今日は、1日曇りで晴れませんでした。太陽の黒点群が気になりますが、どうしようもありません。自然相手では、手も足も出ません。太陽ばっかり取り上げているので、たまには月でもと思い、画像を探しました。
月は、身近な天体ですが、あまり観測対象にはなっていません。変化が少ないからだと思いますが、満ち欠けの中で思いがけない模様を、見ることもあります。時間があったら、少し時間を掛けて眺めるのも、良いかもしれません。今回アップする画像は、月齢が2.8です。一般的に言うと「三日月」ですね。三日月は、意外に細く見えると思います。夏などは、月が南に低く早く沈んでしまいますので、月齢5くらいの月を三日月と思っている人も多いかも知れません。
月のクレーター以外にも、いろいろな地形があります。欠け際近くでしか見えない凹みや断崖など、いろいろ有りますし、太陽光の当たり方で見え方が変わってしまうなど、じっくり見ていくと、いろいろ楽しむことも出来ます。望遠鏡の接眼鏡のところに、目の代わりに携帯やコンパクトデジカメを利用して、手持ちで簡単に写すこともできますので、一度試してみてください。
三日月が見やすくなる時期は、春ですね。3月から4月頃が良いと思います。画像は、望遠鏡の焦点距離が長くて、全景を捉えられていません。