マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

みみっちぃ私の話

2011年09月30日 | 半径1mの話



金曜日は、冷凍食品が半額の日でございます。
それがどうしたと言われればそれまでですが
私のお昼ご飯である五目あんかけ焼きそばを472円出して買うのか
半額で買うのかは大きな問題でありまして
毎週、金曜日になると五目あんかけ焼きそば5個を買うのが
ルーティンワークとなっている次第にございます。
なにゆえ5個かと申しますれば
自転車の最大積載量範囲内と言う訳でございます。

ちなみに私は、添加物盛りだくさんの食品を食べると
頭痛を引き起こしてしまうので
カップ麺は食べられず、冷凍食品の類も要注意なのですが
この五目あんかけ焼きそばは
そんな私の厳しい基準をクリアーしているようでございます。
量が少なめなのが玉にきずではありますが
チンして待っているだけでお昼ご飯にありつけるのですから
手抜き主婦の鑑の私にとって、こんな有難いものはなく
それが半額で買えるのですから金曜日は決戦の日なのでございます。

と言う訳で、本日も強風にもメゲずに買いだしに行ってまいりまして
その帰りのことです。

強風の中、自転車を押しながら歩いておりますと
駅前でJRの作業服を着た人が数人でビラ配りをしていました。

その中の一人のお兄さんが寄ってきて
ご協力お願いします。と言うのでアンケートなのかと思って
両手がふさがっているでしょ的アピールをしましたらば

お兄さんが手にしていたのは
電車の写真が載っているファイルでして
アンケートなんかではありませんでした。






くれるものはもらわなきゃ的変わり身の早さで
有難く頂戴したのは言うまでもありません。
電車男子であるまごまご1号が喜ぶに違いありません。

お兄さんに御礼を言って、その場を立ち去ったのですが
我が家のまごまご達ときたら、何でも取り合いになるので
2号の分ももらっておこうと思いたち
Uターンして、近くにいた別のお兄さんに2個目を所望したのでした。

孫が二人いるもので、もうひとつ頂けると有難いのですが
と言うと

ちょっと離れたところにいた上司らしきおっさんが寄ってきて
孫ですか!?と言います。

疑われている私?
そりゃあ、孫がいるように見えないと思うのも無理はないでしょうが
っていうか、ファイル欲しさに虚偽の申告をしている中年女!?

(こんなもん。孫のためでなければ誰が欲しがるものかっ。)

2個だけで良いの?欲しいだけ上げますよ。と言ってくれましたが

(そんな何個も同じ物をもらっても喜ばんわい。)

充分ですよ、と再度御礼を言って帰宅したのでしたが
帰ってから中身を見ましたらば
ティッシュだと思っていたのは、ウェットティッシュでして
お出かけの際の必需品なのでタダでもらえるのは嬉しいかぎりでございます。
こんなことなら、欲しいだけもらってくればよかった・・・。
まだまだ、みみっちさの詰めが甘いようでございまする。





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母思いの長男を思う母心・・!?

2011年09月29日 | 半径1mの話



今月に入って、突然長男がジョギングを始めました。
本格的に運動を始めるぞ~と言って
押入れに眠っていた高校時代の空手の道着を引っ張り出したりしていたので
てっきり空手を始めるのだろうと思っておりましたらば
長男がやっていた流派の道場が近くに見つからないとのことで

だったら柔道でもやればいいじゃんと申しますと
汗まみれのおっさんと抱き合うのなんて嫌だよ~ ですと。

と言う訳で、ジョギングを選んだのかどうかは定かではありませんが
身体が軽くなるし頭もスッキリすると
走り始めてすぐからジョギングの効果を実感したようで
私にもジョギングを薦めてきます。

オフクロも少しは運動した方がいいよ。
一日中ソファーに寝転がってたら病気になるよ。
などと申します。

一日中寝転がっているとは聞き捨てならん! 
ごはんを食べる時とパソコンをやる時は、テーブルの前に座っておりまするぞ。
それに、ただ寝転がっているように見えるだろうけれども
実は、哲学的思考に耽っているわけで。
まぁ、ブッダのようなものだね。


そんな事ばっかり言ってないで今日から一緒に走るよ!
頭痛もなくなってスッキリするよ
としつこく誘うので、走ってみることにしたのでした。


俺さまの勇姿を通行人に見せるのはもったいない
などとのたまう長男なので
スタートするのは人通りがなくなる夜遅くになってからです。

家を出て左に曲がると車の往来が激しい大きな通りで
右に曲がると畑と空き地と数軒の家が点在する寂しい風景です。

どっちの道を走る?と聞かれたので
当然、通行人ゼロの右のコースを走ることにしたのですが
街燈もないので真っ暗です。

怖がりの私は夜道という言葉を聞いただけで恐怖心が掻き立てられます。
いい歳をしてオバケも怖いし、犯罪者に出くわすのも怖いし
とにかく超ビビリ屋なのでございます。

あのさぁ、暴漢が襲ってきたらよろしくね。と言うと

襲ってこないから。
とまるで暴漢に見向きもされないと言った感じで言うので

ほら。昼間だと襲われる心配はなくてもさ
真っ暗闇だと若いんだかおばばなんだか分からないし
それに拉致されちゃうかもしれないしさ
とにかく母さまのそばから離れないでよね。

そんなこんなでスタートしたのでしたが

昔とった杵柄も、最近の運動不足の前では全く及ばずでして
1km走っただけで、へろへろになってしまいました。

長男のペースについていけるはずもなく
私がいては、フルマラソン出場の夢も遠のいてしまいます。
走りたいのはやまやまなのですが、足手まといになるだけですので
その日限りでジョギングはしないという苦渋の決断をしたのでございました。
息子のためを思えばこその母心でございまする







