私設中禅寺研究所第1分室

大層な名前ですが、最近ド忘れが増えて、
忘備録代わりにつけてます。
昔はこんなことなかったのに。

ダブヨンに思いを馳せる。

2006-06-30 | Weblog
カワサキの新車W400ってホントの所どうなの?
正直アリなの?ソコん所、いい加減誰か聞かせてよ。

と思ってはみても、いい話は聞かないし、実際売れてないらしい。
ショートストロークだから味がないとかエンストしやすいとか、
車重が重すぎてパワー不足で走らないなどと、
世間じゃまるでイソップのキツネのような有様だ。
それも仕方ないだろう
w400:空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ、193kg、29PS/7,500rpm、3.0kgf・m/6,000rpm
SR:空冷・4ストローク単気筒SOHC2バルブ、152kg、27PS/7,000r/min、3.0kgf・m/6,500rpm
CB400SS:空冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ、145kg、29PS/7,000、31kgf/5,500rpm、


何しろあの寸詰まりSRことCB400SSとスペック表を比べてみても
なんだかパッとしない感じで、ことごとく負けてるように見える。

そういえば昔スズキからSW-1なんてバイクが出たときも
こんな感じだったかも、バブリーな時代で、
ギアペダルがシーソー式の20馬力単気筒モデル。
ボルティーを経て、今のST250に至っているわけだが、
小洒落た感じで、今のビグスクの先取りのように見えなくもない。
まぁ当時Fusionも全く売れてはいなかったのですが。

要するに高すぎるわけです。
コストパフォーマンスというか、パワーコストレシオというか
一馬力いくらかで考えると有り得ないわけです。
判った風の確信犯な人でなければ到底買える代物ではない。
もちろんシート高が下がったり、ハンドルがミリ規格になったりと
ダブロクに比べていいと思われる面もあるのですが、

そんなダブヨンに最初にやるべきカスタムはといえば、
サイドカバーをW650のに取り替えることかな
GPz750をNinjaにするみたいな。
それで飽き足りない人はさらにダブロクのエンジンに
積み替えたりしてって、それは本末転倒ジャン。
Diversion400に600のエンジン載せてる人がいたが
それは教習所で大型免許が取れなかった時代の話だから
今のご時勢でそんな事をする奇特な人もいないだろう。

結局買い手がバイクの何に価値を見出すかという事なんでしょうね。
3,4年したら無くなってたなんてことにならないと良いのですが、
メーカーとしては、まずはユーザーの意識改革が必要でしょう。
そういう私も実はアレ買うんだったら、VRXロードスターの中古探して、
弄り回して遊んだ方が良いんじゃないかと思ってしまったりします。
とにかくダブヨン生暖かく見守っていきたいと思う次第です。

にほんブログ村 バイクブログへ