張り込み姫~君たちに明日はない3~
垣根 涼介
探す方から仕事を見ると分からないことが
辞める方から仕事を考えると見えるものがある
職は生活のためにお金を稼ぐ手段
それでも
一日の大部分を使い
人生の大部分をかけているから
別のものであるが
生き方と大きく関わることになる
何を大切にしたいのか
どうしたいのか
どのように生きていきたいか
ということになってくる
リストラにあう人たちが自分と向き合っていく
その姿はとても力強いし
きれいなんだ
何だかね。。。
歓迎されない仕事をするリストラ請負人が
「人から教わっても見聞きしても、結局、一番大事なことは、
時間をかけて自分で感じ、発見するしかない。
負の側面でも、正の側面でも・・・」
と言うんだ
一人にたったひとつ
その人なりの答えがあるだけ
果てしない
成績だったり
結果だったりの答えはある
それも大事
でも
それ以外の評価や答えがやはりある
悩みながら
迷いながら
自分のたったひとつの答えを探している
そういう姿をちょっと見られる
リストラなんだけれど
元気になる
ね