午前中から見えていたプロミネンスですが、形の変化は少なかったものの形状が特異で、怪しいと思って追跡していましたが、13時54分(左側)から16時15分の間に劇的に変化を遂げました。この間、雲が多く間隔を開けてしまい、どのように変化していったかが判りません。
太陽は、いたって静かです。最近になかった状態です。ダークフィラメントもなく、活動領域も顕著ではありません。1511黒点群は、消え入りそうな感じで、発達する気配は感じられません。東側から新たな活動領域が出てくる気配もないので、無黒点になるのは時間の問題かも知れません。
今日は、朝からベールのような淡い雲が出ていました。金星を撮影しながら空を見上げると日暈が見えました。空は、雲状態を確認するくらいであまり詳しく見るということはありませんでしたが金環日食を撮影するために、いろいろ空の状態を見るようになり、この一ヶ月で3回目の日暈遭遇です。冬は、このような淡い雲は滅多に出ないので見る機会が少ないですが、夏は水蒸気も多く日暈を見る機会が増えますね。