師 若杉光夫監督が今月12月18日木曜日 午前5時25分、、
呼吸不全のため神奈川県相模原市の病院で死去されました。86歳。
葬儀は池上本門寺近くのラビスホール池上で21日御通夜、22日告別式を近親者のみで
行わせて戴き,私も末席ながら葬儀参列させて戴きました。
なお各マスコミ関係者には、監督の死去報道を待って戴き御迷惑をおかけしましたが、
御蔭様で、臨時宗僧侶の荘厳な読経だけが聞こえる静寂の中で
御親族、劇団民芸関係のごく親しかった方々で、龍の如し
若杉光夫監督が女優故南風洋子さんが待っている浄土天国へと旅立つ御姿を
御見送りする事が出来ました・・・・。
葬儀には若杉監督が生前大好きだった詩、一般にまだ知られてなく大ブームになる前の頃、
若杉家の御家族一人ひとりに各一冊づつ与えた詩”千の風になって”をフルート演奏でこの写真のように献奏し御見送りました・・・。
またこのフルート献葬には、監督作品映画
「星の牧場」で使用された曲
”故郷”も演奏されました・・・・。 参 考
NHK少年ドラマシリーズ ー星の牧場ーの世界
御協力して戴いた皆様に感謝します。
戒名 瑞龍院光岳宗輝居士
反骨精神作家 若杉光夫監督 生前の功績
千の風になって
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
「千の風になって」 歌詞について
なお、若杉監督が亡くなる前に、わたくし故郷の越後は新潟 加茂で桐箪笥を超え今では全国的に一番評判の良い西洋梨
ル・レクチェ””を枕元に置いて頂き、その香りを嗅いて戴いたことは幸いでした。
偶然にも、このル・レクチェが呼んでくれ監督の葬儀に参列できました。
不思議です・・・。
このル・レクチェは故郷の信濃川沿いの加茂、そしてその大河を分水した中之口川沿いの母方の月潟産が最も美味いそうです。その発祥は月潟の隣 白根だそうです・・・・。
そのル・レクチェを亡くなる数週間前に、新潟の兄に頼んでいた加茂産のル・レクチェが届き、若杉監督に、また故南風洋子さんの御仏壇のお供えにと御持参し御自宅へお伺いした後の事で驚いています。
南風洋子さんの御仏壇では、若杉監督とその御家族を天国からお守り下さいと手を合わせお願いしたのですが・・・・。そして、今月12日に相模原の病院に転院したら、円尾氏とお見舞いに行こうと話していた矢先の出来事でした。
本当に龍翔の如く、南の紺碧の海上にある極楽浄土の天国へ夫婦水入らず仲の好い同士で
あっという間に龍雲に乗り南国のその楽園にいったのでした・・・。
またその葬儀場ラビスホール池上は、その池上通りを超えた処すぐ近くに親戚があり、さらにその場所はそのル・レクチェを送ってくれた兄が学生から住んでいた下宿があった処でもあり、私が入学試験を受けにいた時に泊まり、通った場所でもあり、その思いで深い場所での葬儀も不思議なことと思っています・・・・。
又々その親戚の家に、初めて泊めてもらうこともでき、また本門寺も初めて朝参詣出来ました。
又更には、その葬儀の朝この親戚の家から、ちょうど葬儀場のあるラビスホール池上方向から
陽が昇り、私がその光に包まれたことは若杉光夫監督の御示唆と感謝しています。 合 掌