某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

樹のあるところに、住みたくなったから。

2013-07-06 | 読書メモ
のあるところに、
住みたくなったから。」

オレゴン州ポートランドのゆるやか暮らし

渡辺 葉



ニューヨークという街は、
人間の暮らし、夢や欲望が蜘蛛の巣のように細かに張りめぐらされた街
だからこそ・・・
キラキラ、あるいはギラギラと眩しいほどに輝いている
ってさ
でも
あるとき、なぜか心踊らない
いろいろ考えて
10年住んだニューヨークを離れて
ポートランドへ
そこに
少し共感するね
都会が好きだよ
ただ
もともと地方育ちで



それらを見ながら育ち上がったからさ
都会で暮らしていると
何だか物足りないと感じろときがあるんだ
山に登りたいとか
海で泳ぎたいとか、船に乗りたいとか
島に行こうとか
思わない
山も海も島も見るものさ
でも
見ていたい
感じながら暮らしたい
心が疲れると
思うんだよね
最近
都会の人々の競争や
急がされる雰囲気
何だかギスギスした感じに
ウンザリしてきて
実家に帰るとホッとしてさ
都会から離れたいな
なんて思ったので
惹かれましたな

空が近い街
夏の太陽は、まじりけのない白い光をさんさんと注いでくれる。
そして秋から冬にかけては、真珠色の空から、絹のような雨が舞い降りてくる
なんていうのが
ポートランドの説明で
ホント
魅力的に思える
季節の料理レシピも載せてくれていて
舌とお腹が味わいたがっている
街の写真もあるので目も楽しんでいる
優しい本でした
そうそう
渡部 葉さんは
作家・椎名 誠氏の長女なのだそうだ