某ちゃんノート

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でもちょっと思った、ふと思ったこと

『僕を育てた55通の手紙』

2011-12-16 | 読書メモ


『Dear Kazu
 僕を育てた55通の手紙』
  三浦知良

カズの登場は強烈だったな
サッカーファンじゃなくても知られる有名人
アイドルだ
派手だった
だからかな
チャラい人かと当時思っていた
へんなダンス踊っていたし。。。
イタリアへチャレンジし
クロアチアやオーストラリアへ・・・
J2へ・・・
そこにサッカーがある限りどこまでも
だからかな
サーカー好きの小僧だなと最近まで思っていた
そして
東日本震災のチャリティマッチでゴール
あれには胸打たれる感動があったな
そのとき
ああ、この人がキング・カズなのだと思った
名前は知っているし
Jリーグ発足からのサッカーは見ているが
人については知らない
44歳で現役
まだ選手として活躍している
全盛期に惜しまれつつ、華やかに引退する人だろうと思っていたので
意外だ
彼は何を見ているんだろう?
興味を持った
彼がもらった手紙が紹介され
彼が返事を書くというのが本の内容だ
彼がどのようにサッカー、海外生活、仲間と向き合って来たかがうかがえる
高校生でサッカー留学
サッカーしかしていない人生のようだが
サッカーに育てられる
「自分よりもはるかに才能があるヤツらが
プロになれずにドロップアウトしていく姿をたくさん見てきた
…運は大事なんだけど、いざその運が向いてきたときだけ頑張ろうと思っても出来ない
日ごろから、サッカーに対して謙虚でなければ、運さえ向いてこない」
そういうことなんだ
息子たちからの手紙もある
彼の返事
「キングと言われているけど、本当は横浜FCの補欠だろう?と言われることもあるらしい・・・
 そういうときに、大事なことは一生懸命頑張ることだっていう価値観を身につけて欲しい」
そうキング・カズは高校卒業してすぐぐらいの子たちと一緒にトレーニングして
いつも試合に出る準備をしている
チャンスが来るか来ないか分からなくても
いつも準備している
そういうことなんだ
チャリティマッチのゴールも
そういうことなんだ

思った