マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

イノッチ先生さようなら

2016年01月08日 | 病気にまつわる話
本日は、年に一度の消化器科の定期点検に行ってまいりました。
もうここの病院に来ることもないのだと思うと、多少感慨深いものがありました。

かつての古い建物の頃から、何度通ったかしれません。
救急外来のお世話になったことも数しれず
そんなことがあったのがウソのように、今は痛みから解放された日々を過ごすことができて
まっことありがたいことでございます。
とは言え、経過観察の必要な身の上であることに変わりはありませんので

実家に戻るに際しまして

イノッチ先生(に関する主な過去記事はこちら と こちら と こちら ) にさようならのご挨拶をするべきか
はたまた、年に一度イノッチ先生に会いに来るべきか、どうするのが良いのかしばし悩みましたが

やっぱり、住まいの近くで受診するのがよかろうと言う結論に達し

本日の診察時に、転居することをお話したのでありました。

どちらへ? 

熊本です。

遠くへ行かれるのですね・・・寂しくなりますね・・・

と、まるで恋人が去って行くかのような落胆ぶりでございました。

きっと、私のことが好きだったんでしょうね・・・ 

紹介状を出しますのでもう一度来てくださいね、必ずですよ。

もう一度会いたいんでしょうね・・・


そんな妄想的冗談はともかく

最高の“グッドドクター”←韓ドラのタイトルです。

であったイノッチ先生のお顔が見れなくなるのは、私といたしましても寂しい限りでございます。

かつて、手術が決まった時に、術前検査を選り好みする私に対して
外科の先生が指示する事ですから自分に言ってもムダですよ、と言いながらも
私が検査を嫌がる理由や、見かけによらず小心者であることなどを
外科の先生宛てにびっしりと手書きで書いてくださったことを知った時には
感動すら覚えたものでございます。

これでイケメンだったら恋ゴコロを抱いていたに違いありますまい。

てな訳で、紹介状にも是非私の検査拒否症をアピールしてほしいものでございます。


ちなみに、故郷の医療事情には浦島太郎状態であり
紹介状の宛先をどこにしたらよいものやらと考えあぐねておりましたが
lineメンバーに故郷の医療事情通のCちゃんがいたのを思い出し
メールいたしましたらば、すぐに最新情報を教えてもらうことが出来たのでありました。

まっこと便利な世の中になったものでございますな。
めでたしめでたし。







最近、PCの背景をチ・チャンウクにしたのですが、動画を見る前にしばしこの静止画に見惚れる儀式が(笑)



なげかわしい私の話

2011年07月26日 | 病気にまつわる話







昨日は、婦人科の検査を受けてきました。
30歳後半の時に、子宮も卵巣も摘出しているため
検査と言っても、婦人科のそれではなくて
動脈検査・骨密度の検査と採血・心電図・超音波といったもので
いつも問題なしで終わるのですが・・・

動脈検査の途中で
お若いですね、と看護師さんに声を掛けられたので
あられもない恰好で寝そべっている姿を若いなどと
そんなことがあるわけがない
何を言いやがると怪訝に思っておりましたらば

動脈の硬さが30代という結果が出たそうで
動脈であれ何であれ、若いって言われると嬉しいですよね。
と看護師さんは我がことのように嬉しそうにしておいででございました。

喜ぶべきことなのかどうか・・
10年くらい前に、とある手術の術前検査で
血管が硬くて手術中のリスクが高すぎると言われ
他の理由もあり結局その手術を受けることができなかった経緯から
血管が硬い=若い=喜ばしいの図式が私にはピンとこないのでした。

まぁ、そんなことより
問題は、骨密度の検査でして
以前は、手の骨の画像診断での検査でしたが
今回は、腰骨の画像診断を受けることになりました。

検査が終わって、診察室に入ると
データーを確認しながら
今回も検査結果は、大丈夫だね・・と言いかけた院長先生の口から
あれ!骨がスカスカだよ!
と信じられない言葉が放たれたのでございます。

え~っ!
こんなに若い骨粗鬆症患者なんて聞いたことがありませんぞ。

以前、診療所で働いていたときに
骨粗鬆症の患者さんと言えば、後期高齢者以外にありえなかったのに
骨太の私が、まさかそのような病に罹患するとは・・・

癌の疑い宣告をされたときよりも大きなショックでした。

骨粗鬆症=大腿部骨折=寝たきりの図式が浮かんできて
一瞬のうちに凹んでしまいました。

考えてみたら、ずっと家の中に引きこもっていて
運動はおろか、歩くこともせず、ゴロゴロしているのですから
骨が弱るのも当たり前でございましょう。

しかも、結石ができやすい体質のため
カルシウム控え目の食生活が身についてしまったことも災いしたのでございましょう。


骨粗鬆症って、治らないっていうし・・
あーあ!
もうぐれてやるー!

