新年あけましておめでとうございます。
昨日は、頭痛が治まらない中、二男ファミリーの来襲に備えて
朝からお雑煮やらちらし寿司作りに精を出し、無事に元旦の儀式を終えることができました。
足かけ二年に渡る頭痛も、きっと運動不足に起因するものだろうと鑑み
今朝は、北風吹きすさぶ中ウォーキングに勤しんで参りました。
歩いて体温を上げることが健康のみならず、美容にも効果的だということは
百も承知の助なのに、私という人間はどうしていつも
低きに流れるのであろうか・・・などと
自分の意志薄弱を再認識しながらのウォーキングでありました。
前回、ウォーキングをしていたときは、歩きながら推理小説の構想を練っておりましたが
ウォーキングの頓挫と共に推理小説家になるという野望もいつの間にか消え去ってしまった次第であります。
かように、何とも飽きっぽい私でありますが、半世紀以上も飽きっぽさを維持してきたということは
案外、粘り強い性質かもしれませんな。
さてさて
美輪明宏さんちのたわわに実るレモンの木に触発されて
3年くらい前に、我が家の小さな庭にもレモンの木を植えたのですが
今年ようやく小さな実がなりました。
黄色い実をつける木は、幸福を呼ぶとのことで
運担ぎに無理やり狭いスペースに植えたせいでしょうか、
イメージとは程遠いショボサの成長ぶりでありました。
とは言え、収穫したレモンを使ってのチーズケーキ作りなんぞ
レモンの木を植えなければ叶わなかったことでありましょうし
これも、シアワセなことには違いありますまい。
シアワセほど、主観的なものはないわけで
些細なことにもシアワセを感じるココロを持てることこそがシアワセなんでありましょうな。
そういえば、先日、父がいつになく真面目な口調で電話してきたので
何事か!? と一瞬身構えましたが
長兄が、私の身を案じて、そろそろ父の家に引き取ったらと言っているらしく
一方的な長兄の考えを前に、私の意見を聞いておかねばと思ったとのことでした。
私が離婚することを決めた時に、住む場所がなかったら家においでと真っ先に言ってくれたのは兄夫婦でした。
ちゃちゃっと家の名義変更を済ませるから大丈夫との返事に
おまえらしいと笑っていましたが、その後も何かと気にかけてくれてまっことありがいことです。
もちろん、父の心配は兄以上でありましょうが
いつの時も、私がどうしたいのかを尊重してくれる父。
ふつう、老親の介護をどうするかで悩む私世代だというのに
87歳の父に面倒見てもらおうという算段をしているのですから
何とも、いやはやな話であります。
世の母親というものは、子供べったりになってしまう時期があるが
最後(頼りになるの)は、夫婦だということを忘れちゃいかんぞと
かつて父から言われたことがありますが
その教えを守ることができなかった私にしてみれば、
最後は、やっぱり肉親でありますな。
いい歳をしてもなお、父や兄に見守られている安心感。
ホント私ってシアワセ者だな・・・
てなことに思いを馳せながら、小一時間ほど歩いた次第にございました。
というわけで、今年も私流にシアワセを見つけてまいりたいと存じます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も長男からお年玉を頂戴いたしました。
消費税が上がると、母さまなんぞ貧乏人は益々買い物ができなくなるねぇ・・・
と時折嘆いていたせいでしょうか、昨年の5割増し入っておりました。
謝謝。