これはマラソンをしているところではありません。
たこ焼きを焼いている長男の勇姿でございます。



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嫌な名前

2011年09月28日 | 半径1mの話









雨がやむのを待って、病院まで自転車を走らせた。
手にできた湿疹が、市販の塗り薬では効果がないため
皮膚科を受診したのが2週間前のことで
きょうは、その2回目の治療であった。

10時前だというのに、広い駐車場は既に満車であった。
きょうも、相当待たされるようだ。
入口近くの駐輪場に自転車を止めて受付まで歩く。

駐車場に隣接した待合室は、全面ガラス窓になっているため
自転車で入ってきた私の行動は待合室から丸見えである。
窓側に座っていれば、否が応でも視界に入るだろう。
つまり、その女は私の存在に気が付いていたことになるが
その時の私は知る由もない。


広々とした待合室には、座り心地の良い長椅子がいくつも並んでおり
正面に取り付けられたテレビの下には大きな書棚があり
長い待ち時間も、手持無沙汰になることはない。

受付を済ませた私は、まっすぐ進んで待合室中ほどの席に座ったが
持参した本をバッグから取り出そうとしたとき、斜め後方の初老の女性が
テレビが見にくくなったと言わんばかりに身体をずらしたので
最後列の端の席へと移動した。

テレビの音は聞こえるものの、病院にありがちな老人の話声もなければ
子供の泣き声もない。
待合室は、不自然なほど静まりかえっている。

この静けさの中で、知人に出くわしたりすれば会話が筒抜けである。
そんなことにならぬよう、私は目の前の活字を追うことだけに専念した。
おそらく、その女が話しかけてこなかった理由もそういうことだったのかもしれない。


看護師が患者を呼ぶ声だけが、静かな待合室に響く。
同時に長椅子から立ち上がった3,4人の患者が中待合室に入ってゆく。
その一連の流れは、何度も繰り返されていた。
どこにでもあるそんな光景だったが
看護師が次に呼びいれた患者の名前を聞いた瞬間に
それまで読書に耽っていた私の胸の鼓動は一気に激しくなった。

あの女だ。
あの女がここにいる。

名前を聞いただけだと言うのに、遠くに追いやっていた記憶が鮮明に蘇る。
忌まわしい記憶のフォルダが映像になって目の前に広がる。

それは、偶然出会った友人と銀行のロビーで話しをしているときだった。
見知らぬ女が私たちの方に近づいてきた。

初めて見る顔に一瞬戸惑いはしたものの
それが誰であるか直感でわかった。
だからと言って、こちらから挨拶をする類の女ではない。

私に近づいてくる神経が理解できないでいると
「いつもご主人にお世話になっています。」とその女は言った。
その図々しい挨拶ぶりに、傍らにいた私の友人の方が驚愕した。

「不倫相手の奥さんにふつう挨拶なんかしてこないでしょ。
何よあの態度。どういう神経しているのかしら。」
友人は私を庇うようにその女を扱き下ろした。

女は、私が体調を崩して入院していたことまで知っており
体調を気遣うようなことを言い残して去って行った。

それは、夫との仲が継続中であることを私に伝えるために
わざと私の近況を知っているのだということを誇示したように思えた。

女とは別れたと言った夫がウソをついていることに他ならないが
そんなことで、もう私の感情がかき乱されることはなかった。

自らの不貞行為を認めた女の言葉は離婚の際に私に有利に働くだけだ。
どこまでもバカな女・・・。

そんな女に、これ以上振り回されるのはごめんだ。
離婚を決意した私だったが、私を取り巻く環境は一変した。

地方で手広く商売を営んでいた父の会社が倒産してしまい
とても離婚後の生活の面倒をみてもらえる状況ではなくなってしまったのだ。

弁護士に相談すると、離婚の際の慰謝料など微々たるものだと言われ
私は身動きがとれなくなってしまい、離婚を思いとどまるしかなかった。

結局、何事もなかったかのように私は夫と生活を共にしている。


10年以上、記憶の中から葬り去っていたというのに
嫌な名前を耳にしたものだ。

中待合室の前で順番を待っていると、処置室から待合室に直行せずに
狭い通路を折れてこちらに来る人影を感じた。

その女に違いない。
女は私が院内に入るところから話す機会を伺っていたのだろう。

しかし、こんなところで何を言おうというのか・・・。

「ご無沙汰しています。」
と声をかけられたところで私は診察室に呼ばれた。
もしかすると、私が治療を終えるのを待っているのではないかと思ったが
その後、どこにも女の姿は見当たらなかった。


ご無沙汰していますの後に続く言葉は何だったのか
気にならないと言えばウソになる。
しかし、もうこれ以上、嫌な記憶に引きずられるのはごめんだ。

永遠に無沙汰できるよう、次回の診察は時間帯を変えて行くことにした。




注:最後までご覧頂きましてありがとうございます。
  一部脚色しております。
  



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資産家も傍で見ているほど楽じゃない

2011年09月26日 | 半径1mの話




弁慶草です。






我が家の車庫は、ギリギリ車一台を止められるスペースしかありませんで
玄関に入るには、その車庫を通るしか侵入経路がないため
車が止まっている時は、太った人は到底入る事ができません。

以前、私の車を入れていた時は
車が止まっている時は、私が在宅していると言うことで
近所に住んでいる友人がちょくちょく遊びに来ていたのですが
その友人は、LLサイズの巨乳だったため
車の前で、携帯を鳴らすのがチャイム代わりになっておりました。