と絶望のどん底におりましたらば

最近のお薬は優秀になったそうで、早期の効果も期待できるとのこと。
急に光明が見えてきた次第にございます。
(典型的な一喜一憂タイプです

院長先生に言われるまでもなく、知識としては分かっていたことなのに

一日30分日光にあたること
適度な運動をすること
カルシウムを摂取すること

たったこれだけの事もしない怠惰なわが身を反省することしきりでございました。

皆さまも、お気をつけくださいませ。







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運のつきだった話と・・・

2011年07月15日 | 病気にまつわる話






きょうは、眼科の受診日でございまして
網膜の手術をするのかしないのかが、本日の検査にかかっており
気合いを入れて、朝一番で行ったのですが
眼科の狭い待合室は、既に20人ほどの先客で混雑しておりました。
全員、後期高齢者と思しき方たちで
その方たちに於ける“朝一番”には、到底敵わなかった次第にございます。

そんなこともあろうかと持参したパズル本を広げながら
暇つぶしをしておりますと
86歳のおばあさんが、温水洋一似の息子さんに支えられながら
おぼつかない足どりで待合室に入ってきました。
(何故に86歳と分かったかは、盗み聞きの賜物でございます。)

私の斜め後ろの席におばあさんを腰かけさせると
混雑ぶりに配慮したのか温水さんは立ったままでしたが
私の真後ろにいた推定90歳越えのおばあさんが
温水さんに座るように盛んに薦めます。

あまりにしつこいお誘いに辟易したのか
86歳のおばあさんも座るよう指示し始めました。
おばあさん二人からのお誘いに負けて座ってしまったのが
温水さんの運のつきでございまして・・・


暑いねぇ。とか、混んでるねぇ。とか
どこへ行くにもせがれが連れて行ってくれるから助かるよぉ。とか
親孝行のせがれさんだねぇ。とか
病院の待合室にありがちな会話が続いていたと思ったら

突如として

亡くなるまで大変だね。という言葉が聞こえてまいりました。

えっ!?

誰が誰に向けて言ったのだろうと聞き耳を立てておりますと

推定90歳超えのおばあさんが、温水さんに対して
母親の付き添いの労をねぎらうつもりで言ったようでしたが
それにしても、ダイレクト過ぎてビックリしてしまいました。

86歳のおばあさんは、それを聞いた直後から
ピタリと会話に参加しなくなったので
相当ご立腹だったに違いありません。

しかしながら、推定90歳越えのおばあさんは
86歳のおばあさんの心情などおかまいなしのご様子でして

まっかな他人の温水さんに対して
何の仕事してるのとか
看病するために仕事やめちゃったのかいとか
じゃあ、今は年金暮らしなのかいとか
年金は、国民年金だけかいとか
そりゃあ大変だねとか

無礼極まりない質問をなさるのでございました。


『そんな失敬な!たいがいになさいまし!』


・・と言いたかった。

なれど、温水さんはそれらの質問に律儀に答えておいででございまして

そんな律儀に答えずともよかろうにて
と私ですら思ったのですから
86歳のおばあさんは尚の事、業を煮やしたに違いありません。

温水さんをトイレに連れ出して、戻って来たときには
推定90歳超えのおばあさんから離れた場所に安住の地を見つけたのでした。
やれやれ。


ちなみに私は、手術が回避できる結果となりまして
運がついていたようでございます。









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本当は怖い帯状疱疹の話

2011年07月06日 | 病気にまつわる話





母が脳腫瘍だと知ったのは、10時間にも及ぶ難しい手術が終わった夜のことでした。
そのひと月ほど前に、母が検査入院をしていたことは聞いていたものの
母が入院をするのは、珍しいことでもなく
そんな大手術をするような病気になっているとは想像だにしておりませんでしたので
初めて聞かされた時の衝撃は言葉になりませんでした。

