Fratello sole e sorella luna (1972)
FullMovie
私がまだ幼かった頃に感動し脳裏に焼き付いた映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』のイタリー上映版がYouTubeで公開されていました。
今まで日本の劇場及び国内版DVD販売版は米国英語圏及びEU圏上映インタナショナル版であったようで、このイタリー版とは違っていました・・・・。
この作品の主人公 アッシジのフランチェスコが生きた本国イタリー版では、聖フランチェスコと呼ばれる前、金銭的に裕福な家庭に生まれた子供として純情な金持ち目線で物事を教えられ育つ放蕩息子として描かれています。また当時の権威の上から教えられた通りに聖地奪還、つまりキリスト教聖地エルサレムをイスラム教諸国から大義名分の名のもとで聖地奪還するとして勇ましく遠征した十字軍に参加するまで丁寧に描写されています。その後に聖地奪還する大義名分が”偽りの金品略奪”と知り、悲しみ一人帰り、地元アッシジの小鳥の鳴き声にて目覚めるまでを20分強詳細に説明されます。
英語インターナショナル版でのプロローグは、いきなり戦火から逃げてきた卑怯者ように疲れ痩せ帰ってきたように感じられ、十字軍の大義名分の正義の行動が金銭の略奪であり、それを目の当たりに見た若き主人公フランチェスコはその偽善十字軍の悪から逃避し、正の自分を取り戻すために一人アッシジに帰って来た事がすぐに解らず、その物語の後、随所にすっこしづつ謎解きのように語られます。
多分イタリー版の登場人物の口元をみていますとイタリア語の吹き替えのように見えますから、まづインターナショナル版の英語科白で撮影し、後イタリア語の吹き替えをしたようです。故に撮影はイタリー版のシナリオコンテでフル撮影し、その撮影終了後インターナショナル英語版として再編集短縮版として全世界に公開上映したようです。推測ですが・・・。
またもう一つ驚いたのは、フランチェスコと後に行動を共にする清楚なクレアとは十字軍遠征に行く前に出会っている事にもビックリ!
十字軍遠征前に純心淑徳で清楚な女性クレア(クララ)と出会っていたことになれば、またフランチェスコが死ぬ前にどうしても淑徳で清楚な女性クレアに会い、自分もその様な純心で清楚な人物になりかわりたいと望み地元アッシジに疲れ痩せ放心状態で帰ってくる理由が十分察せられます。
なお英語インターナショナル版は121分です。またイタリー版はドノバンの歌はありません。これがビデオ、DVD販売が遅れた原因の著作権問題なのかもしれません・・・。Maybeー
なお更に
『ブラザー・サン シスター・ムーン』でフランチェスコと行動を共にするクレア女史は実在の人物だそうで、後フランチェスコ会 女子修道会クララ会(キアラ会)の創始者となり、死後アッシジの聖キアラとして列聖されたそうです。
なお聖キアラは目や眼病の守護聖人であり、また近年テレビの守護聖人として列聖されたそうです。
イタリー版はイタリア語でちんぷんカンプンですが、英語インターナショナル版を観ていればだいたい理解できます。この外国語音痴の私でもわかりました・・・。一度観て下さい!