当時、学生だった息子たちは
トランクを踏み台代わりにしてジャンプしながら
出入りしていたありさまで
車が汚れていたりすると、夫のスーツが憂き目をみておりました。

今は、長男がそこの車庫を使っており
巨乳の友人も引っ越したため
以前ほど不便を感じることもなくなりましたが
たまに車の止め方が悪かったりすると
太った新聞屋さんが侵入を阻止されて、新聞が新聞受けではなくて
門柱の上に乗っかっていたりしますが
郵便物は、どんな場合でもちゃんとポストに入っているので
おそらく我が家担当の郵便配達の人は
痩せている人を選抜しているに違いありません。

そんな訳で、夫の車は徒歩30秒ほどのところにある駐車場に止めているのですが
先日、そこの大家さんが我が家にやって来られまして
突然で申し訳ないけれど、駐車場を閉鎖することになったと言われます。

我が家の周りには、そこの他に駐車場などありませんので
そんなこと言われても困りますが
今まで、格安の料金で貸して下さっていた事を考えると
感謝こそすれ、文句など言える道理がありません。

しかしながら、今までお世話になったことの御礼なんぞ言いながらも
内心は、途方に暮れる思いでいっぱいです。

かくなるうえは、早急に長男に家を出て行ってもらって
夫の車を小さな車に買い替えて我が家の車庫に止めるより手立てはなかろう
などと打開策を考えておりますと

もし駐車場を探しても見つからない場合は
大家さん所有の空き地を使ってくれて良いから
と言って下さったので
長男も追い出されずに済んだのでした。

駐車場など見つかる訳がありませんし
そこをお借りすることに決めて、改めてそのお願いに伺ったのでしたが

その大家さん、ご親切にも
我が家のために、より近い駐車場を探して下さっており
同じ地主仲間の人に話しをつけておいてくれたのでした。

大家さんがいくつものアパートを経営していることを知ったのはその時で
悠々自適で羨ましい限りです、などと申しましたらば
未だに何億というローンを抱えておられるそうで
税金やら修繕費やらの維持管理費も相当かかるので
いつも資金繰りに追われていると嘆いておられました。

家賃もまともに払ってくれる人ばかりではないそうで
駐車場代ですら、毎月決まった日にきちんと支払っていたのは
我が家だけだったそうですから驚きです。
最近の人は、きつく言うと逆上するし怖いからねぇと
悲しげに笑っておられました。

車一台分の土地で、途方に暮れている私などからしたら
地主さんほど羨ましい存在はないと思っておりましたが
傍で見ているのと内情は乖離しているようで
何処も大変だということなのでしょうね。

ご主人さまが大病を患って闘病生活を余儀なくされると話しておられたので
おそらく、駐車場売却もそのためなのでしょう。
そんな大変なときに、我が家の駐車場探しまで尽力頂きまして
ありがたいことでございました。




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お嫁さんにカレー作りを頼んだら・・・

2011年09月25日 | 半径1mの話



次男ファミリーが泊まりに来るという日
台風の後片付けに加えて、別件の用事で
東奔西走していたため
とても晩ごはんを作る気力など残っておらず・・

その日は、夫も長男も食事は不要だったので
次男ファミリーが泊まりにさえ来なければ
のんびりのびのび過ごせていたのに・・・チッキショーでございまする。

普段だったら、そうは言っても何かしら用意する気になるのですが
その日の疲れは尋常ではなく次男ファミリーの来襲さえなければ
食事も摂らずに爆睡していたと思われるほどでした。

どう考えても、台所に立つのは無理だと思って
お嫁さんにカレーライスを作ってもらう事にしました。
玄関開けて3分後には食事のつもりで来られては困るので
事前に次男に電話して

母さまが、どれだけ疲労困憊しているかを伝えた上で
お嫁さんにカレーライスを作ってもらいたいことを頼んでおきました。

そんな事前のアピールが効をなしたのか
我が家へやって来た次男とお嫁さんは口ぐちに
私に寝ているように言ってくれたので
お言葉に甘えて、ソファーに横になっておりますと


いよいよ、お嫁さんによるカレーライス作りが始まりました。

お料理の出来上がるのをただ待っていれば良いなんて
何年ぶりのことでしょう。
こんな嬉しいことはありません。

と思ったら

お母さ~ん、冷蔵庫開けて良いですか?

いいよいいよ。勝手にどこでも開けて頂戴な。

じゃあ、にんじんとお肉出しますネ~。

何でも出して頂戴な。

と言って、私はソファーに戻ってゴロゴロ再開のはずでしたが

お母さ~ん、ジャガイモって何個入れれば良いですか?
お母さ~ん、たまねぎはどんな風に切れば良いですか?
お母さ~ん、お肉は何cmに切れば良いですか?
次から次に質問が飛んできます。
その度に、私は立ちあがって台所へ行かねばならず

(Yちゃんてそんなに几帳面だったっけ?)
(カレーなんだから適当に作っておくれよ~)
と内心でノーモア質問!と願いつつ

Yちゃんの好きなのように作ってくれればOKだからね。

いやぁ、お母さんの指示通りに作りますから。

いやいや、ホントにYちゃんがいつも作っているように作ってくれれば良いから。

いやぁ、お母さんの美味しいカレーの作り方を教えてもらう良い機会ですから
教えてくださいよぉ。

いやいや、カレーなんて誰が作っても同じだよ。
切って、炒めて、煮込むだけじゃん。

いやぁ、今まで食べた中でお母さんのカレーが一番美味しいですもん。
そのコツを是非おしえてくださいよぉ。

などとおだてられてしまい
野菜の切り方からお肉の厚みなど、どうでもいいような事を
傍にいてマンツーマンでご指導申し上げる羽目になったのでございました。
(こんな事なら自分でさっさと作ってしまった方が楽だったかも・・・)