当時は、癌の告知を本人にすることはなく
当然、母も自分が癌であることなど知りませんでしたし
父は、子供たちの誰にも母が脳腫瘍であることを知らせずにいたのです。


さすがに、同じ市内に住んでいた次兄には隠し通せなかったようですが
遠く離れている私や、他県に住んでいる長兄には
心配を掛けるだけだからと、手術が無事に終わるまで一切連絡をしなかったのです。

私は、そんな父の行動を、すごい親心だと思いましたが
もしものときはどうするつもりだったの、と父を非難した長兄の気持も
もちろん理解できました。

その2ヶ月程前に、我が家は現在の住まいに移り住み
息子たちも慣れぬ小学校と中学校に通い始めたばかり
私も、パートで仕事を始めたばかりの頃でした。

父から、手術は無事に終わったから安心せよ
自分たちの生活を第一に考えよと言われたところで
安心などできるはずがありませんし
その夜は一睡もできずに翌朝一番の便で
熊本の大学病院へと向かったのでした。

自分の病気が癌であることなど知らされていない母は
突然、私が現れたことに驚いていましたが
最愛の娘の顔を見て嬉しそうにしておりました。

担当医師からの説明によると
母の脳腫瘍は、塊ではなくて液体状態だったため
手術はしたものの、完全に腫瘍を取り除くことは出来なかったそうです。

そんな説明を聞いてしまっては
自宅に残してきた息子たちの事も気がかりではありましたが
入院中のひと月ほど、母の傍から離れることができずにおりました。

そんなこんなの日々がありまして
退院後、母も普通の生活が送れるようになり
このまま順調に回復するのではないかという淡い期待を抱き始めていた矢先
再び入院することになったという連絡がきたのです。
その原因が帯状疱疹だったのです。

帯状疱疹を軽く考えていた私は、すぐに退院できるものとばかり思っていたのですが
結局そのまま亡くなるまでの6年間の入院生活が始まったのでした。

高齢者の帯状疱疹は、ひどい神経痛などの後遺症が出ると言われていますが
癌などの大病を患った後の帯状疱疹は、癌の再発くらいに捉えるべき
怖い病気なのだと言うことを初めて知りました。

帯状疱疹にさえ罹患しなければ・・母は、あのまま元気になっていたのではないかと
何度思ったかしれません。

しかし、帯状疱疹になったから体調が悪化していったのではなくて
体調が悪化していたから、帯状疱疹になってしまったのです。

そういう意味では、元凶は脳腫瘍ということになるのでしょうが
寝たきりの引き金を引いたのは間違いなく帯状疱疹だったわけです。


そんな苦い思い出もあり
また、以前の職場で見聞きしていた帯状疱疹の症状の具体例のおかげもあり
今回の早期受診となった次第でした。

おかげさまで、水泡に苦しめられることもなく体調も良好になりました。
ご心配頂きました皆さま、本当にありがとうございました。






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眼科にて

2011年06月19日 | 病気にまつわる話

ブルーべりーを植えました。






一昨日は、眼科の受診日でございまして
今回の検査の結果を待って、手術をするかしないか結論を出すと言うことでしたので
このひと月の間、ドキドキハラハラしながら
この日を迎えた次第にございます。

眼の手術は、痛そうだし
夫の体調も芳しくないこの時期に一週間も入院するのは
やっぱり困ります。
なんとか手術しないで済みますように!


眼科は、駐車場の上に位置しており
外階段を上りきったところに感度の良過ぎる自動ドアがあり
その向こう側に待合室があります。

いつも混んでいる駐車場もガラガラで
やっぱり朝一番は気持ちいいもんだ。
何だか幸先いい感じ~!
と浮かれ気分で車を降りて階段の方へと向かい
駅の方から歩いてきたおばあさんに
先を譲る形で、階段を上りはじめました。

そのおばあさん、階段の段差がコタエルのか
一段上るごとに小休止をとるので、なかなか上までたどり着きません。

ようやく自動ドアのところまで来たと思ったら
靴を脱ぐのにも手間取ってしまい
しかもそれを、自動ドア付近でやるものだから
後ろに立っている私は、居場所がなくて
感度の良過ぎる自動ドアを開けたり閉めたりしちゃっうもんだから
気になってしょうがありません。

