ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

にぎわいゴールデンウィーク!

2017-05-04 | にぎわいの家・奈良関連
ゴールデンウィーク半ば、奈良町にぎわいの家は沢山のお客様でにぎわっています。そのレポートを。(写真は全て奈良町にぎわいの家フェイスブックより )
①来館者20万人セレモニー
4/29、来館20万人目のお客様をお迎えしました。2015/4/18に開館以来、2年間たち、一年に約10万人訪れていただいています。奈良市長から、
「しかまろくん」グッズや奈良の鹿の風景写真集など、当館代表からは奈良町の茶粥セットと老舗のお菓子、そしてにぎわいオリジナル節気はがき、24枚を贈呈しました。道ゆく皆さんも共に盛り上げてくださり、良いセレモニーとなりました。



②昔なつかし遊び
外スペースにコマ遊びのコーナーを設置、独楽名人のOさんは、これまで何度もボランティアで指導に来てくださっていますが、Oさんの指導で本当に皆さん、よく回せるようになります。老若男女関係なく、一緒に夢中になれる…奈良町の街角でこうしたふれあいができる喜び、本当に有り難いです。


③茶室体験と抹茶のおもてなし (4/29)
スタッフによる、気軽で楽しい体験茶会を、これまでも開催していますが、今回は、待合から手水、にじり口、床の間拝見と、空間を楽しみながらの企画、海外のお客様も、腰をかがめてのにじり口体験、笑いながら、楽しい空間体験をされていました。奈良町の中西与三郎さんのお菓子も美味しかったね!


④南京玉すだれ  5/3
スタッフの西村さんの企画で、八房美都代の会のみなさんに披露していただきました。昔は結構、テレビなどで見た記憶がありましたが、今は、いろんなイベントで引っ張りだこなんですね。とにかく楽しい!四角いすだれが、動いて変化し、いろんな物に見える…日本の「見立て」文化の最たるものですよね。構造は単純ながら、楽しい節にあわせていろんな物に見えていく…日本ならではの遊び心に満ちています。中でも面白かったのが、「大和よいとこ玉すだれ」。大和の名物、大和三山、そうめん、石上神宮の鶏、などなど、奈良ならでは形の早変わり!舞台の後は、お客様の玉すだれ体験。少し指導してもらうだけで、あら不思議!この楽しさは何でしょう。出演の皆さんは、ハワイ、モンゴル、ベトナムなどで、玉すだれを披露したとのこと。本当にお元気で溌剌として、「福」を招く芸にふさわしく…楽しい時間となりました。


⑤お手玉、折り紙
ボランティアで市内のおばあちゃまが、お手製のお手玉、折り紙作品を寄付して下さいます。海外のお客様にとても好評で、いろんな国に持ち帰っていただいています。


⑥みんなでつくるこいのぼり
スタッフが墨で描いたこいのぼりに、皆で色づけし、その上に、こいのぼりの折り紙を自分でおって、貼ってもらっています。奈良町にぎわいの家の格子にステキに泳いでいますよ。写真スポットにもなっています。皆さんが折ったこいのぼりには、メッセージが。「あんよがじょうずになりますように」など、家族を思って、また「平和でありますように」というメッセージも複数。平和な穏やかな日々ならばこその「観光」。皆さんの思いをのせて、この週末まで、町家格子のこいのぼり、泳いでいます。