材料も切りそろえたし、後は炒めるだけなので
ソファーに戻ろうとしたら

炒め方を教えてください、ときたもんだ。

お嫁さんは、フライパンで炒めた具材を圧力なべに移して煮込むそうで
圧力なべで直接炒めた事がないから心配だと申します。

そんなアホな・・・
調理器具が違っただけで、炒め方は同じですぞ。

でも、いちいちお母さんのカレーのコツがどこにあるのか知りたいなどと
可愛いことを言うので
結局、切る以外の作業は全て私の仕事となったのでした。
チャンチャン。





これはカレーではありません。
お嫁さん絶賛第2弾!トマトとにんにくのパスタでございまする。




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台風一過の後は台風一家

2011年09月22日 | 半径1mの話


この度の台風も日本各地に大きな被害をもたらしたようですが
皆さまのお宅は大丈夫だったでしょうか。


我が家は、今回も窓ガラスが割れてしまいました。
雨戸の無いサンルームの存在は、実に厄介でして
台風の時は、祈るより手立てはないのですが
昨日は、サンルーム近くに止めてある長男のバイクを移動させもせず
そのままにしておいたのが運のつきでございました。

と言うのも、長男は夜勤明けで眠っており
私に、大きなバイクの移動は無理ですし
気になりながらも、そのままになっていたのでした。

夕飯の支度をしておりますと、一段と強くなった風の音と共に
長男が絶叫と共に、階段を駆け下りてくる音が聞こえました。

サンルームの上が長男の部屋なので
ガラスの割れた音が寝ている長男を起こしたに違いありません。
サンルームに行ってみますと
強風に煽られたカーテンが、強風吹きすさぶ空をぐるぐる舞っており
雨が容赦なく室内へ降り注ぎ、割れたガラスの破片が室内に
飛び散っているところでした。

あちゃ~
やっぱり割れちゃったかぁ・・・

私の関心事は、ガラスの割れたことだけですが
長男は、転倒したバイクの事が気が気ではないといった感じです。

取りあえず、割れたガラスの場所を何かで覆わないことには
室内が室外と化してしまいます。
何としてでも、別のガラスが割れてしまうのを
防がなければなりません。

何か適当なものはないかね、と言うと
長男は、自分の部屋のふすまを外して持ってきました。

おいおい!ふすまは紙でできておるのじゃよ。雨で破れてしまうじゃろ。
・・内心でツッコミを入れて、と。

脚を外しておいた大きな食卓テーブルがちょうど
目につくところにあったので
それで急場をしのぐことができたので取りあえずは
サンルームが室外になる心配はなくなったのでした。

サンルームと言っても物置きのようなものですから
そこに鎮座している品々を、とりあえず隣の和室へ避難させたのですが
ちょうど良い機会なので、処分するものの整理をしつつ
ゆっくり片付けようと思い
先ずは、庭に散乱したトマトと茄子などの苗木の片づけから
始めようと思っておりましたらば


明日、夫と山登りに行くことになっている次男から電話がありまして
今晩は我が家に泊まるからね、と当然のように言います。

え~!
どうして近くに住んでいるくせに、前ノリしなくちゃいけないのっ!
母の迷惑顧みろっ!
と言いたいところですが、傍でお嫁さんが聞いているかもしれないので

ガラスが割れたことを話して
和室は、物であふれかえっているし
泊まるところがないから残念無念だね~

と控え目にNGを出したつもりだったのですが

そんなに散らかってるんだったら
おれたち早めに行って手伝うよ

ときたもんだ。

いやいや、そんなお気づかいは無用でござるよ。

おまえんとこのチビすけ達がいたら片付くものも片付かないでござるよ。

そんなわけで、台風一家がやってくる前に
庭仕事で疲れ切っていたところなのに
部屋の片づけもやりましたとさ。

明日は、まごまご2号とお留守番です。
一連の疲れで寝込んでしまうやもしれませんのでご承知置きくださいませ。

ではでは、ごきげんよう。




こんなものもサンルームにあります。



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追及する姑から逃れる方法を考えています

2011年09月20日 | 半径1mの話



昨日は、敬老の日でしたので
年に数回の顔見せ興行に姑の家に行ったのですが

私が窮地に追い込まれる予期せぬ事態になったのでした。
と言うのも

姑がくれた(らしい)ポーラの水入れを使っているかと言うのです。
そんなもの頂戴した記憶がありませんで
先日も電話で、ポーラの水入れを枕元に置いて飲みなさいよ
と言うので
なんのこっちゃ???と思いつつも
生来、疑問が生じても適当に聞き流す習性のため
その時は、電話を切りたい一心で
はいはい。と言って話しを合わせておいたのですが

そのポーラの水入れとやら、よっぽど姑のマイブームらしく
昨日も、ちゃんと飲んでるかい?と確認をされたのです。
さすがに姑を目の前にして誤魔化すことなどできずに
そんなもの頂きましたっけ?
と言ってしまったから、さあ大変でございます。

自宅用と別荘用にって、ひとつずつやったじゃないの。
使ってないのかい?と少々おかんむりのご様子です。

いやぁ・・頂戴した時の記憶がないんですよね・・
夫に聞いても、知らないと申します。
どんなものだか見せてもらおうと
姑愛用のポーラの水入れを見せてもらいましたらば
何となく、見たような見ないような・・

でも、ポーラの水入れに入れなくても水は飲めますし
大騒ぎするほどのことじゃなかろうにて。
などと思っても言えるわけもなく・・帰ったら探してみますね
と言ってその場を取り繕ったのでしたが

今朝、早くに確認の電話がまいりまして(さすが姑)

見つからないと言うと(探してもおりませんが)