一歩前へ!などと言えるはずもなく
人さまの靴が脱げたのをあんなに喜んだことはありませんでした。

そして、スリッパに履き替えたら
ふつうは、受付の箱に診察券を入れる流れですが

そのおばあさんは、奥の長椅子に座りこんでしまったのでございます。

おいおい。診察券を入れんかい。
などと言えるはずもなく

かと言って、先に入れるわけにもいかず
しばらく、診察券入れの箱の前に立って様子を伺っておりました。


事の成り行きを見て状況を把握しているのか一人のお年寄り男性が
私に、診察券を入れなさい的視線を送ってくるのですが
いえいえおばあさんが先です的視線で応答したりして
知らない人から見たら、あの診察券入れの前に立っている女は
何を一人で顔芸しておるのじゃろ
と思われたに違いありません。

ああ。恥ずかしや恥ずかしや。



検査の結果は、あまり芳しいものではありませんでしたが
それでも、また来月まで猶予期間を頂戴出来ましたので
とりあえずホッといたしました。

この病気の場合、重い荷物を持たないこと、運動をしないこと
それ以外に特別な予防法があるわけではないので
来月の検査まで、ひたすら神頼みをしようと思います












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悩める夫と私の話

2011年05月19日 | 病気にまつわる話
またまた夫が体調を崩して
連休明けから仕事に行けなくなってしまったため
療養休暇を取らざるを得ない状況に陥ってしまいました。

この春から職場環境も変わり
元気を取り戻したかに思えていたのですが
ストレスを起因とした体調不良というのは
たとえ環境が好転したからといって
一朝一夕に回復するのは難しいようでございます。


今回は、更に悪化しているような節も見られ
いろいろと心配は尽きませんが
取りあえず、今出来ることをやるのみでございます。

と言う訳で
先ずは片頭痛治療で名高い清水先生の診察を受診させねば!と
予約受付電話の開始時間をカウントダウンしながら
待機しておりましたところ
スタート開始時間と同時に既に話中状態でして
EXILEのライブチケットを申し込んでいる時くらい繋がりません。
15人で予約締切ですから
EXILEのチケットよりも競争率は高いわけでございます。
清水先生の受診予約権利はオークションで入手することもできないし
頼みの綱は、月に2回の電話だけでございます。

祈るように電話をかけ続けておりますと
ようやく呼び出し音が聞こえてまいりました。
やった~!診察が受けられる~!と喜んだのも束の間。
予約受付終了のアナウンスが空しく流れていたのでございます。


そんなこんなで、くじ運にも見放されてしまったショックと申しましょうか
私までもがひどい片頭痛でノックアウトされてしまっておりました。

っていうか
私は、夫が自宅にいると片頭痛の回数がぐっと増えてしまうのでございます。


これって・・・もしや

以前、あさイチで特集していた「夫在宅ストレス症候群」という言葉が
脳裏を掠めます。
文字通り、夫が家にいることがストレスとなって
体調を崩してしまうという病気だそうですが

夫の健康を心配する健気な奥さまだと日記には書いておきます








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憮然とした長男の話

2011年05月11日 | 病気にまつわる話
昨日、美容院に行った長男が
気持悪ぃ・・と、うなだれて帰ってまいりましたので
そんなことないよ。カッコイイよ。と慰めてやりましたらば
新しい髪型のことではなくて
吐き気がして気持ち悪いということでございました。

その後もずっと気持悪ぃを連発するので

何か変なモノを食べたんじゃないのと尋ねますと
オフクロの作った餃子と即答しやがりました。
失敬な!
生肉も食べていないし
おそらく煙草の吸い過ぎってところじゃないかと
なんちゃって名医(私)はふんでいたのですが
微熱もあったため風邪薬を飲んで様子をみることにいたしました。

薬が置いてある部屋に行きましたら
長男が処方されたと思しき薬袋がありました。


粉やら錠剤やらカプセルやらどんだけ~というほどの量が入っておりました。
風邪薬・抗菌剤・頭痛薬・胃薬2種類・吐き気止め・漢方薬という内容でして
先日、胃痛で受診したときにもらったものと思われます。
そこの診療所では、胃痛の原因を尋ねてもわからんと言われたそうですから
へたな鉄砲も数打ちゃあたる的発想での投薬やもしれませぬが
こんな大量の薬、胃が痛い時に飲めたものではありますまい。

という訳で、吐き気止めと風邪薬を飲ませたのですが
今朝になっても症状回復ならずでございました。

以前から、度々胃痛を起こすため
一度専門医を受診させねばと思っていたところ
本日、ようやく専門医の予約がとれたので
原因解明の時が訪れたぞ~と嬉しそうに出かけて行ったのでした。

が!