なおアッシジのフランシスコは、現ローマ教皇 教皇フランシスコの名のもとになった聖人です。
アッシジのフランチェスコ wikipedia
Brother Sun, Sister Moon 「ブラザー・サン シスター・ムーン」の出典がわかり! My BLOG
イタリー上映版 Claudio Baglioni による主題歌 youtube
Claudio Baglioni - Fratello sole sorella luna youtube 映画名場面
Fratello Sole , Sorella Luna - Claudio Baglioni youtube
アッシジ、サン・フランチェスコ聖堂と関連修道施設群(世界遺産登録)
Fratello sole sorella luna - Claudio Baglioni (1971) youtube 映画目覚め小鳥を追う場面
ドノバンは歌ってませんが、
カンツォーネイタリア語が日本の演歌のこぶしのような歌声で味わいがあります。
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私がまだ幼かった頃に感動し脳裏に焼き付いた映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』のイタリー上映版がYouTubeで公開されていました。
今まで日本の劇場及び国内版DVD販売版は米国英語圏及びEU圏上映インタナショナル版であったようで、このイタリー版とは違っていました・・・・。
この作品の主人公 アッシジのフランチェスコが生きた本国イタリー版では、聖フランチェスコと呼ばれる前、金銭的に裕福な家庭に生まれた子供として純情な金持ち目線で物事を教えられ育つ放蕩息子として描かれています。また当時の権威の上から教えられた通りに聖地奪還、つまりキリスト教聖地エルサレムをイスラム教諸国から大義名分の名のもとで聖地奪還するとして勇ましく遠征した十字軍に参加するまで丁寧に描写されています。その後に聖地奪還する大義名分が”偽りの金品略奪”と知り、悲しみ一人帰り、地元アッシジの小鳥の鳴き声にて目覚めるまでを20分強詳細に説明されます。
英語インターナショナル版でのプロローグは、いきなり戦火から逃げてきた卑怯者ように疲れ痩せ帰ってきたように感じられ、十字軍の大義名分の正義の行動が金銭の略奪であり、それを目の当たりに見た若き主人公フランチェスコはその偽善十字軍の悪から逃避し、正の自分を取り戻すために一人アッシジに帰って来た事がすぐに解らず、その物語の後、随所にすっこしづつ謎解きのように語られます。
多分イタリー版の登場人物の口元をみていますとイタリア語の吹き替えのように見えますから、まづインターナショナル版の英語科白で撮影し、後イタリア語の吹き替えをしたようです。故に撮影はイタリー版のシナリオコンテでフル撮影し、その撮影終了後インターナショナル英語版として再編集短縮版として全世界に公開上映したようです。推測ですが・・・。
またもう一つ驚いたのは、フランチェスコと後に行動を共にする清楚なクレアとは十字軍遠征に行く前に出会っている事にもビックリ!
十字軍遠征前に純心淑徳で清楚な女性クレア(クララ)と出会っていたことになれば、またフランチェスコが死ぬ前にどうしても淑徳で清楚な女性クレアに会い、自分もその様な純心で清楚な人物になりかわりたいと望み地元アッシジに疲れ痩せ放心状態で帰ってくる理由が十分察せられます。
なお英語インターナショナル版は121分です。またイタリー版はドノバンの歌はありません。これがビデオ、DVD販売が遅れた原因の著作権問題なのかもしれません・・・。Maybeー
なお更に
『ブラザー・サン シスター・ムーン』でフランチェスコと行動を共にするクレア女史は実在の人物だそうで、後フランチェスコ会 女子修道会クララ会(キアラ会)の創始者となり、死後アッシジの聖キアラとして列聖されたそうです。
なお聖キアラは目や眼病の守護聖人であり、また近年テレビの守護聖人として列聖されたそうです。
イタリー版はイタリア語でちんぷんカンプンですが、英語インターナショナル版を観ていればだいたい理解できます。この外国語音痴の私でもわかりました・・・。一度観て下さい!
なおアッシジのフランシスコは、現ローマ教皇 教皇フランシスコの名のもとになった聖人です。
アッシジのフランチェスコ wikipedia
Brother Sun, Sister Moon 「ブラザー・サン シスター・ムーン」の出典がわかり! My BLOG
イタリー上映版 Claudio Baglioni による主題歌 youtube
Claudio Baglioni - Fratello sole sorella luna youtube 映画名場面
Fratello Sole , Sorella Luna - Claudio Baglioni youtube
アッシジ、サン・フランチェスコ聖堂と関連修道施設群(世界遺産登録)
Fratello sole sorella luna - Claudio Baglioni (1971) youtube 映画目覚め小鳥を追う場面
ドノバンは歌ってませんが、
カンツォーネイタリア語が日本の演歌のこぶしのような歌声で味わいがあります。
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