いっさい延命治療をしないでください。
私は今日まで、自由に生きてきました。
64歳まで、好きなことに打ち込んで、幸せな人生でした。
そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。
今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。
すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。
このまま命が尽きても、何も思い残すことはありません。
だから、決して救急車を呼ばないでください。
すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。つけられているなら、はずしてください。
自力で飲んだり食べたりできないなら、無理に、口に入れないでください。
点滴も、チューブも栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、延命のための治療を何もしないでください。
すでに行われているなら、すべてやめてください。
もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの、痛みをやわらげるケアは、ありがたくお受けいたします。
今、私の命を延ばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。
しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。
私はこの文章を、冷静な意思のもとに書き、家族の了承を得ています。
いっさい延命治療をしないでほしい。
この最期の願いを、どうぞかなえてください。
決して後悔しないことを、ここに誓います。
※日付・署名などが記載してあります。
以上、『医者に殺されない47の心得』作者、近藤誠医師のリビングウィルです。
常々、長男には延命治療拒否宣言をしている私ですが
何かしら、その意思を形にしておかねばと思っておりましたらば
あまりに、どんぴしゃりの文言が見つかった次第でありまして
母さまも、この文面をパクってリビングウィルを作るから、署名お願いねと
一昨日、長男に読んで聞かせたのでありました。
で、昨日のこと、バイト中から耐え難き睡魔に襲われておった私めは
帰宅するやいなや、自室のベッドで眠りこけてしまったのでありました。
一応、夕飯の支度に間に合うように、小一時間で起きるつもりでアラームもセットしておったのですが
気が付いたときは、既に7時を回っておりました。
こんな時間からでは、いつも以上に手抜き晩ごはんになるのは必至です。
慌てて、階下へ降りて行きましたらば、何やら煮物のあったかい匂いが漂ってまいります。
もしやもしや!?
そうです。長男が晩ごはんを作ってくれていたのであります。
感謝感激雨あられ的御礼を申しましたらば
5時ごろ、起こしたんだけどさ、返事もないし
もしかして、死んでるのかなって思ったけど
リビングウィルを尊重して、そっとしておいた。
と笑っておりましたとさ。
ちゃんちゃん。
私は今日まで、自由に生きてきました。
64歳まで、好きなことに打ち込んで、幸せな人生でした。
そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。
今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。
すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。
このまま命が尽きても、何も思い残すことはありません。
だから、決して救急車を呼ばないでください。
すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。つけられているなら、はずしてください。
自力で飲んだり食べたりできないなら、無理に、口に入れないでください。
点滴も、チューブも栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、延命のための治療を何もしないでください。
すでに行われているなら、すべてやめてください。
もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの、痛みをやわらげるケアは、ありがたくお受けいたします。
今、私の命を延ばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。
しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。
私はこの文章を、冷静な意思のもとに書き、家族の了承を得ています。
いっさい延命治療をしないでほしい。
この最期の願いを、どうぞかなえてください。
決して後悔しないことを、ここに誓います。
※日付・署名などが記載してあります。
以上、『医者に殺されない47の心得』作者、近藤誠医師のリビングウィルです。
常々、長男には延命治療拒否宣言をしている私ですが
何かしら、その意思を形にしておかねばと思っておりましたらば
あまりに、どんぴしゃりの文言が見つかった次第でありまして
母さまも、この文面をパクってリビングウィルを作るから、署名お願いねと
一昨日、長男に読んで聞かせたのでありました。
で、昨日のこと、バイト中から耐え難き睡魔に襲われておった私めは
帰宅するやいなや、自室のベッドで眠りこけてしまったのでありました。
一応、夕飯の支度に間に合うように、小一時間で起きるつもりでアラームもセットしておったのですが
気が付いたときは、既に7時を回っておりました。
こんな時間からでは、いつも以上に手抜き晩ごはんになるのは必至です。
慌てて、階下へ降りて行きましたらば、何やら煮物のあったかい匂いが漂ってまいります。
もしやもしや!?
そうです。長男が晩ごはんを作ってくれていたのであります。
感謝感激雨あられ的御礼を申しましたらば
5時ごろ、起こしたんだけどさ、返事もないし
もしかして、死んでるのかなって思ったけど
リビングウィルを尊重して、そっとしておいた。
と笑っておりましたとさ。
ちゃんちゃん。