何故か長男は憮然とした表情で帰宅したのでございます。

初対面でタメ口で話されると憮然とする傾向にありますが
まさか、病院の職員がタメ口で話すとも思えませんし
いったい何があったというのでしょう。

そんなに感じの悪いとこだった?と尋ねますと
いや、感じは悪くないけど横柄だったと申します。

横柄=感じ悪っ! ではござらぬのか。



原因解明のための検査をしてもらえると思って出かけた長男でしたが
禁煙するつもりのない者には検査はしないと言われたそうで
病気になっても構わないから喫煙しているわけでしょとも言われたそうで
それなのに検査をするのは矛盾しているとも言われたそうで

ごもっともな話ではございますが
喫煙者にとっては、ぐうの音もでませんわなぁ・・・


ムッとしたことが効をなしたのか
長男の気持悪さも一段落したようでして
専門医に行った甲斐はそれなりにあったようでございます。













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網膜裂孔のつづきの話

2011年04月24日 | 病気にまつわる話
今月下旬から熊本の実家に帰省することになっており
今回は、福岡の長兄宅に立ち寄ってグランドピアノを弾くのを
とても楽しみにしていたので
眼底出血をしたときの最大関心事は、旅行に行けるかどうかと言う事でした。

最初の受診時に確認したところ
気圧の関係で飛行機には乗れないけれど
新幹線での移動ならば構わないということでした。

しかしながら、九州までの陸路移動はウンザリするので
何とか気合いで治して、飛行機で行くぞ~と企んでおりましたが
気合いだけで症状が回復するわけもなく
今回のレーザー治療と相成った次第でございました。

レーザー治療=劇的症状回復!?→飛行機もOKじゃん!

治療が済んで開口一番

「もしや、これで飛行機にも乗れるようになったりなんかしちゃいます・・・か?」

と遠慮がちに小声で尋ねてみましたらば

飛行機という単語を発した時点で

ダメですよ!と即答されてしまったのでございました。

術後ひと月半くらいは、気をつけねばならぬそうで
重い荷物を持つことも、棚に荷物を上げるような動作も
激しい運動や雑巾がけもNGということでした。

と言うことは、荷物持ちが同行しない電車でのひとり旅は
かなり不安の付きまとうものになるわけで
無理をして症状が悪化した場合は、網膜剥離の手術が待っているわけで
そうなるとまた皆に心配やら迷惑をかけてしまうわけで
楽しみに待っていてくれる父を落胆させてしまうのは不本意ではありますが
今回の帰省は取りやめることにした次第にございます。

昨年の今頃、胆のう摘出手術をすることがバレたときも
とても心配をかけてしまったので
病気が原因で帰省できないなどと言うのは
高齢の父には黙っていたいところなのですが
話さないことには直前でのキャンセルの道理が立ちませんし・・・。


父は、この日町内会だか老人会だかのお花見旅行から帰宅したところで
電話したときは、かなり酔っぱらっている様子でした。
ちょっと、ろれつも回らないと言った感じで
どんだけ飲んだのだろうと心配でしたが
ちゃんと会話も成立していたので
用件は伝わったものと思い電話を切ったのでしたが


それから2時間ほどして正気の父から電話がありまして

「さっき、お前と電話で話したような気がするが、いったい何を話したのかねぇ。」

「え~!あんなにちゃんと喋っていたのに全然覚えとらんと!?」

「はっはっはっ!」

父はいつものように豪快に笑っておりました。

父が元気でいてくれるおかげで
いつもこちらの都合を優先してしまい
帰省も先延ばしになってばかりいる昨今でございます。
本当は可愛い娘(私)に会いたいでしょうにねぇ。
いつまで経っても病気と縁が切れない可愛い娘(私)をお許しください。


皆さまも目の病気は突然やってきますのでご注意くださいませ。





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網膜裂孔の話

2011年04月23日 | 病気にまつわる話
一週間前に原因不明の眼底出血を起こした際に
症状が落ち着いたらレーザー治療をするとかしないとか
言われたものの
症状が回復すれば、その必要もなかろうに・・
と素人考えをしておりまして
というか、下旬から九州に帰省する予定があったため
何が何でも完治してやるつもりでおりました。

