菊沢地区青少年育成市民会議(梅澤健一会長)は、1月30日(木)菊沢コミュニティセンター多目的室にて、「菊沢地区青少年健全育成研修会」を開催しました。
菊沢地区から75名の多数の皆さんが参加してくださいました。
≪第一部 少年の主張発表≫ 今年度は、鹿沼市立北中学校代表者3名の方に発表していただきました。
はじめは、3年生 芳賀 柊斗さんです。
「祖父の遺してくれた言葉」の題名で、祖父が繰り返し語ってくれた言葉である『後悔のない毎日を過ごしているか』の意味に気づき、これからも真っ直ぐ生きていくことを決めたことを堂々と発表しました。
次に、3年生 田中 澪空さんは、「自分の殻を破る」と題し、自分に自信を持つこと、失敗や後悔もあるけれど、未来を信じて明日を生きることについて生き生きと発表してくれました。
最後に、3年生 秋澤 ことみさんが「『あたりまえ』の意味」と題した発表を行いました。急に訪れた永遠の別れの経験から、「あたりまえ」にかわす一言にも気持ちをこめることや、両親への感謝について語られ、会場は静かな感動に包まれました。
それぞれの素晴らしい発表に、参加した皆さんから盛大な拍手が送られました
≪第二部 防災対策研修≫では、『災害について一緒に考えよう!~あなたにとって防災とは何ですか?~』をテーマに研修を行いました。
講師は、『防災体験大作戦』などで地区内外に活動を広げている「菊沢きずなプロジェクト」のリーダー 小林 紀雄さん と サブリーダーの 伊藤 仁規さん です。
台風19号による被害は大きく、まだ復旧の半ばです。年々深刻さを増す自然災害、南海トラフ地震、首都直下型地震…など、災害に備える重要性は増してきています。前半の講演では、
災害を我が事意識としてとらえること
具体的なイメージを持ち、自分自身の意識を災害に備えること
を学びました。
後半は、「なまずの学校」というカードゲームを使いました。災害時に起こる様々なピンチに対し、身近にあるものをつかってどう切り抜けていくか?をグループ対抗で考えます。選んだアイテムで得点が異なるので、みんな真剣!!グループ内では様々な意見が飛び交いました。
防災とは・・・死なないこと 生き抜く力・・・
私たちは、この研修で力強いメッセージを受け取りました。
一人ひとりが災害について考え、実行し、地域全体で防災力を高めたいですね。
「菊沢きずなプロジェクト実行委員会」は、地域の自治会の集会、イベント、研修会などの研修出張を受け付けてくれるそうです!
自主防災会の備品の確認や、地域の防災講座など、お手伝いを希望する方は菊沢コミュニティセンターへお問い合わせください