値段のこと言ってなんだけど、あれはひとつ一万円以上するものなんだよ
とやっぱりおかんむりのご様子です。

なんですと!? あんなただの水入れが!?(それってボラレテますよ)
なんてことはもちろん心の中でつぶやき

霊験あらたかなポーラの水入れなんですねくらいのお世辞をいいつつ
じゃあ、真面目に探してみます!と言ったのですが

もしかすると、合計二万円のポーラの水入れを捨ててしまったかもしれず

と言うのも

姑が持たせてくれる食料品など、賞味期限が切れていたりする事があり
それらが入った袋に一緒に入れてくれていたとすると
まるごと捨ててしまった可能性大なのです。

まさか、そんな真実を明かすわけにもいきませんし
姑のことですから、見つかるまで毎日電話を寄越してくるかもしれませんし
もしかすると、紛失物を探すのに占いにみてもらうやもしれません。
どう対処したらよいものやら・・・少々、気が滅入っておりまする。




追伸です。
お騒がしてすみませーん。
これが噂のポーラの水入れです。
普通の水道水を入れて3日間置いておくとマイナスイオンが発生するとか。
MICA水というものだそうです。
よそさまのブログ記事で見つけることができました。
ネット販売されていたとしても、本当に1万円もする代物だったら買えませんし
正体が分かったところで、姑の追及から逃れられないことにかわりなしでございます。





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後ろを見てはなりませぬ

2011年09月19日 | 半径1mの話


昨日、食料品の買物に行きましたらば
休日のせいか、店内は混雑しており
買物カゴの中のアイスが溶けてしまいそうなくらい
レジには長蛇の列ができておりました。

ようやく私の順番が来たので、てんこ盛りになったふたつの買物カゴを
レジ台の上に載せようとしましたら
後ろに並んでいる人が、カゴではなくて2,3個の品を手にしているのが
視野に入りました。
たった数個のことなので、躊躇することなく
お会計の順番をかわって上げたのでしたが

レジ係の60代後半と思しき女性が
その数個の品に続いて私のカゴもレジ打ちし始めたため
レジ打ちのやり直しをする羽目になり
こんな事なら順番をかわったりしない方が世のため人のためだった・・・
と少々、我が親切心を呪いつつ
何気なく後方をチラ見いたしましたらば
あららら・・
続く後ろの人も、カゴではなくて2,3個の品を手で抱えているではありませんか。


さっきの人だけ順番を代わって上げて
次の人には知らんぷりを決め込むなんて
親切な私には到底できませんが
またまた、レジ係の女性が私の荷物も一緒にお会計しないとも限りませんし
何よりアイスが溶けちゃいますし・・・

しかし、その人が手にしていたのはアイスの箱でして
私のてんこ盛りになったふたつのカゴを見て
アイスが溶けちゃうよ~と心の中で叫んでいるのが聞こえてきそうでしたので
やっぱり順番を代わってあげたのでした。

何ていい人なんでしょう私

取りあえず、その人の分はスムースに済んで
ようやく私のお会計になったのでしたが
レジ係の女性、何を勘違いしたのか
私の分は、カゴひとつだけでレジ打ちを終了してしまったのでした。
別々にお会計をすれば済むことなのですが
とは言え、少々のロスタイムです。

そこのスーパーは、ポイントが溜まると
自動的にレシートと一緒に金券が出る仕組みになっていて
そのわかりきった説明を丁寧にしてくれちゃうものだから
アイスの命も風前の灯でございました。

レジ係の人が、ふたつのカゴを別々にお会計してくれたおかげで
早速、二つ目のカゴのお会計時にその金券を利用することができたのはラッキーでしたが
やけにレジ滞在時間の長い私は
行列していた人たちにさぞや呪われたことでございましょう。
レジに並ぶ時は、決して後ろを見てはなりませぬ。
情けは自分のためならずでございました






敬老の日のお花です。(注:私の敬老ではありません)



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買わないと疲れる話

2011年09月17日 | 半径1mの話



人間、放っておくとドンドン低きに流れる習性があるようでございまして
(私だけかもしれませんが)
革のバッグが重たくて持つ気が失せて久しいのですが
最近では、軽量レスポさえも持ちたくありませんで
特に、別荘に出かける際のお泊りセットを入れたトートバッグが恨めしく感じてしまいます。
なれど、荷物持ちが同行しない以上は自分で持つしかないわけです。
(至極当然)

そんな時、リュックサックだったらどんなに楽だろうと思うのですが
私の年齢でリュック姿というのは、如何なものかと
少しだけ残っている羞恥心が、リュック姿を拒否するのでございます。
しかも、パンツ姿ならいざ知らず、フェミニンなスカート姿にリュックってどうよ・・・
でも、まっ、後ろ指を指されたところで私には見えないわけだし。
やっぱり、実用性重視でいこう!
と、いつものように最安値のリュックを検索しておりましたらば
先日購入した刺繍柄シリーズのリュックが半額以下になっていました。



刺繍柄ならば何とかいけるんじゃないかと思って
画面を夫に見せながら、買っておくれ~と所望いたしましたらば
リュックなんて、絶対使わないくせにと却下されました。
そんな風に言われてしまうと、もし使わない時に
それ見たことかと言われそうですし

長男も、リュックなんておばさんみたいじゃんと
反対派にまわってしまうし
(おばさんみたいじゃなくて、立派なおばさんですけれど。)
でも、そんな言い方をされるとやめておこうかしらと
悪い気がしないから不思議なものです。

結局、多数決の結果リュックサックを買うのはやめたのですが
レスポ購入満々になっていた気分鎮静化のために
刺繍柄シリーズのトートバッグを買ったのでした。
(この型のトートは4ヶ目です。)




ところが、先日電車の向かい側に座っているおばばさまのリュックサックを見たら
やっぱり、無性にリュックが欲しくなりまして
どんなに家族の反対にあおうとも、例のリュックを買うぞ~ お~!
注文するのを楽しみに帰宅いたしましたらば
刺繍柄のリュックは、在庫なしになっておりました。
(定価のものは在庫あり)