すっぽんのサプリメントの効果があったのか
症状もだいぶ回復したような気がしておりましたが
昨日、2度目の眼底検査をした結果では
網膜に穴があいているとのことで
レーザー治療をせねばならぬと言うことでした。


旅行から帰って来たらお願いします。と申しましたところ
そんなノンキなことを言っていたら網膜剥離を起こしますよ。
と脅かされ
網膜剥離=失明のイメージがあるため
即刻レーザー治療をお願いした次第にございます。

痛いのか痛くないのかが気になるところでしたが
いい歳をして、そんな質問をするのもナンだし
ひとりで帰れますか?と尋ねましたところ
痛みもありませんし、大丈夫ですよ
というお返事に安心したのでした。

レーザーの治療器は見た目は検眼機と大して違いはありませんでしたが
光の量?がハンパじゃなくて(当たり前ですが)
目を開けていること自体が苦痛で仕方ありませんでした。
自供を迫られている犯人の何倍も眩しい思いをしたことと存じまする。
硬くならないで、と言われても
顎やらおでこを固定されて目を大きく見開いた状態で
リラックスするのは難しゅうございました。

つづく





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こんな薬

2011年04月18日 | 病気にまつわる話
土曜日の朝は、眼科へ行き
午後からは、例の不思議な整体院へ行き
※ここの整体院の話は、いつかご披露したいと思っておりますが
 5分以内で語れないので今はやめておきます。
本日は、耳鼻科へ行ってまいりました。

なにゆえに耳鼻科受診かと申しますと
右耳の聞こえが悪くなったためでございまして
数年前もウォークマンとヘッドフォンの使い過ぎで
難聴気味になったため
気をつけているつもりでおりましたが
最近また調子にのって
ヘッドフォンの音量を最大限にしまっていたようでございます。

ホントに懲りないやつだ!と軽く自分を叱っておきました



処方された薬を帰宅してからじっくり見てみましたらば
何やらマジックで黒い点がマークされておりました。







間違い防止のための親切心と言えなくもありませんが
かつての職場での経験上
手書きで薬の名前を書く手間を省くためのアイデアと推察いたしまする。

あっぱれ。あっぱれ。





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ものは考えよう

2011年04月08日 | 病気にまつわる話
一昨日は、久しぶりに突然の胃痛に襲われてしまいました。
2年ほど前から、さんざん悩まされてきた胃痙攣ですが
ここのところ鳴りをひそめていたので
甘いモノやら油モノやら調子に乗って食べ過ぎておりました。
しかも非常食用に買ったはずの、マカデミアンナッツチョコだのチョコパイだの
きのこの山だのビスコだのかりんとうだの芋ケンピだの
あんこ1kgパックだの
気が付くとすべて平らげておりました。

何故に、あんこが登場するのかと申しますれば
地震が起こった翌日、非常食を買いに行った長男がチョイスしたものでございまして
避難するときは、肌身離さず持って行ってね って本気なのか冗談なのか・・。
いくら私があんこ大好きだからって
そんな重いもの持って逃げられるかっ。
ということで、ぜんざいにして美味しく食べました。


今後、非常食を用意するときは、食べる気の起こらないようなマズイものを
用意した方がよさそうでございますなぁ。

と言う訳で、
のど元過ぎればなんとやら・・のわが身を反省しつつ
昨夜は、おかゆさんなんぞを食べて殊勝に過ごしておりました。

思えば、私の胃痛が起こるメカニズムには一定の決まりごとがあるようでして
それは、体重が危険ゾーンに近づくと胃が痛くなるということです。
きっと、これ以上食べるとブタになるよ!てな感じで
自制心のない私に強制的に歯止めをかけてくれているのではなかろうか
という研究結果に至った次第にございまする。

そんな見えないチカラのおかげで、病的に太ることもなく
かろうじて普通の姿で過ごすことができておりますが
しかしながら、強烈な痛みを考えると、せめて選択制にしてもらえないものか

たとえば、太ってもいいから胃痛よさらば とか
少々太ってもいいから胃痛は弱めで とか

今後は、腹八分目を厳守して
おやつは300円以内で(遠足かっ)
健全な食生活を送る所存にございまする。

善玉コレステロールの話

2011年03月03日 | 病気にまつわる話
昨日は、そんな訳で
特定健診に出かける必要はなくなったのですが
せっかく外出する支度も済ませおり
病院に行く気分が出来上がっていたため
いつもの病院その②に薬をもらいに行くことにいたしました

