毎年、秋は町家美術館企画を始め、全館の展示企画を開催しています。今年は、コロナ対策下ということもあり、展示企画を充実させようと考え、10月は四つの企画を同時に、奈良町にぎわいの家でご覧いただけます。
まずは、21回目となる恒例の現代アートの企画展。今回、つし2階で繰り広られるのは、加藤史江さんの作品「たゆとう記憶」です。(キュレーター・嶋田剛)未生の世界、現世、未来まで、いのちの流れを感じるような、紙と墨によるインスタレーション。素材の持つ特性が、加藤さんの感性と融合、「形」がしっかり見えながらも、紙や墨の持つ、細胞感のようなものが伝わってきます。こうした作品は、やや外連味が過ぎたりもしますが、加藤さんの作品は、「作り考える、考え作る」という、いたって当たり前のことなんですが、その手触り感がクールに、しかし、冷たくなく伝わってきます。。なお、加藤さんは「木津川アート」のディレクーターでもあり、関係者の方が沢山来館、木津川市長も来場され、町家空間の加藤作品を鑑賞されました。つし2階だけでなく、渡り廊下や六帖床の間など、なんとも良い感じで、「たゆとう記憶」があります。つし2階の奥の小部屋は「え?」と思いますよ。是非、ご覧ください。
つし2階手前の部屋にて
まずは、21回目となる恒例の現代アートの企画展。今回、つし2階で繰り広られるのは、加藤史江さんの作品「たゆとう記憶」です。(キュレーター・嶋田剛)未生の世界、現世、未来まで、いのちの流れを感じるような、紙と墨によるインスタレーション。素材の持つ特性が、加藤さんの感性と融合、「形」がしっかり見えながらも、紙や墨の持つ、細胞感のようなものが伝わってきます。こうした作品は、やや外連味が過ぎたりもしますが、加藤さんの作品は、「作り考える、考え作る」という、いたって当たり前のことなんですが、その手触り感がクールに、しかし、冷たくなく伝わってきます。。なお、加藤さんは「木津川アート」のディレクーターでもあり、関係者の方が沢山来館、木津川市長も来場され、町家空間の加藤作品を鑑賞されました。つし2階だけでなく、渡り廊下や六帖床の間など、なんとも良い感じで、「たゆとう記憶」があります。つし2階の奥の小部屋は「え?」と思いますよ。是非、ご覧ください。
つし2階手前の部屋にて