qui s'enfuit déjà
Oublier le temps
Des malentendus
Et le temps perdu
A savoir comment
Oublier ces heures
Qui tuaient parfois
A coups de pourquoi
Le cœur du bonheur
Ne me quitte pas …
↓はジャック・ブレルの『行かないで』 YOUTUBEより
この歌のサビ、誰かさんの歌謡曲にあまりにも似ていますね…
「行かないで」は、いろいろな国の人がいろいろな言葉で歌っているのですね。
好みはさまざまでしょうが、私の好みはダスティ-・スプリングフィールドです。
情感豊かに、深い表現力で、切々と歌う彼女の歌声に魅せられます。
この声で歌われては、出て行けません(^^)。
私も「いせえび」さんに一票です。
ダスティ-・スプリングフィールドの切なく歌い上げる声に、後ろ髪ひかれます。
同じ歌でも、歌唱力、情感のこめかた、表現力に負うところ大ですね。
この曲は本当に多くの国で愛された名曲ですね。
『この胸のときめきを』もそうでしたが、彼女の音楽に関しては
完璧主義者としてその歌唱力は抜群です。
何度でも聞きたくなる、そんな一曲でした。
コメントありがとうございました。
仰る通り、歌唱力、情感のこめかた、表現力は超一流です。
数あるこの歌曲のレコードとしては最高なのかもしれません。
ただ、気性の激しい気難し屋さんで、アルコール依存では
抑えきれずにドラッグ常習という事態に陥ってしまいました。
音楽を愛するが故の行動だったのかもしれませんが
どうしても彼女に好感が持てない私です(汗々
コメントありがとうございました。