健診のために我慢していた朝ごはんを食べながら
いつものように“あさイチ”を見ておりましたらば
ちょうどコレステロールの話題が取り上げられていました

ちょうど、と書きましたが
コレステロールの治療薬をもらっている訳ではありません

10年以上前に婦人科の手術をしたのが病院その②でして
その手術の影響で、人さまよりも早く
コレステロール値が高くなった次第でございますが
悪玉コレステロールは高いけれど、善玉コレステロールも高いので
あまり心配する必要はないと
血液検査をする度に言われてまいりました

素直な私は、ドクターの言葉を真に受けて
コレステロールが高いことなど全く気にせずに好き勝手に食べておりますが
先月の病院その①での検査の際もドクターに太鼓判を押して頂いたので
私の善玉ちゃんは未だに威力を発揮してくれているのでしょう
ちなみに中性脂肪の数値も優秀だそうです

さて、あさイチの話ですが
とあるマラソン部で活躍している女子大生の善玉コレステロールを調べたら
全員が100前後の数値という驚くべき結果でして
善玉を増やす方法としては、有酸素運動が有効とのことでした
マラソンが無理な場合は、散歩でも良いそうで
もちろん食事にも気をつけなければいけないようですが
歩けば歩いただけ効果があるということでした

やっぱり歩くことは大事でございますなぁ

と言う訳で、普段の運動不足の償いも兼ねて
病院その②まで往復2里ほどの道のりを徒歩で行ってまいりましたとさ

ヘトヘト

腹腔鏡下胆のう摘出手術の話その③

2010年05月16日 | 病気にまつわる話
朝一番で浣腸の儀を済ませた私は前日までの不安から解放され
気分爽快で早々と手術着に着替え看護師さんのお迎えを待っておりました
手術開始は10時の予定で
9時半ごろに看護師さん二人がやってきて
夫に見送られながら病室を後にしました

ベッドに乗ったまま病室を出てから手術室に行くまでの間に
何人もの看護師さんにベッドは引き継がれ
その都度、自分の名前と手術個所の確認をされました
間違い防止のためなのでしょうがすごい念の入れ方だなぁと思いました
手術室内で執刀医にも挨拶を済ませ名前と手術個所を告げたところで
麻酔科のドクターによる麻酔の儀が始まったのでした

狭い手術台の上で背中を丸めた姿勢でじっとしていると
背後で麻酔科の女医さんが
ごそごそと麻酔をかけはじめました
痛みなどは全くなくて
身体を押さえてくれている看護師さんの腕があったかくて気持良いなぁ・・・
なんてことを思っているうちにいつの間にか眠りについていたようです

誰かに名前を呼ばれて目を覚ましたときは
自分の病室にもどっていて
枕元でいろいろな処置をしてくれている看護師さんに言われるまでもなく
お腹に感じる痛みから手術が終わったことを知りました
目を覚ます前からうわごとのように痛い痛いを連呼していたようで
次男ファミリーが心配そうな顔をしていたのが視野に入ってきましたが
それからふたたび眠ってしまったようで
再度目を覚ましたときには次男ファミリーの姿はなく
ベッドの傍らには長男がおりました

こんなに痛いなんて聞いてなかったよ~と涙ながらに訴えると
痛いのは生きてる証拠だよ!
・・・ってオフクロがいつも言ってるじゃん
と笑っていましたが
痛み緩和のために背中をさすってくれたり
痛みどめの注射を頼んでくれたりしました

痛みどめと言っても注射をするのではなくて
麻酔時に取り付けられた硬膜外の管から
痛みどめの薬を注入する仕組みになっていたようです
全部で10回注入できるので痛いときは遠慮なく言って下さいとのことでしたが
結局、3回だけの使用でなんとか乗り切ることができました
というか、痛みどめの注射に比べると劇的な効果があるわけでもなく
気休め程度の感じでしかなかったため途中から頼むのをやめたのです

そんなあまり役に立たない
背中に入れられたその管と薬が入った野球ボール大の袋の鬱陶しさと
足にとりつけられたエコノミー症候群予防のためのマッサージ機と
酸素マスクの煩わしさのせいでとても安眠できる状態ではありませんでした
おまけに私を心配して病室で泊まることになった夫は
痛みで眠れない私をしり目に大きないびきをかいて熟睡する始末で
私は痛みの中、体力を振り絞って
何度も夫をゆり起こしてはいびきを止める作業をせねばならず
ナンテコッタの夜となったのでございます

