おはようございます。神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の伊部です。
今日は、平成30年3月に閣議決定、6月に公布された建築基準法の改正内容の一部について書きたいと思います。
近年、空き家問題がよく報道されていますが、そういったことを受けて、
下記の内容が改正されます。
●戸建て住宅等(延べ面積200㎡未満かつ階数3以下)を福祉施設等とする場合に、
在館者が迅速に避難できる措置を講じることを前提に、耐火建築物等とすることを不要とする。
●用途変更に伴って建築確認が必要となる規模を見直し(不要の規模上限を100㎡から200㎡に見直し)
この改正は、空き家等を保育所や高齢者グループホームなどのニーズに対応すべく、
用途変更をする際に大規模な改修工事を不要とするとともに、確認申請などの手続きを合理化することを目的としています。
設計、工事ともスケジュール的にもとても短縮され、工事費もお安くなります。
敷地の条件等もありますので一概には言えませんが、おおよその目安として延べ面積200㎡で、
保育所なら定員20~25名程度、グループホームなら定員7~8名程度が可能です。
戸建て住宅の転用に限らず、ビルの一角を用途変更する場合ももちろん対象ですので、 計画の予定があれば是非、ご相談下さい。
横浜の設計事務所
【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/
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