夢中人

sura@cosmic_a

公共の福祉

2010年06月11日 | Weblog
基本的人権
人権は、人が個人の尊厳を保持する上で不可欠な権利であり、人が人であることによって当然に認められる権利です。
そして人権は、原則として公権力によっても侵害されることのない権利であり、人種、信条、性別、社会的身分等とは無関係に、
誰にでも等しく認められるものです。

これは、日本国憲法に書いてあることなのですが、これを読んでいると、とても普遍的な感じですよね。
特に日本国民がというワケではない感じがします。

でも、日本国憲法が保障する基本的人権は絶対的なものではないそうです。場合によっては制限されざるを得ないとか。
それはなぜかというと、人間は、複数の人間が共同で生活する社会という場で生きているのであって、この中で生きていく以上、
他の人の人権と、自分の人権が衝突することは避けられないからだそうです。
そこで、人権対立の調整役として「公共の福祉」という概念が用いられるそうです。

この「公共の福祉」なんですけど、「自由国家的公共の福祉」と「社会国家的公共の福祉」があるみたいで、
どちらにしても人権制約みたいなのですが、イマイチ掴めないのです。
その説明を読んでいると、経済にも関わってくるのかなぁという感じで、「規制緩和」などという言葉がありますが、
ここに関係してくるのかなぁという感じがしました。
「福祉」の意味をみてみると、「国家によって国民に等しく保障されるべき安定した生活および社会環境」
「福祉」は「国家によって」ということみたいですね。
そうすると、「福祉国家」とかたまに聞きますけど、あれは「国家による国家」ということかな?
。。。よくはわかりませんが、「福祉」というのを、もうちょっと詳しく知りたくなりました。


ところで、話は変わりますが、もうすぐワールドカップが開催されますね。場所は南アフリカ。
つい先日まで、なぜ、まだ治安が悪いと言われる南アフリカで、ワールドカップなんかをやるんだろうという疑問があったのですが、
なぜそうするのかというのがわかったような気がします。
一つに、世界が注目することによって、お金が集まってくるのでしょうね。いわゆる、投資をしてくれる。
そのお金を使って国を発展させていくんだ。
日本も、東京オリンピックがありましたが、そうだったのだろうなぁ。

南アフリカはですね、たまたま見た報道などでの情報でぐらいしか知らない国だったけれども、
これからは、自ら進んで知ろうという国になりました。
突如、今日からそうなったのですが、南アフリカから見える世界はどんな感じなのだろう。。。
コメント
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