桜 探鳩 - 京 佐野藤右衛門氏邸の桜 広沢池近く

京　嵯峨　広沢池近くにある桜守で有名な佐野藤右衛門邸の枝垂れ桜。
桜が開化する時期だけ一般に公開されているそうです。
今、京では桜が満開のようです・・・
大覚寺など嵯峨野を散策されるなら、是非、足を伸ばしてください！
珍しい桜が観られます。

さらに観夜桜もあるそうで、
かがり火が炊かれ、 その光りに浮かびあがる夜の桜は、
幽玄な雰囲気を醸し出すそうです。　　　　一度、私も観てみたいものです！


　
お祝いの席で飲まれる　桜湯　
佐野さん宅で譲っていただけます。
また桜の花の塩漬けがほかに多種あった気がします・・・・。
皆さん、実際に行って手に入れてください！


　この佐野さん宅の桜は、大沢池の観桜での帰路、偶然に見つけ、
その桜の妖気に誘われふらふら入ってしまいました。
カメラの電池切れで、この枝垂れ桜の一枚しか残っていないのが残念ですが・・・・。
また、この桜を忘れは出来ませんでしたが、うろ覚えでしたので紹介できませんでしたが、これも偶然に、桜を図書館の本で調べていましたら、小学生用の「サクラの一生」という科学アルバムの中で、桜研究家としてこの枝垂れ桜の主　佐野藤右衛門氏が紹介されていま下。さらに佐野さんを調べましたら、三年前お伺いした庭であったのでした。
この偶然な桜の因縁を大切にしたいと思います！
折りしも今日、朝日新聞　夕刊で　桜文学評論で著名なで師　小川和佑先生の記事が載る日でもあります。
「桜」による、ー深い因縁・因果ーを感じる日本人感覚を改めて認識してしまいました！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｄａｔａ　2003.4.6　12時

　１６代目・佐野藤右衛門さん　とは

江戸時代の天保３年（１８３２）に創業した造園業「植藤造園」の初代・藤右衛門 の１６代目。１４代目から全国の桜を調査し、円山公園のしだれ桜をはじめ日本各地 の桜を蘇らせてきました。１６代目・佐野藤右衛門さんは、３代にわたる桜の調査結果を「さくら 大観」「京の桜」としてまとめられました。
また桜の成長記録として、つぼみの膨らみや枝の 伸び具合を綿密な絵で残しているそうです。

「桜の花は下を向いて咲いている。
　　　　　　　　　　　　最もきれいな桜を観るには、花の下に入って観る」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と説いています。
佐野さん宅の桜はすべて桜の下から観ることが出来る庭園です。　　納得！！


参　考

朝日新聞　ＭｙＴｏｗｎ京都　造園家・桜守　佐野藤右衛門さん　より

京都あちらこちら　広沢池　より　中段

ＭｕＢｌｏｇ　桜の森：佐野藤右衛門邸の桜　より　地図あり