尽きぬ思いの果て

実家へ帰ったのは



こいつらの行き場
という難題があったからで



親の愛したソファ&テーブル
とても美しいのだ
子供ながらに素敵だと思ってた
思い出もあり
捨てるのが辛い
母がもらってくれと言う
ま
そのつもりで手はずを整えていたが
ソファというのは厄介なもので
リビングへの入り口をくぐれるのかってのがある
この前68cmの冷蔵庫がギリギリ通ったくらいだ
ドアを外しても70
肘掛部分が出っ張っているから無理
分解出来ないか？
と
宅配業者が言う
送料だってすごい値段でもあるし
これで仕方ないと諦めがつく
と思ったが
とりあえず
家具屋に分解出来るか聞いた
すると
70あれば入るという
入れ方というのがあるという
宅配業者とは一味違う
っていうか
貰い受ける話が復活してしまった
一人がけソファ×2とか
+スツールとか
それだけっていうのも良いし
張替えして
更に次の代に使えるようにするとか
いろいろな案と見積もりを出してくれた
もちろんそれだって安くない
ひとつ張り替えるだけで
そこらのソファセットが買えてしまう
それは自分に値するのか？
必要なのか？
ただの欲じゃないのか？
何を大切にしようとしているのか？
ちと考えてしまうな
家具で悩み続けているのって
幸せよのう
とも思うが
馴染みのソファは実家の代わりとも感じる
で
とりあえず全部家具屋が預かってくれることとなった
貰い受けないと決めたものは
家具屋がきれいにして
中古として売ってくれる
愛されてもらわれていくのなら
ほっとするよな
とはいえ
2~3週間悩むこととなってしまった。。。