ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

町家全館移動演劇「花しまい」稽古

2020-02-08 | 演劇
2/23に奈良町にぎわいの家、全館を使っての公演「花しまい」。2/1に初めて、実際に町家を使って稽古しました。3人の姉妹は、町家の別の部屋からそれぞれ芝居が始まり、出会ったり、1人になったりします。ある程度、時間配分を考えて、セリフの分量を書きましたが、実際やってみると、
移動に時間がかかったり、芝居の内容やテンポでシーンの時間が変わってきます。ですから、今回はそうした移動や芝居と時間配分をまずはみながら、
通していきました。次のシーンに行きたいけど、別の部屋ではまだ芝居が進んでいるし…といったところで、出演者の3人姉妹はいろいろアドリブをしたり、語りの小町座メンバーは、お客様を連れて移動するので、そちらの気遣いもいります。本番当日は、奈良町にぎわいの家には、一般のお客様もいる中での公演になりますので、予期せぬこともあるだろうな…とか、考えることが多い公演なのです。
ただ、姉妹たちが着物姿で町家の中で話をすると、何というか…演出の外輪くんも言ってましたが「もうそれで、半分できている」空気は確かにあります。家は人がいてこその「家」ということを感じながら、2月の寒い町家を出演者が駆け回っていました。本当に、2月の町家は寒いので、お越しの方は
温かくしてお越しください。本番まで、後少し。皆様もお体を気をつけて、お会いできますよう。

 花姉妹3人

 出演者集合