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たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

お彼岸

2014年09月23日 | お寺参り

今日は日本中絶好の好天気、お彼岸の中日、日本は祝日となっています。昼と夜の時間が同じ日で明日から日が短くなります。今日の新聞運勢はややお疲れ気味、休養をとれ、となっていました。そのとおりで夜間頻尿で2,3度起きるので昼間しっかりしません。

昼頃嫁にお墓のお供えの花をしたか聞かれて、墓参をすっかり忘れていました。花を嫁に頼んで少し昼寝、ボケ頭で生協へ食材を買いに。仏壇の花を一番安い売れ残りを1束買いました。そしてお墓参り。まだ若い者はお参りしてないのか花はまだ飾ってなかった。線香と蝋燭も忘れ墓掃除だけしてお参りしました。
ほかの店へ寄り道して家へ帰り、生協で花を忘れて来たことに気づきました。その時ちょうど電話が鳴るので急いで部屋に入り受話器を取ると女性の声、「あゝ生協さん、お花忘れたね、これから貰いに行こうとしたとこ。ごめんなさい」。生協は出資者なので利用カードで誰が忘れたか分かるのです。
耄碌するようになりました。亡妻が怒ってるね。いつも安い300円のマレーシアマムしか飾ってくれないのに。手帳やカレンダーに行事や予定を書きますが、お寺の彼岸会だけ書き、墓参を忘れて書いていなかった。

先日姉の米寿祝で帰省した時、一夜実家でおよばれし泊めてもらった。その際兄が母の3回忌も終わったし、本山への須弥壇(しゅみだん)収骨・骨収めに京都の東本願寺へ12月に行こうと思っている。本来は兄弟も揃ってお参りが正式ながら家族の慰労を兼ねて、身内だけで行きたいが了承してくれるかと求めた。

それで十分、自分の家内の時は二男と二人で行って、若い者に声掛けまでしなかった。

高山市ナンバーワン長寿者の108歳まで生き、新聞にまで載せてもらい、最後の数年間は寝たきりになり下の世話から、食事から一切の介護を若嫁と、姉とが中心で世話してくれた。兄はJA役員を退職して1年間は中心で介護した。(兄の嫁は亡くなっている)
月に10日はショートステイで施設のお世話になり、20日間は週に3日ディケアで施設に昼間だけお世話になった。長寿は金も要るし大変です。県下の長寿者の2番目くらいだったようだ。

実家も一区切り、孫娘は今春帰郷し幼稚園保育士になり、入れ替わりに孫息子は岐大に進学し、2人の親は単身赴任から戻り、地区の教育委員会勤務に。やっと落ちついたところ。ゆっくり家族旅行してお参りしてきてほしい。本来は金一封を包むべきだった。

須弥山とは、”人間がたどる「六道輪廻」の世界
私たち人間が住む世界は有限的「須弥山」世界である

仏教的世界は非常にスケールの大きい、空想に満ちた宇宙だが、須弥山という山を中心にした一世界に人間が住んでいるというわけです。詳しく知りたければ「仏教 早わかりエッセンス辞典」(土屋書房)をご覧ください。
いいお彼岸日和で、ヒガンバナが満開です。


日本経済低迷

2014年09月23日 | その他

広島土砂災害、佐世保事件高校生、イスラム国という悪魔に犠牲にされた外国人等を追悼する、クロード・チアリさんの「夜霧のしのびあい」は、非自動演奏、リサイズしました。ご了解のほどを。

6月末、郷土会という故郷出身者懇親会に出た。その際同級生に会った。彼は戦後岐阜へ出て繊維製品、岐阜アパレルの小さな家族的会社に入り、社長に見込まれ娘と結婚し別会社を興し婦人服で成功を納め、級友の中では出世頭であった。
10数年前に社長の職を長男に譲り、隠居生活していたが、その長男も作っても売れないと数年前から店を畳んで、自宅兼店舗のビルは他人に貸している。長男は今更勤め人にもなれないので、単身東京へ出て新しい仕事探しに行っている由であった。。
郷土会でその後を聞くと、東京でも使い捨てされるだけなので、帰ってきているが新しい仕事の目途は立っていないと嘆いた。自分は老いたので子供は苦しくとも別の人生を切り開いてほしいと希望していた。

多かれ少なかれ日本の中小企業の現実はこんなところであろう。地方の過疎化、経済の縮小化はどこへ行っても同じようだ。在所の姉の長男も55歳くらいで長年勤めた家具会社が整理廃業され失業し、日雇いでボツボツ65歳の年金支給まで食いつなぐ日暮らしをしていたが、先日の米寿祝には痛風が出て1か月ほど休んでいると元気がなかった。
多かれ少なかれ日本の兼業農家はこんな現実に直面している。

さて、消費税の来年10月10%への移行は12月に安倍首相が予定通り上げるか、一時据え置くか、公明党が求めている食料品などの軽減税率を適用するか、決断する予定とある。
上げない場合のリスクもこれまた大きい。予定通り上げた方がいいと谷垣幹事長はアドバルーンを揚げている。
わたしは食料品や医療費は据え置き、10%に増税もしかたがないかと諦めている。国の基礎的財政赤字が1兆円を超すような有様では、いつまでもこのまま放置はできまい。

日曜の新聞(朝日)は、ある編集委員が「民主党らしさを取り戻すとき」と、枝野新幹事長の論を紹介していた。
・安倍さんは高度成長時代の成功体験に引きずられて、それと同じことをやれば日本は良くなっていくと思っているのでは。安倍さんは即効性のあるカンフル剤に頼っておられる。大事なのは時間がかかるかもしれないけれど病気を根っこから治す漢方が必要だ。(16日の就任記者会見)
まったくそのとおり。

・GDP国内総生産が飛躍手的に伸び、国民の生活水準が急激に伸びる時代はもう来ない。
・多くの国民は気づき始めている。飛躍的な経済成長や、カリスマによる既成秩序破壊や、速攻を謳う改善策はもはや幻想でしかない。
・あらゆるコストを払ってでも即刻すべての原発を停止すべきだ。(一部省略)段取りを間違えなければ原発をやめていくことによって日本の経済は活気づく。
(2012年発刊した著書にある)と。
それを自民との対立軸にして政治を活性化せよと報じていて、枝野氏の見通しのとおりだと思っている。