私は、定価のレスポは好きではありませんで
最安値のレスポを買うことが好きなのです。
半額にもなっていないレスポを買ったりしたら信条に反します。

そんなわけで、刺繍柄には見切りをつけて
いつものように最安値の検索活動を開始したのでございますが
安いものとなると、派手なものが多く
後ろ指を指される可能性が高くなります。

毎日毎日、検索を続けても
そうそう新商品が入荷するわけもなく
値段の動きもありませんで
さすがの最安値検索家の私も疲れ果ててしまいました。

でも、何をしていてもリュックのことが頭から離れず
とにかく買わないことには身がもちませんので
半額で手を打つしかないと諦めの境地でお気に入りのショップを覗きましたらば

何と言うことでしょう。
7割引きで売られているリュックが登場していたのでした。
柄もおばば仕様になっているし即注文した次第にございます。





待てば海路の日和あり。
身を呈した検索活動が実を結んだのでございました
これでしばし平穏な日々が続きます。
メデタシメデタシ。


※画像は拝借しております。


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こまりものです

2011年09月17日 | 半径1mの話



私の頭は大きいので、帽子選びには一苦労いたします。
選ぶというより、入る帽子に出会えるかどうかが問題なのですが
運よく入る帽子に出会えたとしても、ゆとりなどあろうはずもなく
フィットし過ぎていて
スイミングキャップかっ!というような被り心地を強いられるのですが
それでも、昨今の炎天下にあっては無いよりマシでして
今年も昨年買った帽子が大活躍しているところでございます。

2年も使っていると
いつの間にか、いい感じに伸びてくれて
最初の頃の窮屈感がウソのようでございます。
せっかくここまで伸ばしたのだから
もちろん来年も使う所存でおりましたが

昨日、長男がその帽子をかぶって洗車をしているところを目撃いたしまして
なにゆえ花のモチーフがくっついている女物の帽子をかぶっておるのじゃ
と尋ねましたらば

自分の帽子よりも、ゆったりしていて楽ちんだからと申します。

ってことは、長男よりも私の方が頭がデカイと言われているようなものです。

長男も帽子を買う時にサイズがないことを嘆いておりましたので
頭が大きいに違いありません。

と言うことは、
私は、殿方と比べても頭が大きいと言うことになるわけですな。

そこまでビッグだったとは・・・
ガックリしている私に

女の人の方が、髪の毛が長い分、頭が大きいんじゃないの
などと長男は、そう言って慰めてくれたつもりなのでしょうが

ロングヘアやらパーマヘアならともかく
ストレートのショートヘアですし、たいして影響があるとも思えません。

まっ、そんな事はどうでも良いのですが



ところが!

その帽子を勝手に洗ってくれちゃったのでございます。



汗かいたし洗っといたよ、と長男。

ええ~っ!洗ったら縮むじゃん!

少しは縮むかもね、と涼しい顔の長男。

その少しが母さまにとっては死活問題なんだよ。

せっかくいい感じに伸びてきたところだったのにぃ・・・

しかも、型崩れしてるし・・・

なんてこった・・・



嗚呼!

かくして新たなる帽子探しの旅が始まったのでございます。




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ほねおりぞんだった話

2011年09月16日 | 半径1mの話
眩しい太陽光を見ると片頭痛を誘発してしまう私にとって
夏場の運転にサングラスは欠かせません。
ちなみに片頭痛もちの人は、青みのあるレンズはNGとのことですので
お気をつけくださいませ。

今年は、眼の病気を患ったこともあり
車の運転時のみならず、自転車でも徒歩でもサングラス無しでは外出もままならず
愛用のレイバンのケースが、この夏で急にボロボロになってしまいました。

と言う訳で、眼鏡ケースを補修しようと思い立ちました。
いえいえ。いくら私が貧乏だからと言っても眼鏡ケースくらい即金で買えますが
なぜだか、眼鏡ケースとなると手作りしたい衝動に駆られる習性がございまして

これまでも、初代老眼鏡と二代目老眼鏡と三代目老眼鏡のケースは
手作りしてまいりました。
100円ショップで買った眼鏡ケースにキラキラシールを貼るだけの作業を
手作りと呼んでおります






今回も100円ショップ手法では芸がありませんし
老眼鏡ケースとは趣を変えようじゃないかという結論に達しまして

先日、手芸屋さんに行ったときに
皮革生地のはぎれと言うのが安くで売られていたのを思い出して
ボロボロになったケースを革張りにしてみようと思ったのでした。
しかしながら
目指す皮革生地のはぎれは売り切れてしまっていたので
ビニールコーティングした生地で作ることに。

ボンドを使って貼るだけだから簡単だと思いきや
いざ作り始めてみると、ビニールコーティングの生地が悪いのか
私の腕が悪いのか、ボンドがうまくくっつきませんで
ボンドの量をどんどん増やして行きましたらば
手も生地もボンドだらけになり、慌ててティッシュで拭きとろうとしたら
今度は、指先にティッシュがくっついてしまったりと
いやはや工作活動も侮れないものでございまする。
特に、カーブのところに苦戦いたしまして
しわくちゃになってしまいました。





外側が、こんな具合ですから内側はもっとしわくちゃで
とても人さまにお見せできるような代物ではありませんが
まっ、自分だけが使うものですし
どんなものでも自分で作ったものはイトオシイものです。

