たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

支那の夜-李香蘭

2014年09月15日 | 音楽

支那の夜-李香蘭 (1946年の映画 68年前 長谷川一夫さんも若いね)

今日は敬老の日、李香蘭:山口淑子(94歳)さんが亡くなった。今更説明するまでもない昭和という時代を生きた人だった。小学生の頃「支那の夜」が流行って一番だけはすぐ覚えた。よし子をとし子と発音して先生に訂正された思い出がある。その女先生もこの6月96歳で亡くなった。よく目をかけてくださり近年まで年賀状交換していたし、先生には子がなく、両貰いの嫁が同級生の縁で香典を預けた。その立替を先日の米寿祝いで兄に返却した。

さて、山口淑子さんをテレビで見た最後は、2008年(H20)7月21日のテレビが最後だった。なぜそんなに詳しいか、朝日新聞の「今日の番組」という紙面に「はがき通信」という視聴者投書欄があって、私の投書が採択掲載され謝礼の図書券2,000円を貰って、新聞を切り抜いてあるからだ。

認識を新たに
21日の「歴史大河4時間スペシャル」(日本系)の第2部「女たちの中国」は、(渡辺謙の愛娘)女優の杏が、88歳になっても確かな記憶力の李香蘭こと山口淑子にインタビュー。彼女の証言を基に、男装の麗人・川島芳子、女スパイ・鄭蘋茹(テンピンルー)、満州国へ嫁いだ愛新覚羅浩の生涯を描いた。第2次大戦前夜の中国・上海を舞台に、時代にほんろうされた4人の女を描いて、歴史認識を新たにした感動編だった。(岐阜県・○○・無職・71歳)

が全文です。(渡辺謙の愛娘)は新聞社が割愛した。瀟洒なお住まいを杏が訪問し応接間で穏やかにインタビューに応え歴史を教えておられた。6年前のことだ。そういう私は明日は78歳になる。強運だった李香蘭さんにあやかりたい。
ご冥福をお祈りします。