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渡り鳥はなぜ帰るの?今日の朝日新聞から

2005年05月08日 10時18分48秒 | 気ままにウォーキング
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いつも思うことはこの冬彼、ジョウビタキ君に会ったことです。
今朝の朝日新聞のBeにわかりやすく載っていました。
渡り鳥はなぜ旅立つの?

川崎市・和泉まさ江さん(41)からの質問
 ののちゃん 友達のおうちの軒先で、春にやってきたツバメにヒナが生まれてとてもにぎやかなんだ。渡り鳥はどこから来るの?
 藤原先生 ツバメは海の向こうの東南アジアから何千キロも旅をしてくるのよ。日本で冬を越していたカモメたちはもう北のシベリアへ帰っていったわ。
 ののちゃん なぜそんなに長い旅をするの?
 先生 ヒナにあげるエサを見つけやすい場所に行くためよ。鳥のヒナは昆虫を食べて大きくなるの。春から秋にかけて、シベリアや日本には昆虫がたくさんいるので、鳥はそこで卵を産み、生まれたヒナにえさをやって育てるの。これを繁殖(はんしょく)というわ。
 ののちゃん 南の国には昆虫はいないの。
 先生 たくさんはいないし、一年中、まわりの鳥たちと取り合いになっちゃうのよ。夏に虫がたくさんふえる日本やシベリアでは、食べ物が取りやすいの。だから危険をおかしても長旅に出るわけね。
 ののちゃん 飛び立つ時期はどうやって決まるの。
 先生 昼の長さと気温の変化で決まるのよ。2~3月ごろ、昼が長くなると、体内のホルモンの種類や量が変わって「そろそろ出発しなきゃ」という気分(きぶん)になるのね。そこで暖かい日が続くと飛び立つの。
 ののちゃん 春はなんとなくウキウキするもんね。
 先生 そうね。反対に冬が近づくと昆虫も減るので南へ戻るのね。
 ののちゃん 冬、日本へ来る鳥もいるよね。
 先生 ええ。日本へ来る渡り鳥には冬鳥と夏鳥があるわ。冬鳥は冬を日本で過ごし、春から秋にかけてはシベリアや中国へわたって繁殖する鳥で、白鳥やガンの仲間が有名ね。夏になると南の国から日本へ来て繁殖するのが夏鳥。ツバメのほか、オオルリやクロツグミとか、夏の野山で見かける鳥はたいてい夏鳥よ。
 ののちゃん 鳥がどこを飛んでくるか、どうやって調べるの。
 先生 難しいのよ。番号を記した足輪を鳥につけて飛ばし、行く先でつかまえる方法があるけど、たくさんはつかまえられないし、どこに立ち寄ったかわからないわ。最近注目されているのは人工衛星を使った追跡調査よ。
 ののちゃん 宇宙から見るんだね。
 先生 そう。白鳥やツルの背中に小さな発信機をつけて飛ばすの。人工衛星で電波を追うと、どう動いたかがわかるのよ。
 ののちゃん 追いかけられてるなんて知ったら、ツルさんびっくりするね。
 先生 でも、渡り鳥を絶滅から守るためにも大切なのよ。立ち寄った先で保護活動ができるからね。
 (取材協力=金井裕日本野鳥の会主任研究員、構成=嘉幡久敬)
■調べてみよう
(1)公園や森に出かけたら、どんな渡り鳥がいるか観察してみよう。昆虫のほかに何を食べているかな。
(2)「ツバメかんさつ全国ネットワーク」のホームページ
ツバメかんさつ全国ネットワーク
で、全国のツバメの様子を見てみよう。
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