ボンドが乾くのを待ってサングラスを入れてみましたらば

あれれ・・・

内側のしわくちゃがひどかったために
サイズが一周り小さくなってしまったようでございます。

皆さまも、眼鏡ケースをお作りになる時は
眼鏡が入るようにお気をつけくださいませ。





結局、長男のお古の眼鏡ケース登場と相成った次第にございます。





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お説ごもっともではありますが・・・

2011年09月14日 | 半径1mの話
中国旅行に行った兄夫婦から小包が届きました。
中国だし、お土産は期待するなと言っていたので
何を送ってきたのだろうと思いつつ
袋を開ける前に、義姉からの手紙に目を通しました。
夫と私のマフラーのようですが
カシミヤじゃなくて悪しからずと書いてあったので
いったいどんな素材なんだと
全然期待しないで中身を確認してみましたらば

あらまぁ!
パシュミナのストールではありませんか。
しかも大好きなピンクです。







すぐに御礼の電話をかけて
パシュミナがカシミヤから糸を紡いで作っているものだということを
教えて進ぜました。

義姉とそんな土産話しに盛り上がりながら
頭の中では、兄にあの事を尋ねてみようかどうしようか逡巡しておりました。



あの事というのは、幻想即興曲の楽譜の疑問点でして
私以外の人だったら誰でも知っているような事だと思うのですが
口頭でなければ説明しにくいため
いつもお世話になっているブログ友のピアノの達人さんにも尋ねがたく
どうしたものかと悩んでいたところだったのです。
兄に聞けば、問題は解決するのですが

ただ・・

かつて、ノクターンの楽譜のことでちょっとした事を質問したばっかりに
延々とショパンについての講釈を聞かされる羽目に陥り
おまえは、ショパンがどんな気持でこの曲を作ったのか考えたことがあるのかとか

いったいぜんたい私を何者だと心得おるか!
そんな高尚なレベルなはずないではないか!

自分が楽しむ程度で善しなどと言おうものなら
そんな考えだからいつまで経っても弾けないんだ、ときたもんだ。


また、延々とお説教されるのがオチだろうし
分からないままにしておいた方がまだまし・・・と思っていたはずなのに

嗚呼・・・
魔がさしたと申しましょうか、兄に電話を代わってもらったのでした。
そして案の定、1分後には後悔する羽目に陥ったのでした。


幻想即興曲なんて、私にはチャンチャンらおかしいと言ってくれれば
ひと言で済む話なのに
私のオッペケペノクターン演奏の話にまで遡って
完膚無きまでに叩きのめされたのでした。

基礎も全然できてないくせに
難しい曲にばかり挑戦しやがって
死ぬまでに弾ければ良いなどと、真面目に取り組む姿勢も全然感じられないし
弾けない弾けないと言ってないで
身の丈に合った易しい曲から練習して自信をつけたらどうだ。


まとめるとそんなことなのですが
まとめないと原稿用紙30枚分くらいお説教されたのでした。

くわばらくわばら・・・





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趣味とは何ぞや

2011年09月13日 | 半径1mの話




昨日、駅前のスーパーで買物を済ませ
自転車に荷物を積んでおりますと
時間待ちをしているバスの運転手さんがバスから降りてきて
私の傍らで煙草を吸い始めました。


私の自転車には小さなカゴしかついておらず
多量に買物をした日は、買物袋をカゴの中に収めるのに一苦労いたします。
昨日も、詰め込むのに夢中になっておりますと


そのうち、煙草また値上げになるらしいな。
いい加減で止めないとな。

という声が聞こえてきました。

そんなこと、見ず知らずの私に同意を求められても困ります。


でも、せっかく禁煙する気になっているんだったら
背中を押してあげなきゃ!と思って顔を上げたら

いつの間にか、休憩している運転手さんが二人に増えていて
煙草値上げの話は私に向かってしゃべっていたのではありませんでした。
(そりゃそうですね)




バカ言うんじゃないよ。煙草は俺の唯一の趣味だぞ。
止めちまったら、無趣味になっちまうよ。

と最初の運転手さんが言いました。

(えっ!?趣味が煙草?煙草は嗜好品でしょうが)
一人ツッコミをしながらその場を後にしたのでございました。


でも、趣味っていったい何ぞや!?
好きなモノ。夢中になれるもの。
ならば、煙草が趣味でもいいのかいな。
いやいや。その理屈でいくと私の趣味はこしあんになってしまい
自己紹介で趣味はこしあんですなどと言ったら可笑しいじゃろ。


帰宅後、長男とそんなこんなの趣味談義をしておりましたらば
オフクロの趣味は昼寝だよね、と失敬な事を申します。


あのね、長男クンよ。
ソファーに寝そべって、目を閉じて
目覚まし時計までセットしちゃって
まるで昼寝をしているように見えるかもしれないけれど
昼寝以外の何物にも見えないだろうけど

実はね。世界平和や人類平和、日本の将来について
真剣に考えている姿なのだよ。
つまり母さまの趣味は、昼寝なんかじゃなくて
哲学ってことになるのかな・・

な~んて、ふざけたことばかり言うのが私の趣味でございまする









実は、収穫したトマトでオムライスを作るのが趣味でございます。



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単身赴任生活放免ならずで

2011年09月10日 | 半径1mの話

今宵のお月さまです。





昨日は、夫の職場の異動発令日でした。
現在の勤務地に来てから3年が経ちますので一応異動対象になります。
ずっと単身赴任生活から解放されることを願い続けてまいりましたが
ようやく現実的に願いが叶う時が訪れたというわけで
数日前から、祈るような気持ちで過ごしておりました。

が、しかし 切なる願いも虚しく
またもや単身赴任生活放免ならずでございました。



いえいえ
何も、夫がそばにいなくて寂しいわけではありませんし
世の常通り、夫元気で留守がいいに決まっています。

私のように一人でいるのが好きな者にとっては
永遠に単身赴任生活を続けてほしいくらいですが
それもこれも元気なればこその話でございまして

夫が体調を崩す度に、別荘へ駆けつけねばならぬことを考えますと
自宅通勤になって、毎日顔を合わせることの方が
まだ、まし・・いやいや、安心して暮らせるというものです。


とは言え、決まったことは致し方ありません。
かくなるうえは、何か楽しみを見つけて別荘暮らしをエンジョイして欲しいものです。


せっかくの地の利を生かして、サーフィンでも始めてみたら?
てなことを電話で話しておりましたらば

唐突に夫が

H(長男)、バイクを売ったりしないよね、と言います。

そんな話しは、聞いてないけど・・・どうして? 