とは言え、いつも傍にいてくれた夫には感謝いたしております

・・・と日記には書いておきます

腹腔鏡下胆のう摘出手術の話その②

2010年05月13日 | 病気にまつわる話
手術に際しての必要な検査はすべて済ませていたので
入院してから手術日までの二日間にやるべきことと言ったら
お腹の毛剃り&浣腸の儀くらいだと思っていたのですが
そのどちらもやる気配が全くないので
看護師さんに確認してみると
そのどちらも必要ないとのこと

え~っ!うっそ~!

入院する日のお昼ご飯に最後のご馳走だと思って
あぶりトロサーモン12貫とウニ2貫とカンパチ2貫を平らげたのも
どうせ浣腸するから大丈夫だよ~んという思いがあったればこそのこと
それなのに・・ああそれなのに
そんな満腹のままのお腹で手術に臨むなんて悲しすぎます

看護師さんのお話によると
腸の手術ではないので下剤を飲むだけなのだそうです
しかもその下剤というのは
私もよく知っているふつうの下剤です
そんなアホな・・・
手術に対する不安など皆無だった私も
浣腸をやらないと知ったときから
不安に押しつぶされそうになったのでございます


もしも手術後の身動きのとれないときに用を足したくなったらどうするんですか
と看護師さんに聞いてみたら
その時はおむつなり便器なり使いますから心配しなくても大丈夫ですよ
とのお返事でした

そんなのいやだ~
というより絶対無理だ~

かつてアンギオ検査の後で
ベッド上ではお小水すらすることができなかった意外と繊細な私
あの時の悶々とした苦痛が一瞬にして蘇ってきました

あんな思いをするのは二度とごめんだ!
そのためには何が何でも浣腸をしてもらわねば!
すったもんだの末
手術日の朝まで待ってみてそれでもダメなときは浣腸をしてもらう
ということになりました
そんなギリギリまで待たずとも就寝前にやってくれればいいじゃん!
などと言えるはずもなく・・・

案の定、手術日前日に飲んだ下剤は全く効果がなくて
手術日当日の未明からは
いったい何時になったら浣腸をしてもらえるのか
浣腸のことで頭はいっぱいになっておりました

そしてようやく浣腸だけに思いを寄せた長い長い夜は明け
手術日の朝を迎えたのでございます


つづきます

腹腔鏡下胆のう摘出手術の話

2010年05月11日 | 病気にまつわる話
おかげさまで、無事に手術を終え昨日退院してまいりました


胆のう腺筋症と診断されたのが昨年の8月のことでありまして
その間、幾度となく激痛に見舞われたりしましたが
出来ることならば、痛くない検査方法での経過観察だけで
余生を過ごせぬものかと虫のいいことを考えていたのですが
平均余命まであと40年弱として、それはそれで大儀な話です
本当は、夫の単身赴任が終わって平穏な日々が訪れたら
手術しようかな・・くらいに適当に考えておりました

ところが、今年の2月に受けた血管造影検査結果で
胆のうが異変している=癌の可能性も無くはないと言われ
胆のう腺筋症と胆のう癌との識別が難しいこともあり
だったら早い方がよかろうという主治医のお言葉で
手術することを観念したのでありました

手術が決まってからは、同じ手術の体験者の方のHPなどを検索しては
情報の収集に余念がありませんでした
情報というか
どんだけ痛いものなのかが最大の関心事だったのでございます

と言うのも手術というと
13年前に受けた子宮全摘手術後の耐えがたい痛みが思い出されるからです
痛みどめの注射を打ってもすぐに効果は薄れ
また猛烈な痛みが襲ってくる・・・
日頃、我慢強くない私がなんでこんな痛みを我慢することがあろう!
と看護師さんの迷惑顧みず
ナースコールを押しっぱなしだったのでございます

またもや同じ思いをするのではないかという不安があり
どの程度の痛みなのかをリサーチしていたのですが

麻酔科のドクターの診察では
麻酔についての詳細な説明と共に
硬膜外から痛みどめの薬を入れる管を入れるので
術後もほとんど痛みは感じないはずだという説明を受けたので
痛みに対する不安は払拭されたのでした


ところが・・・


つづきます(そのうち)