昨日、Hがバイクを売る夢を見たもんだから。
売るくらいなら、自分にくれないかなと思ってさ。

ということでした。


な~んだ夢かぁ・・と思ったものの

ちょうどその時、長男が帰宅したので

バイク売るつもりなんてないよね、と一応確認してみましたらば

いや、売ろうと思っているところだけど何で知ってるの?
と驚いたように言うではありませんか。


予知夢にビックリしたのはこちらの方ですが
夫は、そんなことよりバイクの行方が気になるようでした。

長男のバイクは、モトクロスバイクのため
多数決の結果、夫には危険だということになったのですが
(第一、似合いません)


そんなこと言うなら、サーフィンだって危険だぞ、と反論してきました。
(えっ!?サーフィンやる気だったの?)

サーフィンは、父さん一人に危害が及ぶだけだから全然構わないけど
バイクで事故を起こしたら、誰かを巻き添えにするでしょうが!

言った後で、ちょっとひどい言い方だったかな・・と思って


ちゃんと両足が届くバイクだったら問題ないんじゃないの
と言う長男の言葉を伝えたうえで
バイクに乗りたければ、両足の届く安全なバイクを買うように薦めたのでしたが

よく考えてみたら、183cmの長男が届いて180cmの夫に届かないって・・・
それってどういうことでしょうねぇ

フォローしたつもりが
胴長短足を認識させただけだったようでございます

ちゃんちゃん。






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双子の姉妹(仮説)の続編

2011年09月08日 | 半径1mの話


熊の月餅




ただ今、別荘から自宅へと舞い戻ってまいりました。
留守中のメールチェック&ブログチェックをしようとPCを開きましたらば
前回の記事がへんてこりんなところで切れてしまっておりました。
携帯電話からの投稿だったため、見直すこともせず
お見苦しいところをお見せしてしまい申し訳ありませんでした。



続編が気になって眠れないという苦情が寄せられている訳ではありませんが
私が気になってお昼寝ができませんので、一応完結させますね。




ええと・・・

友人Kさんと目と目があったのにご主人同様無反応だったところから続けます。

Kさんとは、ママさんバレーも一緒にやっており
殆ど毎日のように顔を合わせていたので私の顔を忘れるとは考えられません。

と言うことは、既にこの時点で目の前の人はKさんではないということが
判明したようなものでしたが

つかつかとお二人の前に歩み寄ったのに、何も語らずにそのまま退散したのでは
まるで私が夢遊病者のようですし
近隣に座っている人たちの、何事?という視線も感じていたので
ここは、何かしら声をかけてケリをつけるより手立てはありません。

失礼ですが、Kさんでは・・ありませんよね。

すると、Kさんもどきの女性は

違うけど。そんなにそっくりな人がいるの? と笑って否定してくれたので
気不味い雰囲気にもならずに自分の席に戻ることができました。


しばらくして、私の隣のボックス席が空くと
Kさんもどきご夫妻がやってきたので、再び非礼を詫びたりしているうちに
楽しいおしゃべりが始まりました。
印象的なほくろの位置まで同じところにあり
やっぱり目の前の人はKさんで
私は、かつがれているのでは?
という思いに駆られるほど酷似しています。
世の中に似ている人が3人はいると言われますが
それにしてもこんなに似ている人を見たのは初めてでした。

そのご夫妻は四半世紀ほどアメリカで暮らしていたそうで
帰国後は、日本国中を旅してまわり
今は居住地のある県内をローカル線に乗って
のんびり楽しんでおられるとのことでした。


ご近所だったらあなたのような人とお友達になりたいわ
などと、大そう私の事をお気に召して頂いたようで

そうだ!あなた、息子さんいない?と唐突に言われたので
真意がすぐに理解できずにいると

あのね、うちには娘が二人いるんだけど
あなたの息子さん素敵?ときたもんだ。

そういう単刀直入ぶりまでもKさんにそっくりです。

後姿は超カッコイイですとか
5mくらい離れると正面からでもOKですとか
おすすめ優良物件ですとか

いくら何でも、初対面の方に向かって
いつものような調子では失礼なので

三十路の長男が独身です、とだけ言うと

じゃあ、26歳の長女がいいわね。
写真見てみる?ときたもんだ。

よほど自慢のお嬢さんなんだろうなあと思って
デジカメに注目していると、スライドしてもしても
お嬢さんの写真に辿りつきません。

きっと、日本国中で写した写真が何百枚と入ったままなのでしょう。

そんな見方だと駅に着いちゃうよ。同時に何枚も見れるやり方でやったら
とご主人も見せる気満々のご様子です。

しかし、待てど暮らせど長男のお嫁さん候補は現れぬまま
ご夫妻が降りる駅に到着してしまったのでした。

あらぁ、ご縁がなかったようだわ 
笑いながら、Kさんもどき女性ご夫妻は降りていったのでした。



Kさんもどき女性も本家Kさん同様、沖縄の出身ということが判明し
行き別れになった双子の姉妹説と言うのも
あながち的外れではないような気がしたのですが真相や如何に・・・!?

続かない。






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